田川伸一郎のブログ

夏休み

千葉県のほとんどの小・中・高校では、今日が1学期の終業式です。

猛暑が続く水害被災地では、今なお暑い体育館での避難生活や炎天下での復旧作業が続いています。
あの日以来、授業の再開が出来ず、終業式もないまま夏休みに入る学校もあります。
何も直接的な支援ができない心の痛みを感じます。

あたりまえのように生活でき、あたりまえのように学校に行け、あたりまえのように終業式を迎えられることが、逆に奇跡に感じられます。

明日は我が身...私が生きている間に、おそらく関東も大地震に襲われ、多くの被災者の一人になると思います。
だからこそ、今をしっかり生きていきたい。
あたりまえではない今日を...


「夏休み」とはいえ、先生方は大忙しです。
部活以前に、膨大な研修や書類作業、会議、職員作業、出張などなど。
「コンクールがあるのに、練習が出来ないから、夏休みも7時過ぎからの朝練をやらざるを得ないんです!」という学校もあります。

昔は、終業式の昼の職員打ち合わせで、校長先生から、「日頃、時間外勤務があったり、なかなかお休みを取れなかったりというのが教師の仕事です。夏休みは、気持ちも身体もゆっくり休めて、2学期にまた元気に子どもたちと会えるようにお過ごしください。」と、ホッとするようなお話があり、美味しいお弁当を取って昼食会をし、にぎやかにそれぞれの夏休み中の予定を語り合ったりしていました。
夏休み中の職員室はシーンとして静か。蝉の鳴き声だけが響いていました。
日直の先生が事務室にいて、たまに数名の先生が、「ちょっと用事で」と来る程度。
もちろん、私はガンガン練習していました。
練習の合間に、特別に吹奏楽部だけでプールに入れさせてもらったこともありました。(許可してくださった校長先生、協力してくださった先生方、ありがとうございました。)

今の職員室や学校内は、夏休みも普段と何も変わりません。

「ブラック部活」よりも、もっと考えてほしい「働き方改革」があると思います。
夏休みまで、先生方を休ませず、バリバリ働かせる行政。
それでいて、「部活を縮小せよ!」「休職者を出さないように、校長は職員の健康管理を徹底せよ!」 はぁ?です。
とんちんかんもいいところ。


そして、明日からいよいよ千葉県吹奏楽コンクールが開幕です。
8月13日までの長い長いコンクールです。

運営しているのは、ほとんどが先生方です。
ご自分の校務をした上で、ご自分のバンドも出場させ、さらに吹奏楽連盟のためのお仕事もされています。
頭が下がります。

運営される先生方のご負担が少しでも減るように、出演者はもちろん、応援の方々も、会場での指示にはすぐに従い、スムーズな運営に協力したいものですね。

「ウチの子が出てるんだから入れなさいよ!」
「いえ、もう演奏が始まっておりますので、入れません。申し訳ありません。」
「だったら、入場料返しなさいよ!チケット買わせておいて、我が子の演奏聴かせないってどういうこと?!」
「お早めにいらしていただければ...」
「何?アタシが悪いってこと?!早く入れてくれないと終わっちゃうでしょ!」
・・・おいおい、保護者さん、悪いのはアナタですよ。役員の先生に謝らせず、諦めましょうね。
今だに、こんな非常識な保護者もいるそうです。
胸ぐらをつかまれたり、蹴られたりした役員の先生もいるそうです。

子どもたちの健全で驚異的な成長を見習い、大人も成長したいものです。


さあ、夏休み!

みんなみんながんばれ!

私も体力の限界と闘う日々が続きます。

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函館から~2018・7月~

先週の金曜日から昨日の月曜日まで、3泊4日で函館にお伺いして来ました。

レッスンに伺う学校は、その年によって少しずつ変わることもありますが、毎年多くの学校が受講希望してくださいます。
スケジュールを立ててくださる先生は、まず受講希望を集め、それぞれの学校の事情を配慮しながら、移動時間が最少になるように組み立てをしてくださいます。

毎回のことですが、学校から学校の移動は、それ以外の学校の先生が担当してくださり、レッスン終了後、スタンバイしていた先生がすぐに次の学校へ送ってくださり、受け入れ側もスタンバイ状態でスタートというスムーズさが特長です。
このチームワークの良さのおかげで、ロスタイムを限界まで減らし、ご希望の学校を全て組み込むことが出来ています。

北斗市にあるホール「かなで~る」は、市内の学校が借りると無料なので、地元の上磯中学校が借り上げて、数校が移動してくださり、私はホールから移動することなく、休憩時間15分で次々にホールレッスンをする日もあります。

また、少々遠い学校が移動してくださり、別の学校でのレッスンにしているのも、これも私の移動時間をゼロにする良法です。
その分、体育館を貸してくださる学校の練習時間は減る訳ですが、「おたがいさま」「おがけさま」の気持ちで成り立っています。

今回の受講希望校は、小・中・高校合わせて18校。
上記のような見事なスケジューリングで、全ての学校を組み入れることが出来ました。
担当の先生の頭脳と、先生方の温かい協力体制に敬服です。

地区コンクールに向けてのラストスパート(ちょうど2週間前)の練習で、私はスコアをにらみつけて、上手くいっていない箇所に付箋をどんどん貼り、早業で直していくという形でした。
すぐに直らないところはスルーして次へ。限られたレッスン時間を1分たりとも無駄にせぬようスピーディーに進めます。

部員たちのテンションも素晴らしかった。
みんな本気の受講姿勢。 先生方の本気がしっかり伝わっています。

そして、函館の涼しかったこと!
滞在中の最高気温が、多分22℃位だったと思います。
防音のために窓を閉め切った体育館でも、普通に練習できるのです。
千葉では考えられません。
この涼しさのおかげもあって、4日間、とても元気に過ごすことが出来ました。

帰りの飛行機が、羽田空港トラブルのため、1時間30分以上も遅れ、帰宅出来たのは夜中でした。
さすがにぐったりしましたが、豪雨災害に遭われ、猛暑の中で避難生活をされている西日本の方々を思えば、何のことはありません。

今回の記事は、各校へのコメントなしで、スリムにまとめさせていただきます。
全ての学校が、5月または6月にお伺いした学校です。
どの学校も、大きな成長と新たなる目標が見え、コンクールまでの伸びしろが期待できました。

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やっぱり函館の海鮮はサイコー!

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吉田商店のスープカレーは絶品です。 函館に行くと必ず行くお店です。

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八幡坂にて

地区大会までの2週間の練習、今回得た課題や自信を胸に、悔いなく頑張ってください。

ご健闘をお祈りしています。

先生方、部員の皆さん、ありがとうございました!


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山梨県立美術館

火曜日の山梨大学レッスンの日、早めに家を出て、レッスン前に、緒形先生オススメの山梨県立美術館に足を運びました。

甲府駅からパスで10~15分です。

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正面から見た美術館です。

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周囲も「芸術の森公園」として、彫刻が飾られ、とても美しい風景になっています。


この美術館は、「ミレーの美術館」として親しまれ、ミレーの代表作、「種を蒔く人」や「落ち穂拾い、夏」なども飾られています。

ミレーは、自然と共に生きる農民たちの姿を主に描き、評価を得ました。

その構図だけでなく、色彩が私の心にぐっと来ました。

音楽につながるヒントでもありました。

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「種を蒔く人」

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「落ち穂拾い、夏」

広い館内は、静まりかえり、ゆっくりと絵画を楽しむことが出来ました。

こんなひとときは稀です。

行って良かったです。

ありがとうございました。


皆様も機会があれば、ぜひ訪ねてみてください。


山梨県立美術館のHPはこちらです。
  ↓

山梨県立美術館


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山梨大学吹奏楽団の皆さんと

昨日は、山梨県甲府市にある山梨大学吹奏楽団にお伺いさせていただきました。

ご存じのとおり、山梨大学吹奏楽団は、緒形まゆみ先生がご指導に入られているバンドです。
その緒形先生が私を団につないでくださり、時々、レッスンをご依頼くださったり、私から激励訪問を申し出たりと、仲良くお付き合いさせていただいています。

6月の緒形先生の「たんぽぽコンサート」にも、多くの学生さんたちが出演やお手伝いをされていました。
すてきなロビーアンサンブルコンサートもされました。

今回のお伺いは、「コンクールに向けてのレッスンを受けたい」という学生さんたちの願いを、緒形先生が私に伝えてくださってご縁をいただきました。
「緒形先生がご指導されていらっしゃるのに、私なんかが...」とお話ししましたが、緒形先生は「学生たちの希望です。私も必ず同行いたしますので、ぜひお願いします」と。
先生のお話や思いを伺い、それならばと、襟を正して受けさせていただくことにしました。

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山梨大学吹奏楽団には、大学に入ってからの初心者もたくさんいます。
忙しい学業と両立させて練習に励み、少ない人数ながらも、とても熱心に活動されています。

日頃は、自分たちだけでの活動ですが、在学中に学生指揮者をしていた方が卒業後も後輩たちの指導に来られており、コンクールの指揮もされます。
また、地元で活動されているクラリネットの先生も、頼もしい応援団としてアドバイスしてくださっています。
そして、緒形まゆみ先生は、音楽のみならず、「人として大切なこと」や「大人としてのマナー」までご指導されていらっしゃいます。

いつお伺いしても、メンバーが入れ替わっても、このバンドのメンバーの素直さは変わりません。
礼儀正しく、人にも音楽にも謙虚です。

私が応援を続けているのも、そんな団員の素晴らしさあってこそです。

団長さんからのメールやお電話、お手紙、そして応対は、まさに「大人」としての常識を備えています。
自分の大学生時代を思い出すと、恥ずかしい限りです。


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今年のチームで話し合った1年間のモットーです。
「伝統を受け継ぐ」とか「指導者に従う」ではなく、「自分たちはどうしたいのか」が最優先の大学生らしいバンドです。



今回のレッスンは、通常の平日練習1時間半という短い時間でした。
授業などの関係で、全員が揃ってスタートという訳にもいきません。
全て承知の上です。

この短い時間に何を伝えるかを取捨選択し、矢継ぎ早に進めました。

課題曲は「ワルツ」です。
私の指揮で、楽譜が求めていることの中から、ポイントを絞ってお伝えし、練習しました。

日頃からリトミックや歌う活動を取り入れている成果で、ワルツのとらえ方や音楽の進ませ方も身体と感覚に入っていたので、その上のレベルのことだけを指導出来たことがうれしかったです。

吸い取り紙のように、アドバイスを吸収していく素直さや反応力は、大学生だからではなく、団員たちの「学び力」の高さあってこそです。
その「学び力」の根底には、謙虚さと素直さがあります。

大学生バンドの鏡のような山梨大学吹奏楽団の皆さんです。


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和声についての勉強も...。 理論の勉強も大学生だけあって、ウンウンとうなずきがありました。
指揮者を務める卒業生も、真剣に勉強されていました。


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真剣な表情で話を聞き、どんどん吸収していく意欲と学習力に感心です。

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緒形先生、クラリネットのコーチの先生、指揮者を務める卒業生さんと一緒に。

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素直でひたむきな皆さんが大好きです。 これからも、心ひとつに豊かな音楽を! 
またお会いしましょう!


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レッスン後、一緒にお食事に行った皆さんと。 
ひとりひとり、レッスンの感想を話してくださいました。
お付き合いしている東京都の小学校の先生の教え子さんもいてびっくり。


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私を山梨大学の皆さんにつないでくださった緒形先生、ありがとうございました。
爽やかで礼儀正しい団長さんです。 小学校の先生を目指す教育学部の学生さんです。



緒形先生、団員の皆さん、お招きをいただき、本当にありがとうございました。

これからもずっと応援していきます!

週末の合宿練習も頑張ってくださいね!



山梨大学吹奏楽団のブログはこちらです。
ぜひご覧ください。

 ↓
山梨大学吹奏楽団活動日記

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宮崎から~その1~

先週の金曜日から昨日まで、宮崎県にお伺いさせていただきました。
2週連続の九州への出張です。


昨年の夏に初めて宮崎県からのお招きをいただき、小学校5校のレッスンをさせていただきました。
そして、その際に、「来年もぜひ!」と、1年前からのご予約をいただいた今回のレッスンでした。

今回は、小学校4校と中学校2校、そして、高校1校の計7校からのお招きでした。

全国的に大雨の不安定なお天気。

福岡、佐賀、長崎には、大雨特別警報が発令され、大変な水害も起きていました。
同じ九州でも、宮崎は普通の雨でした。

昨年度も、私が宮崎にお伺いした時には、福岡は大変なことになっていました。
まったく同じ状況...テレビやネットニュースを見ながら、ドキドキしていました。

そして、昨年度以上の広い範囲で増え続ける甚大な被害。
亡くなられた方、行方不明の方々の数も、まだ結論には達せず。把握不可能とのこと。
胸が痛みます。
宮崎の先生方とも、被害に遭われた各地の方々を気遣いながらの3日間でした。


昨年は、学校間の移動距離の長さに少し疲れてしまいましたが、今年度はホールも使い、私が移動せずに、遠い学校が移動して来てくださる形を取ってくださいました。
おかげさまで、とても楽な短い移動で済みました。
ご協力くださった保護者の皆様にも感謝です。

また、この7校のレッスン予定や懇親会は、吹奏楽連盟と小管研にも事前にご紹介くださり、見学・参加自由というシステムを作ってくださいました。
レッスンを受講されない学校の先生方とも出会うことが出来、とてもうれしかったです。

コンクールに向けてのレッスンを、このように自由に見学して一緒に勉強出来るように...宮崎の先生方の心の広さが分かりました。
とても素敵な先生方の輪でした。

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合奏に至るまでの子どもたちの動きがしっかりと確立されており、全ての行動や練習メニューに無駄がなく、とてもスムーズにおこなわれていました。
先生の信念や、子どもに対する向き合い方にも、「職人技」を感じさせる導入でした。
小さい学年の子どもたちも、真剣そのもので、特にトランペットパートは6年生1人に3年生3人という編成でしたが、言われなければ「5年生かな?」と思うほどの3年生たちでした。
コンクール曲は、和声の色づけがとても美しい曲です。小学生には分かりにくい世界ですが、メジャー7thコードや9th、11thの和音の色を小学生なりに感じ取る勉強にこだわりました。
日頃の「聴く学習」の深さが分かる子どもたちの反応に驚きました。
みんな、「この曲がますます好きになりました!」と、笑顔いっぱいにレッスンのまとめをしてくれました。
さらに、この曲の良さを知って、曲と仲良しになってコンクールに向かってほしいです。


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こんなかわいい歓迎の七夕飾りも... ありがとうございました。

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私を宮崎にお招きくださり、先生方にレッスンの呼びかけをしてくださった先生の小学校です。
去年は、学校でのレッスンでしたが、今年度はホールでの練習ということで、多用している打楽器の配置もお試ししながら、バランスの調整もしていきました。
とても難しく、大人の感性を必要とする曲を選んで練習しているため、何とか楽譜を音にすることに精一杯で、まだ響きやハーモニーを味わいながら豊かに演奏する余裕はありません。
レッスンしながら、ざっくり行くかどうか考えましたが、やはり、大切な部分にこだわらない訳にはいかず、曲全体を扱うことは出来ませんでした。
ても、曲づくりの観点を、少なくとも顧問の先生は理解してくださったと思いますし、子どもたちも、「ただ難しい曲」と印象から脱出して、曲の良さをかみしめながら演奏する道筋が持てたと思います。
コンクールはゴールではありませんので、1年間かけてじっくりと向き合ってほしい曲だと思います。
次第に見えてくる音楽の景色を楽しみに歩んでいきましょう。


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部員数10数名というこの小学校のコンクール曲は、このバンドのために書いていただいたオリジナル曲です。
ひとりひとりの実態を生かして、各々の力を安心して、存分に発揮出来るように配慮が行き届いた愛情溢れる曲です。
吹奏楽でありながら、トランペットがいないという編成ですが、ソプラノサックスやフルート、クラリネット、鍵盤楽器、ピアノが大活躍し、「そういえばトランペットがいないんでしたね」と、後から気づくほど輝きに満ちたサウンドを出せていました。
小編成であればあるほど、先生の心配から、「しっかり鳴らして」という方向に進みがちですが、かえって色彩に乏しい演奏になってしまいます。
「アンサンブル」という発想に立ち返れば、大編成のような音量や音圧を求める必要ありません。
広瀬勇人先生のDVDを思い出し、繊細にバランスを工夫したり、打楽器の配置によって音響的な面白さを出せることを見出したり、場面転換を鮮やかにしたりと、とても楽しいレッスンが出来、あっと言う間に時間が経ってしまいました。
ひとりひとりの技術がとても高いチームなので、これからの音楽的な進みがとても楽しみです。


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昨年度は、顧問の先生が、「私、吹奏楽指導1年生なんです」と、少し不安げにおっしゃっていました。
それでも、ベテランの先生だけあって、とても素晴らしいご指導、教育をされていらっしゃいました。
今年度は、「2年生」なのでしょうが、この1年間の伸びの凄すごさには敬服いたしました。
「吹奏楽」というもののつかみがぐんと深くなり、サウンドの豊かさや立体感の作り方などが段違いに良くなっていました。
選曲も、とても良い曲を選ばれ、コンクール参加を通して、子どもたちが様々なスタイルの音楽様式を学び、それに合った演奏の仕方を工夫する楽しさを味わいながら、生き生きと練習していました。
子どもたちの実態に合った曲なので、無理がなく、楽しく「音楽の勉強」をすることが出来ました。
レッスンの時間と共に、ぐんぐん変わっていく演奏に、見学に来られた他校の先生がびっくりしていらっしゃいました。
良い夏を過ごしている幸せを私まで感じることが出来ました。



*引き続き、宮崎で出会った中学校、高校バンドをご紹介します。

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