FC2ブログ
 
■プロフィール

schoolbandsupporter

Author:schoolbandsupporter
田川伸一郎のブログへ
        ようこそ!
小学校教師として、30年間、音楽専科や学級担任、そしてバンド指導にかかわってきました。現在は、フリーの「スクールバンドサポーター」として、小中高等学校のバンド活動を、顧問の先生や部員たちの願いや悩みに寄り添いながら、これまでの経験を生かしたアドバイスで支援させていただいています。

東京都品川区立日野中学校、都立小山台高等学校で吹奏楽部員(パーカッション)として活動。
千葉大学教育学部音楽科卒。
千葉市立犢橋小学校、千葉市立幸町第三小学校、市川市立大柏小学校、市川市立新浜小学校、市川市立真間小学校に勤務。
在職したすべての学校で、吹奏楽部を設立、または継続指導し、5校すべてを「TBSこども音楽コンクール」「全国学校合奏コンクール」「日本管楽合奏コンテスト」等で計14回の全国一位に導いた。
「日本管打・吹奏楽学会」会員

■最新記事
■カテゴリ
■FC2カウンター

現在の閲覧者数:

■FC2カウンター

■メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

■検索フォーム

■リンク
■QRコード

QR

日常のありがたみ
全国のほとんどの学校で、卒業式・修了式が終わりました。

「休校措置」が修了式で終わった学校は、翌日からは「春休み」で、部活動も解禁になった学校もあると聞きます。
「休校措置」が続いている学校では、新年度まで部活動も禁止のようです。


休校が終わって「春休み」に入り、ほんとに久しぶりの部活動をしたという3つの学校の先生からメッセージが届きました。

まだ密集はいけないということで、みんなバラバラになってコンクール曲の個人練習をしたという先生。

いくつかの部屋に散らばり、その部屋の中でも皆が離れて座り、先生は廊下で拡声器を持って合図を出して合奏したという先生。

本当に短時間ではあるけれど、皆が部屋中に出来るだけ広がって合奏したという課題曲「エール・マーチ」の動画を送ってくださった先生。


どんな形であれ、吹奏楽部の皆が集まれた、互いの音が聴けた、音が重なる喜びを味わえた...

今まで「あたりまえ」であったことが、本当に特別な喜びであることを痛感したという先生方。
きっと子どもたちも同じだったことでしょう。

まだたどたどくはありましたが、「エール・マーチ」を演奏する姿と音に、何かとてつもない勇気と優しさを感じました。
特に、トリオの優しい旋律とハーモニーは心の奥までしみじみと響きました。

こうやって皆で音を重ね合わせられることがどんなに幸せなことであるか。

私も、今、しみじみ思います。

多くの先生方、生徒さんたちと共に、音や音楽に打ち込み、悩み、喜んだ日々がどれだけ尊いものであったか。
普通に学校に伺い、普通に笑って過ごせたあの時間が、私にとってどれだけ尊い宝物であったか。


母の病院は、緊急呼び出し以外は、面会禁止になっています。
次に、緊急電話が来た時は、「その時」だと覚悟しています。

家から病院まで歩くと片道45分位です。
最後に面会出来た日、酸素マスクを付け、必死に呼吸していた母の姿を思い出し、車ではなく歩いて病院の前まで行き、そのまま帰って来ることもしています。
何もしてあげられない、そばにもいてあげられない、もどかしい気持ちを抱えて。
これも母へのせめてもの応援と思いながら...



ぽっかり空いてしまった3月の日々。

美しい風景(私は特に海が好きです)を心でじっくりと味わったり、近所でも車で走っている時には知らなかった風景を歩いて感じています。


Xjfq8FAowINj4SK1585120140_1585120156.jpg
家の近くの美しい景色です。

wIMSIqgxyJPGuKA1585120182_1585120189.jpg
子どもたちと何度も合宿で訪れた岩井海岸です。

NT2CYC4ZQGiF5gX1585120285_1585120291.jpg
茨城県の大洗海岸です。


東京オリンピック・パラリンピックの延期が決定し、新学期からの学校生活や部活動がどうなるのか。

これから何が起きるのか、何がどうなるのか...

これまで経験の無い事態です。


せめて、苦しい気持ちや寂しい気持ちの中で、「日常のありがたみ」を、誰もが心に深く刻み込めますように。

そして、少しでも明るいニュースが届きますように。




スポンサーサイト



日記 | 22:39:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
リーダー不在
3月20日 毎日新聞ネットニュースより


一斉休校、新学期から一部解除へ 首相、方針取りまとめ指示

安倍晋三首相は20日、首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、全国の小中高校などの一斉休校について「専門家会議の分析・提言を踏まえ、新学期を迎える学校の再開に向けて、具体的な方針を文部科学省で取りまとめてほしい」と指示した。
政府は4月の新学期から、一斉休校の要請を一部解除する方針だ。


萩生田光一文科相は会合終了後、記者団に「来週の早いうちに、(学校)再開に向けたガイドラインを示したい」とも述べた。

首相は対策本部で、大規模イベントの自粛については「専門家会議から、主催者がリスクを判断して、慎重な対応が求められるとの見解が示された。主催者が判断する場合は、感染拡大の防止に十分留意してほしい」と述べた。



この記事を見て、まず、「おっ、 新学期から一斉休校が解除なんだ!」と、一瞬うれしくなった。
でも、その直後に、「首相、方針取りまとめ指示」  えっ?

この「全国一斉休校要請」は、安倍首相が萩生田文科大臣の反対を押し切って強引に発表したものだ。

しかし、その解除については、他者に責任を取らせようとしているようだ。

「専門家会議の分析・提言を踏まえ」と、ここでまず専門家会議に責任を預ける。

その上で、「新学期を迎える学校の再開に向けて、具体的な方針を文部科学省で取りまとめてほしいと指示」と、さらに文部科学省に責任を預ける。

大規模イベントの自粛については、「専門家会議から、主催者がリスクを判断して、慎重な対応が求められる。主催者が判断する場合は、感染拡大の防止に十分留意してほしい」と、主催者に責任を預ける。


安倍首相の突然の全国一斉休校要請、大規模イベントなどの自粛要請で、日本中がネガティブで萎縮した空気感に包まれてしまった。

全国一斉休校も、はじめは「外出を控え」だったのが、「子どもが出歩いている」という苦情が学校や教育委員会に殺到したから、「屋外での運動などを妨げるものではない」と訂正。
これで、子どもたちは、朝から晩まで大威張りで外出できる条件が出来上がった。
子どもを介した感染拡大を防ぐための一斉休校じゃなかったの?
元気にジョギングしたり運動したりしている子どもたちの姿を見るのは良いけれど、暇つぶしに「たむろ」してスマホをいじっている子どもたちの姿も当然目に入る。
明確なエビデンスの無い、思いつきの「一斉休校」に踏み切ってしまった結果だ。

テレビに出る「専門家たち」の発言は当然のことながら一致しない。過去に例が無いのだから仕方がない。
その一致しない「専門家たち」に分析・提言をさせ、文部科学省に具体的な方針を取りまとめさせ、一斉休校要請の決定者である安倍首相は、「ということです」と、他人の意見に責任を負わせた発表をするのだろうか。

「これで感染が拡大しても私の責任ではありません。専門家会議と文部科学省の責任です。」と予防線を張りたいのだろうか。

萩生田文科大臣も、腹の底では、「こっちは一斉休校には反対したのに自分が勝手に発表しておいて、何で解除の時にはこっちに具体的な方針を出せとか指示するんだよ!最後まで責任取れよ!」と思っているかもしれない。 私ならそう思う。


そして、安倍首相は、「新型コロナウィルスに打ち勝った証として、東京オリンピック・パラリンピックは予定どおりに開催しようではありませんか!」と、大袈裟なパフォーマンス。
もはや周囲は、「あんた、何でそこだけ張り切ってんの?」のしらけムード。
大規模イベント自粛によってオリンピック・パラリンピックに向けた様々な大会や準備、各国の交流も無くなって来ているのに。


国のリーダーたちが、こういうエビデンスの無い、気分だけのちぐはぐな発言をし合うから、犠牲になった子どもたちは自由奔放の生活をし、大人たちは対応に苦しみ、あるいは仕事を失って途方に暮れ、経済も停滞して多くの産業が打撃を受ける結果となっている。


そんな沈滞ムードの中で、だんだん「新型コロナを恐れるのではなく、上手に付き合っていけばいい。」「重症化しやすい高齢者や持病持ちの方々を守ればいい。またその方々が自己防衛すればいい。子どもや経済を犠牲にすることではない。」「無症状の感染者は既に数限りなくいて、その人々は免疫によってウィルスを封じ込めてくれている。」と、はっきり言ってくれる専門家も増えてきた。

また、政府の方針を待たず、いや、あてにせず、授業や部活動の再開をする自治体や学校も増えてきた。
この沈滞した空気感や閉塞感を、学校から打開していこうという動きだ。

このちぐはぐな国のリーダーたちよりも、教育現場にいる先生方の方が、子どもたちのことや親たちのことをずっとよく分かっている。

二度と戻って来ない子どもたちの「今」を、このエビデンスの無い、沈滞した空気感の中で過ぎ去らせてはいけないと、先生方は思っている。


今まで経験したことがない事態だ。

「完全」など無い。

その中で勇気ある決定をした自治体や学校に拍手を贈りながら、それが正解のひとつであることを願い、見つめたい。



日記 | 23:59:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
歩く
学校での年度末のまとめのレッスンも、地方での講習会も、心を入れていた高校の定期演奏会の客演指揮も、全部無くなってしまった3月の私。


毎日、出来るだけ歩くようにしています。

自然と対話し、色々なことを考え、色々な方々のことを考え、改めて「あたりまえの日常」に感謝し、心を整えています。


先日来、小学校の卒業式に向けての様々な温かい取り組みのお知らせが届くようになったことも、大きな喜びです。

管理職や職場への説明にこのブログを使ってくださったとか、「6年生のために何か出来ないかと思っていた自分の背中を押してもらえました」とか、実際に先生方が練習している動画を送ってくださった先生も...

ほんの少しでも、どこかで誰かのお役に立てているなら、とてもうれしいです。


そして、今日は、ある中学校の先生から、「休校は24日までで、25日から通常の春休みで部活もやっていいことになりました!とりあえず、3年生とのお別れ会をします!」と、弾むようなメッセージが送られて来ました。

また、「部活再開はいつになるか分かりませんが」と添えて、来年度の小さな編成のバンドのために選曲と編曲のご依頼をくださった中学校の先生もいらっしゃいます。

2月に予定していた定期演奏会の当日の朝に「中止」が決まり、急遽、午前中に保護者の方々だけに演奏を聴いていただく機会を設けて、そのDVDを送ってくださった小学校の先生。
全部見させていただき、とても感動しました。


母は、結局、退院出来ず、ここのところ、呼吸も少し苦しくなっていて、また、酸素マスクを付けています。
面会禁止ではありませんが、「10分以内」というルールがある中、数日に一回、ほんの1分程度だけベッドのそばに行き、「お母さん、分かる?」の言葉だけをかけています。
何も反応が無い時もあれば、少し眼を開き、小さくうなずいてくれる時もあります。
そんな母からも、相変わらず力をもらっている私です。


たくさんの「おかげさまの気持ち」をふくらませ、自分に出来ることは何かをさらに考え、深めながら、今を過ごしていきたいと思います。




日記 | 11:31:28 | トラックバック(0) | コメント(3)
うれしいメッセージ その2
昨日に引き続き、今日も4校の先生方から、うれしいメッセージが届きました。

2校の先生は、昨日メッセージをくださった先生と同じように、入退場の音楽を先生方で演奏することになったという内容でした。

担任の先生方が、思いの外、喜び、楽しんで取り組んでくださっているといううれしいメッセージでした。


もう1校の先生は、少し違う取り組みをお伝えくださいました。

先生方で『花は咲く』を歌ってビデオに撮り、卒業式の校長先生式辞の最後にサプライズで映し出すそうです。

呼びかけも歌も無い卒業式なので、先生方も生で歌うのはやめて、あえてビデオ映像で。

きっと先生方おひとりおひとりのアップの表情も映し出され、思いを込めて、優しい笑顔で歌ってくださった『花は咲く』の合唱映像は、6年生たちの心に大きな「感謝と勇気の花」を咲かせることだと思います。


そして、もう1人の先生からは、「私たちの学校では、音楽ではないですが、例年以上に体育館をきれいに装飾して6年生を送り出してあげようと、先生方で懸命になって飾り付けをがんばっています!」とLINEが届きました。


こんな緊急な時だからこそ、その中で出来る最高のことを、どの学校でもそれぞれに話し合われ、実践されていることだと思います。


どのメッセージにも愛が溢れています。

心がほっこりします。


RvwjTdKMu4a36xi1584102872_1584102889.jpg
今朝の散歩で。  
「もうじき咲くから~ みんながんばれ~」と、ソメイヨシノのつぼみが元気に語りかけてくれました。




日記 | 22:01:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
うれしいメッセージ
昨夜遅くにアップさせていただいたブログ記事。

小学校の卒業式についての取り組みについて、先ほど、とてもうれしいメッセージが届きました。


他の小学校の音楽専科の先生からです。

今朝の出勤中に、スマホでブログを読んでくださったらしく、早速、5、6年生の担任の先生方や管理職の先生方に相談し、朝の打ち合わせで先生方に提案。

卒業式には出られなくなった5年生が演奏する予定だった入退場曲を、先生方が「出来そうな楽器」で演奏してはどうかと。

校長先生はじめ先生方は、「それいいね。やりましょう!」と盛り上がり、決定。
もちろん、「参加出来る先生方で」ということで。
突然の提案だったのにもかかわらず。

なにせ、安部首相の「突然の発表」で、この空しい休校になってしまったのですから、こんな素敵で前向きな「突然の提案」は、むしろ先生方を笑顔にしてくれたのかもしれません。

午前中に、参加出来る先生方に「出来そうな楽器調べ」をして楽譜の用意。
午後、それぞれ都合のつく時間に音楽室に来て、30分程練習したそうです。

初任の男の先生は、鍵盤ハーモニカを指2本だけ使って必死に練習していたと。(笑)

先生方にとっても、楽しいひとときになったようです。

これも、日頃からの職場の雰囲気の良さ、音楽専科と担任の先生方との人間関係の良さがあってのことでしょう。


うれしいメッセージをありがとうございました。

6年生たちの驚きや喜び、感動の表情が目に浮かぶようです。



日記 | 22:48:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
次のページ