田川伸一郎のブログ

夏休み

暑い日が続いています。

関東の多くの学校では、昨日が終業式でした。

学期末の忙しさの中、コンクールに向けての追い込みには、なかなか厳しいものがありますが、今日からは学期中よりも練習に集中出来ることだろうと思います。

子どもたちは、部活のためだけに学校に来る夏休みの方が、部活の精神で生活が出来、顧問の指導も入りやすくなるように思います。
そして、気持ちも力もぐんと高まるのです。

千葉県では、そんな今日から千葉県吹奏楽コンクールが始まります。

スタートは、中学校B部門の予選一日目です。
この部門の予選は、4日間に分けて開催され、4日目は26日です。
出場日もくじ引きで決まります。

今日の出番を引いてしまった学校が気の毒でなりません。
夏休みの集中した練習をすることなく、多くの学校は、コンクールが終わってしまうのです。
本選大会に残れるのはわずかの数だけですから。

一昨日にお伺いした中学校は、最終日の出番を引きましたので、夏休みに入ってから、5日間も練習が出来ます。
そのありがたい5日間を考え、クリアして欲しい最後の宿題を出しました。

審査は、その日ごとですから、日が違っても有利不利はありませんが、夏休みの集中練習をしてステージに立てるかどうかは、「思い出の演奏」としては大きな違いです。

千葉県吹奏楽コンクールに出場する全団体の曲目もHPにアップされました。
http://www.chibasuiren.gr.jp/news/wp-content/uploads/2017/07/suicon_pro.htm

それぞれの思いがこもった大切な曲です。
ぜひ良い演奏を!

皆さんの夏休みが、心に残る良い日々であることを祈ります。


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函館から~2017・7月・その1~

先週の金曜日から昨日まで、3泊4日で北海道の函館にお伺いして来ました。

函館地区の先生方は、この「海の日」にかかる金曜から月曜(海の日)の4日間を、「生涯予約?」としてずっと先までご予約をしてくださっています。
毎年、コンクール前のこの4日間にレッスンを希望される学校が増え続け、今年はとうとう18校というすごい数になりました。
普通に考えたら、組み込めない数ですが、この地区の先生方の協力、保護者の皆様の協力は素晴らしく、早くからホールを押さえていたり、複数の学校がひとつの学校に集まったりして、私が移動しなくてもいいようにスケジューリングしてくださいました。

移動時間が無くなる分、ロスタイムが無くなり、移動の疲労もなくなります。
(でも、休憩時間もほとんど無くなり、お昼も食事時間を含めて30分だったりしました・・・とほほ)

そして、移動する場合も、レッスン前後の学校の先生ではない先生が送迎してくださるということで、レッスン終了後、すぐに次の学校に向かって出発できます。

それでも、毎日の最後が20時頃終了で、それから夕食というハードな日程でした。

予定されていた高校のひとつがやむを得ない学校事情で急に部活中止となり、キャンセルになってしまいましたが、前日レッスンした中学校に再度サプライズレッスンに伺うことにし、駒数が減ることはありませんでした。

4日間のスケジュールを組んでくださる先生には大変なご苦労をおかけしますが、小学校から高校までの先生方の見事な連携には頭が下がります。
そして、私が出来るだけ疲れないようにと、温かいご配慮や優しいお声かけにも感謝です。

連休ということで、函館の街は観光客でいっぱい。
飛行機もホテルも、観光客でいっぱい。
そんな楽しげな人々を横目で見ながら、連休返上で頑張る各学校の皆さんと、熱い感動の時間を過ごさせていただきました。


今回のレッスンのうち、中学校2校と高校1校の3校が今年度初めての学校でした。
いずれも、毎年お招きいただいている学校です。


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このバンドは、全員が中学校からの初心者スタートですが、先生の巧みなご指導力で、たちまち上級プレイヤーに育ってしまうスーパーバンドです。
そして、部員たちがともかく明るい!素直!活発!エネルギッシュ!パワフル!ノリがいい!
そんな彼ら彼女らと過ごす時間は、私の心もキラキラします。
今年のコンクール曲が、このバンドの特性を考えて、超オススメした難曲です。
先生も部員たちも気に入ってくださり、「やはりピッタリ!」の演奏を聴かせてくださいました。
大雑把にはとても良い演奏が出来ていたので、場面転換と色彩感をつけるための配慮の仕方をレッスンしていきました。
曲の面白みがますます膨らみ、私も演奏を聴いていて楽しくて仕方ないほどでした。
コンクールのステージでも、思い切り楽しんで、独特の曲の世界を表現してほしいです。


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学区の小学校にもレッスンにお伺いしているので、知った顔も多い中学校バンドです。
今年の曲は、先生の思い入れが強い選曲のようで、先生も生き生きと指揮していらっしゃいました。
曲の中で、トランペットがホルンに持ち替えて内声の厚みを増やす工夫もして、サウンドの色彩に変化をつけていました。
縦の音楽と横の音楽、フレーズのまとまりや頂点を生かして表現することで、語り口の分かりやすい表現になったり、場面転換が明確になることを確認しました。
また、くっきりとした強奏と同じ位、弱奏に説得力をつけるための演奏の仕方をアドバイスし、ドラマ性があるこの曲の良さがますます豊かに表現出来るようになりました。
さらに楽譜を読み込んで、作曲者の意図や思いを汲んだ演奏に仕上げていってください。
 

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この高校バンドの顧問の先生は、上磯小学校吹奏楽部の卒業生です。
小学校時代には、私のレッスンを受け、打楽器を演奏していたかわいい姿がまだ心に焼き付いています。
こうして、高校の先生になったり彼との再会は、感激以外の何物でもありません。
今年の選曲は、何十年も前に大流行した名曲のオリジナル曲で、私も大好きな曲です。
やはり、良い曲というものは何年経っても良い曲だと、改めて感じました。
とても丁寧に練習し、音型やリズム感などにあまりこだわらず、遅いテンポで、良い音色、丁寧な発音に注意して練習して来た成果が出て、強音も耳に痛くない豊かなサウンドが響いていました。
今回のレッスンで、一気にこの曲に必要なアタックやアクセント、リズム感、独特の音高感、作曲技法の特徴などを勉強し、これからコンクールまでの進み方をアドバイスさせていただきました。
先生は、理解力抜群です。まだこなせなかった課題も必ずクリアーしてコンクールを迎えてくれることでしょう。



続いて、今年度2回目レッスン校を、お伺いした順にワンショットでご紹介します。

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新しい先生との初コンクールに向けて頑張る小学校です。
ぐっと上手になって自信のある音を聴かせてくださいました。
楽譜にない強弱やバランスの調整をして、変化豊かな立体的な演奏になりました。


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こちらの小学校も新しい指揮者の先生との初コンクールです。
先生の綿密な指導計画のおかげで、技術も表現力も「先生色」になってきました。
ゆっくりの部分の進み方を特に勉強し、流れの良い美しいフレーズが見えてきました。


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今年度からお付き合いいただいている中学校は、単独でホールを借りて意欲的な練習をされました。
ソロの演じ方、曲想を生かしたサウンドづくりやアタックの付け方、強弱の幅の拡大、テンポ感の統一などを綿密に練習し、曲の良さがぐんと際立ってきました。
特に決めてほしいハーモニーの箇所を数か所、学校に戻っての宿題にしました。コンクールまでにクリアしてくださいね。


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こちらの高校には5月にもお伺いしましたが、その時練習していた自由曲に、「???」...
その後、先生と相談し、このバンドの良さが出る曲という観点で選曲し直しました。
曲とのマッチングは抜群です。近年、派手で難解なコンクール自由曲が多い中、シンプルで渋く、高貴な音楽で評価が得られることを祈っています。


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6月のレッスンで指摘させていただいたことを十分に練習して今回のレッスンに臨んでくださいました。
ケルト風の曲は、速い部分も聴きごたえありますが、ゆっくりな部分の表現にはさらにこだわりたいところです。
大きなフレーズで、音色やテンポの運びも単調にならないように演奏する練習をたっぷりし、ぐっと感動性が高まりました。


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全校児童25人のうち17名が部員という奇跡のバンド、椴法華小学校は、前回のレッスンでアドバイスした表現力や打楽器のパフォーマンスがしっかりとした力となって身に付き、スケールの大きい演奏になっていました。
今回は、新たな強弱の工夫、ハーモニーのチェックをし、ますますレベルの高い目標が出来ました。
みんな兄弟姉妹のように仲良しで、一緒にいるだけで幸せになります。



*その2に続きます。

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函館から~2017・7月・その2

引き続き、今年度2回目のレッスンにお伺いした学校です。

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1ヶ月でこんなにも伸びるのかと思うほど、がっしりとしたサウンドを聴かせてくれた小学校バンドです。
皆が夢中になって演奏しているのが伝わり、曲の雰囲気がずいぶんよく出せるようになりました。
今回は、さらにフレーズの運び方やバランス、強弱の拡大、場面転換の工夫に挑み、より変化豊かな演奏になりました。


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上磯中学校は、6月の中旬に、課題曲をⅠ『スケルツァンド』からⅢ『インテルメッツォ』に、急遽変更したので、今回は、『インテルメッツォ』だけをじっくり勉強しました。
サウンドと雰囲気づくりが超一流の上磯中学校ではありますが、そこに頼らず、楽譜を隅々まで細かく読み込むことがどれだけ大切であるかということを痛いほど感じたレッスンになったと思います。
今年も名古屋のステージに立てることを夢見て、さらに奥深い勉強を...


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5月に浜松でのバンドクリニックで演奏し、たくさんの先生方から「感動!」の声が寄せられた上磯小学校の子どもたちは、その体験が生きて、一段と立派になった姿と演奏で迎えてくれました。
5月のレッスンでは、バンドクリニックに向けて数曲のレッスンをしましたが、今回はコンクール曲の『ザ・レッドマシーン』(グレイアム)1曲に集中して、曲の細部にわたるアドバイスが出来ました。
技術的には、難しい曲ではありますが、その中で音色やフレーズ、短音のハーモニーにもこだわって、緊張感と色彩感のある演奏に仕上げていってもらいたいです。


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前回のレッスンは、5月でしたが、2ヶ月でサウンドもスケールも大幅アップした演奏にびっくりしました。
人数が少ないバンドですが、それ以上の重厚感ある響きがするのは、ブレスや精神を磨く先生のご指導以外の何物でもありません。
みんな、コンクール曲が大好きで、イメージ豊かに自発的に表現しています。各フレーズの味やハーモニーの力、アーティキュレーションを綿密に表現し、最高の演奏に仕上げていってください。


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5月にお伺いした後、また部員が増え、活気いっぱいに活動する木古内小学校は、無料町バスのおかげで北斗市「かなで~る」でのホール練習に参加出来ました。
セッティングを工夫したり、音の入れ替えをしたりして、この小編成バンドの良さを生かす練習をし、皆のやる気も加わって、どんどん良い演奏に変容していきました。見学されていた先生方もびっくり。
コンクールまでの日々も、広い空間をイメージして、さわやかな木古内小サウンドを磨き上げてください。


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木古内中学校も、ホール練習に参加出来、バランス調整や表現の豊かさを目指してレッスンが出来ました。
曲の特質を生かした打楽器の独特なセッティングで、初心者を含む18名の小編成バンドが、色彩感豊かな趣ある演奏に近づいて来ました。
管楽器の音色や打楽器とのバランス、ソロのクウォリティをさらに上げて、「小編成バンドの鏡」と言われる演奏に仕上げていってくれることを願っています。


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前回、課題曲のマーチで、がっつり宿題を出させていただきましたが、それらも立派にクリアして「グッ!」でした。
自由曲の歌う部分やエンディングの構築に時間を使い、より感動的な演奏になるようにと練習しました。
顧問の先生も部員たちも、メラメラ燃えている感じで、吸収力高くレッスンを受け止めていたことに拍手です。


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輝かしいサウンドで、ブラスの名曲にチャレンジしている小学校です。
北海道の小学校部門は、時間制限が6分なのですが、最近の演奏はどうやってもオーバーしていて悩んでおられたとのこと。
中間部のゆったりした場面を、テンポを上げつつ落ちついた雰囲気で演奏する技を伝授し、問題解決しました。
テクニック的に難しい箇所を何とか乗り越えて、コンクールに向かってほしいです。



「かなで~る」での小学校レッスンの時、なぜか他校の先生方がたくさん見学に...
どうしたのかな?と思いきや、レッスン後、子どもたちと先生方が、「ハッピー バースディ トゥー ユー♪」と歌い始め、「えっ?!何?!」と驚く私。
もうじき誕生日を迎える私のために、先生方が特別なプレゼントを用意してくださっていたのです。


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私が指導でテンポを刻むために使っている「アクリルボード」
そこに、「Thank you for your “Magokoro” Team Hakodate」と印字されていました。
そして、お付き合いさせていただいているレッスン校の先生方全員のお名前が書かれた「手作り栞」

先生方から真心をいただいているのは私の方なのに。
これからも、最大の真心と誠意でお付き合いさせていただきます。

心から...ありがとうございました。



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さようなら~! また会える日を楽しみにしています!
コンクールに向かって、先生、仲間たちと心ひとつに頑張ってくださいね!


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佳境

中学校、高校の期末試験も終わり、いよいよコンクールに向けての追い込みの時期となりました。

岩手県の先生からは、すでに地区大会が終わり、良い結果を残せたとのうれしいご報告メールをいただきました。
東北支部は、コンクール地区大会のスタートが一番早いかもしれません。

千葉県の吹奏楽コンクールは、21日に開幕し、8月13日まで続きます。

千葉県では、地区大会が無く、予選・本選という形で代表を決めていきます。
小学校は、2日で60校もの学校が出場し、2日間通しで県代表を決めます。

レッスンもいよいよ隙が無くなり、「どうしても」のご要望にお応えして、ここ数日間は毎朝、朝練レッスンに伺っています。
近い学校ばかりではありませんから大変ですが、現職時代の習慣がありますから、全く問題なしです。

顧問の先生や部員たちが、7時過ぎには全員揃って合奏しているという姿は、驚異的とも思えます。
通学に時間がかかる高校ですら、昨日は7時にレッスン開始しました。
8時15分までの1時間15分でしたが、とても意義深い時間になったと思います。

午後の小学校のレッスンは、ほとんど体育館レッスンです。
暑くてクラクラしますが、練習していると、それも忘れてしまうほど、皆のやる気に吸い寄せられます。

いよいよ来た!という感じの毎日です。

身体もしんどくなって来ました。
でも、自分に鞭打って頑張ります。

今日から月曜日まで、北海道の函館にお伺いして来ます。
函館でも過去最大、4日間で18校という多くの学校からのお招きです。

朝から始めて、夜の8時までレッスンは終わりません。

スコアだけでもすごい数...昨夜、荷造りをしたら、かなり重かったです。
そして、スコアの勉強量も半端無いです。
時間があってもあっても、まだ足りません。
寸暇を惜しんで勉強です。
もちろん、羽田までの電車の中、フライト待ちの時間、飛行機の中でも、ずっと勉強です。

行って来ます!

皆さんもふぁいと!

くれぐれも熱中症対策をお忘れなく。

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千葉県の高校バンド~初めての出会い

今日は、県内の県立高校にお伺いして来ました。
約1時間半ほど車を走らせて着く、ちょっぴり遠い学校でした。
全く初めての出会いでした。


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レッスンをご依頼くださった先生は、吹奏楽の指導経験も豊かな超ベテランの先生です。
現職の頃、吹奏楽連盟の仕事を一緒にさせていただいたこともあり、先生の学校の演奏にとても感動したことを覚えています。

私のレッスンなど必要ではない実力ある先生のはずですが、お考えあってのことなのでしょうか、ぜひレッスンをとお声かけくださいました。

わくわくする気持ちと責任を感じながら、学校へと車を走らせました。

吹奏楽部は、元特別教室を貰った「専用練習場」で活動しています。
立派な「手作りひな壇」もあります。

でも、冷房がない... 片面が壁なので、風も抜けない...
この暑さの中、皆、汗をダラダラ流して練習していました。

でも、部員たちにとっては、ここが高校生活の大切な大切な場所なのです。

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生徒さんたちは、返事がとても良く、一心不乱に練習する姿でした。
指揮を真剣に見て、全身で音楽する姿は、それだけでも感動的でした。
そして、とても謙虚です。

顧問の先生の謙虚なお心がそのまま生徒さんたちに移っているのだと思いました。

生徒は教師の心を映し出す鏡・・・まさにそのような空間でした。

先生は、何年も前に、私が千葉県の「高文連」の講習会で講師をさせていただいた時にもご参加され、資料として配付した『わすれるなこのひとこと』を生徒さんたちに持たせてくださってありました。

1枚のプリントをここまで大切にしてくださっていたとは...感謝でいっぱいの気持ちになりました。

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レッスン曲は、もちろんコンクール曲です。
しっかりとトレーニングされた演奏は、「高級な基礎合奏」のごとく、揺るぎのないサウンドを醸し出していました。
さすが先生のバンドだけあります。

私は、そこに「歌」と「流れ」と「色彩感」を生み出すためのお手伝いをさせていただきました。

今まできちんと整理されていた演奏の一部が私の指揮で壊れてしまった面もありました...ごめんなさい。
でも、先生も生徒さんたちも、「大丈夫です。どんどんやってください」と話してくださいました。

まさに、「謙虚に学ぶ姿勢」です。

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私が指揮をしたり、先生に振っていただいてアドバイスを加えたり...
先生は、私が伝えることをどんどんスコアに書き込んでいらっしゃいました。

これだけの大ベテランの先生が...です。
私なんかじゃ申し訳ないところなのに。

そんな先生の姿に、生徒さんたちも、皆、ますます本気モード。

いつもと違う音楽の作りにもとまどわず、「今日は田川先生の音楽をしましょう」というめあてに沿って、ぐんぐんとついて来てくれました。
柔軟性のある若々しく瑞々しい感性の部員たちでした。

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私も汗びっしょり、先生も汗びっしょり、部員たちも皆汗まみれ...
でも、達成感いっぱいの時間が終わりました。

先生は、拙いレッスンしか出来なかった私に、何度も「ありがとうございました」と頭を下げてくださいました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の句を思い出しました。

これからますます暑くなる練習場でのご指導は本当に苦しいと思いますが、これからもこの純粋な生徒さんたちと共に歩み続けていただきたいです。

そして、今後もぜひお付き合いさせていただければ幸いです。

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初めての出会いにもかかわらず、素直で謙虚な態度、そして、気合いの入った返事で僕のレッスンを受け止めてくれた皆さん。
冷房もない、暑い暑いこの部屋で流す汗の尊さも、きっと高校生活の誇りとして一生皆さんの支えになることと思います。
部長さんが最後に話してくれた「僕たちは、県の本選大会に進んで、田川先生に是非会場で僕たちの演奏を聴いていただきたいと思います。そのためにも今日のご指導を元に一生懸命練習して、予選を通過したいと思います!」というたくましい決意を信じ、いつもいつも応援しています。
8月11日、千葉県文化会館での高校B部門本選大会で君たちの「ハートの音楽」を聴かせてもらえることを楽しみにしています!
すばらしい顧問の先生のご指導を信じ、明日からも皆で尊い汗を流しながら練習に励んでください。

お招きいただき、本当にありがとうございました。


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