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schoolbandsupporter

Author:schoolbandsupporter
田川伸一郎のブログへ
        ようこそ!
小学校教師として、30年間、音楽専科や学級担任、そしてバンド指導にかかわってきました。現在は、フリーの「スクールバンドサポーター」として、小中高等学校のバンド活動を、顧問の先生や部員たちの願いや悩みに寄り添いながら、これまでの経験を生かしたアドバイスで支援させていただいています。

東京都品川区立日野中学校、都立小山台高等学校で吹奏楽部員(パーカッション)として活動。
千葉大学教育学部音楽科卒。
千葉市立犢橋小学校、千葉市立幸町第三小学校、市川市立大柏小学校、市川市立新浜小学校、市川市立真間小学校に勤務。
在職したすべての学校で、吹奏楽部を設立、または継続指導し、5校すべてを「TBSこども音楽コンクール」「全国学校合奏コンクール」「日本管楽合奏コンテスト」等で計14回の全国一位に導いた。
「日本管打・吹奏楽学会」会員

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3年ぶりの公演
私の地元、我孫子市で活動を続けている「けやきウィンドアンサンブル」
主に、我孫子市の中学校で吹奏楽部に在籍していたメンバーが中心となって生まれた市民バンドです。

2019の秋の演奏会を最後に全ての演奏会が止まっていました。
活動そのものもなかなか厳しく。

この度、3年の休止を経て、演奏会が復活することになりました。

我孫子市の市民文化祭の一環としての「オータムコンサート」です。

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当日、私は仕事のためお伺いできないので、昨日、歩いて数分の場所で練習されていた皆さんの所へ、激励に行って来ました。

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元々さほど大きいバンドではありませんが、コロナ禍の影響で去ったメンバーや仕事上参加出来ないメンバーもいて、今回の出演者は20名です。

残念ながら、テューバとユーフォニアムはいませんが、バスクラとコントラアルトクラの2名がおり(自前楽器だそうです)、低音はバッチリ。
ユーフォニアムのソロの部分は、ホルンの方が持ち替えで吹いておられました。

そして、選曲も、普通に名曲をされています。

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クラリネットパートはアンサンブルで、「チャルダッシュ」も...(指回しが大変な曲!)

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このバンドの常任指揮者は、和久井瞬さんです。
テューバがご専門です。
近所にお住まいなので、時々、お会いして吹奏楽談義しています。

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学校のバンドとは違って、活動の場所が保障されている訳ではなく、自分たちが「やる」と思って動かなければ、活動自体が成立しないのが市民バンドの大変なところです。

今回は、久しぶりの演奏会ですが、人数は少なくても、「このバンドが好き」というメンバーの皆さんの心が集まって、とても幸せそうでした。
そして、エキストラはお願いせず、純粋に団員だけで今出来る最高の演奏をしようという姿勢もいいなぁと思いました。

きっと「原点」に返っておられると思います。

この一歩は、「けやきウィンドアンサンブル」にとっての大きな一歩となることでしょう。

これからも応援したいと思います。

ご盛会をお祈り申し上げます。




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日記 | 11:30:15 | トラックバック(0) | コメント(0)
佐藤正人先生へ贈る「還暦祝いコンサート」
今日は、とても素敵な演奏会に行って来ました。

指揮者、吹奏楽指導者として大活躍されている佐藤正人先生の還暦祝いコンサートです。

本当は、還暦を迎えられた2019年の翌年に開催するはずでしたが、コロナ禍で2度の延期を余儀なくされ、今回、「還暦+3年」というお祝いで開催されました、

この演奏会のとても素敵なことは、打楽器の新作初演コンサートだということです。

佐藤先生と関わりの深い作曲家11人が、先生のために「打楽器アンサンブル」の新作をプレゼントし、それをこのコンサートの発起人である打楽器奏者の渡辺由美子先生、伊坂浩嗣先生の弟子たちや、佐藤先生のご指導される武蔵野音楽大学、川越奏和奏友会吹奏楽団、立正大学吹奏楽部の方々が、世界初演するという見逃せない内容でした。

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初演された楽曲です。

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ご想像に難くないと思いますが、このコロナ禍で、打楽器のアンサンブルを練習するというのは、場所や時間、楽器保有の関係で、とても大変なことです。

それぞれ同じ高校の卒業生、同じ大学の学生や卒業生など、少しでもメンバー同士のつながりが持ちやすく、練習場所の協力を得られやすいメンバーを組んだようですが、ここまでレベルの高い楽曲を、このクウォリティの高さで演奏するのは、本当に大変なことだったと思います。

述べ90人近い演奏者が出演されたとか。

この演奏会を何が何でも成功させようという主催者の皆様、演奏者の皆様、協力されたスタッフの皆様の意気込み(もはや執念)が伝わって来ました。

佐藤先生がどれほど愛されているかということがよく分かります。

一曲一曲の演奏に、熱い熱い拍手が送られていました。


打楽器大好き人間の私にとっては、この演奏会そのものがたまらないほど魅力的なのですが、そこにみえる「人と人との繋がりの力のすごさ」に、とてつもない感動を覚えました。

「人の思い」がひとつになれば、これだけのことが出来るのだなと...


本当に本当に素敵な演奏会でした。

主催者の皆様、作曲家の皆様、演奏者の皆様、本当にありがとうございました。


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佐藤正人先生、ご盛会おめでとうございました。
先生のお力とお人柄が、この演奏会の原動力となっていることに敬服いたしました。
これからもますます素晴らしいご指導をお続けください。



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作曲家であり、打楽器奏者でもある林大地さんにも、久しぶりにお会い出来ました。
初演された「樹氷~6人の打楽器奏者のための~」は、鬼気迫る曲想と幻想的な空気感を持つ素晴らしい作品でした!




日記 | 22:39:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
青春を取り戻せ! 2年越しの演奏会
コロナ禍で、コンクールも演奏会も軒並み中止になってしまった2年前。

当時、悔し涙を飲んだ茨城県の高校3年生たちが、その思いを持ち寄って、演奏会をしました。

今は、もちろん高校生ではなく、学生や社会人です。

茨城県立水戸第一高校吹奏楽部出身の圓谷夏音さん(現在・北海道大学在学)が高校時代の仲間や、その友達、さらにSNSで呼びかけて、団員を募集しました。

バンドの名前は、「iBウィンドオーケストラ」。(「iB」は「茨城」のこと。)

会場であるひたちなか市文化会館大ホールの予約期限である本番の1年前、「2021年8月までに団員が35人以下ならばこの企画を白紙に戻す」という目標を立て、団員の勧誘に力を入れました。
同じ思いを経験した同学年の茨城県出身の人に、知り合いから知り合いへ声をかけ、結果60人以上の団員を集めることができました。

ことし6月には、活動資金を集めるクラウドファンディングを実施。
目標金額75万円を大きく上回る104万4千円が集まりました。

対面での練習が始まったのは8月15日。
出身は茨城でも、進学などで県外に出てしまっている人が何人も。
本番前に帰省できるわずかな期間で、合宿を行い、それぞれができることに力を入れました。

そして、8月27日、無事に本番を終えることが出来ました。


「あの年」の悔しさを味わった見知らぬ仲間たちが、吹奏楽をとおして出会い、奏で、幸せを共有出来て...

「動くこと」ってすごいと思います。


そのバンドの活動の様子、演奏会の様子が配信されています。

ぜひご覧ください!


青春を取り戻せ!2年越しの演奏会
https://www.nhk.or.jp/mito-blog/100/472808.html





日記 | 11:32:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
9月になりました
2日ほど涼しい日が続いたかと思いきや、昨日は暑さがぶり返し、身体もちょっとびっくり。

でも、暑い体育館でのレッスンには、見学の先生方もいらして、皆で充実した夏休み最後の日を過ごしました。


今日から9月。

現職の頃、夏休みが終わる頃、何とも言えない寂しさを感じていました。

夏休みの部活動があまりに充実していて、岩井海岸での合宿もあり、子どもたちとぐんと近づくのを感じられるのが夏休みでした。

託児所のように1日練習を組み、コンクール練習だけでなく、半年後の定期演奏会に向けて様々なレパートリーの練習、合唱練習、ダンス練習、勉強タイムと、何部だか分からない多彩な活動をして子どもたちと楽しんだものでした。
もちろん、お盆を挟んで2週間くらいのお休みも取って、家庭で過ごす時間もしっかり確保してあげました。

そんな夏休みとお別れし、またバタバタした学校生活が始まるのがちょっと...


夏休みは、部活のためだけに登校しますから、私の計画や方針どおりに毎日が進みます。
子どもたちの顔も、キラキラした「吹奏楽部の顔」!

2学期が始まると、学校のスケジュールや担任様(小学校では誰よりも担任が偉いんです。)のお考えやご機嫌まで部活動に大きな影響を与えますから、私の存在などちっちゃくなってしまいます。

9月2週目の東関東大会までの練習計画を綿密に立てたのに、突然の会議、担任様のご機嫌に触れた部員の練習停止(あるんですよ。「残り勉強」ならまだしも。)、そして、何故か、夏休みと違う「顔」になってしまう子どもたちのドロ~ンとした嫌な雰囲気。
様々な「異変」で、ことごとく練習計画は覆され...

夏休みの活動があまりに心地良かっただけに、この「異変」はほんとに苦しかったです。
それを予想するだけでも、夏休みの終わりが寂しかったのです。

でも、学校が始まってしまえば、エイッ!とやるしかない。
諦めの中で、めっちゃ奮闘でした。


今は、2学期が始まると、生活がちょっぴり楽になり、ふぅっと一息つけます。
まだまだコンクールは続きますが...


あの頃には、想像もし得なかった「コロナ禍」と「ガイドライン」が先生方を苦しめています。

その上、部活動外部委託化だの複数校合同活動だの、ますます先生方の「部活動段取りの負担」が増大し、部活動は人間教育ではなく技能教育になって、今までの部活動での子どもの良い成長が見込まれなくなる「改悪」に突入?


「古き良き時代」が全否定される意味はあるのでしょうか?

これからの先生方は本当に幸せになりますか?

これからの子どもたちは本当に幸せになりますか?


私は、古き良き時代に教員生活を送れて幸せでした。



みなさまの秋が、実り多きものでありますように...


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早朝の湖北台中央公園



日記 | 08:25:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
おかげさまで
関東の学校は、夏休み終盤。
部活動もお盆休みを開けて、再開しているようです。

今は、支部大会に出場する学校の練習を中心にお手伝いさせていただいています。

レッスンのはじめの挨拶。

「田川先生、こんにちは!」 
「こんにちは!」
「今日もよろしくお願いします!」 

んんんん?

「おっと。 ちょっと待った! 今日の挨拶はそれだけでいいのかな?」

「・・・・・・」


ここで、すぐに気づく学校と気づかない学校。


「まず何か言った方がいいことは無いかな?」

気づかない学校は、徹底的に気づかない。

「お忙しい中、お越しくださり...」 
「暑い中、お越しくださり...」
私は、首を横に振る。

「何か報告とか、した方がいいことない?」

「私たちは、〇〇大会に出場することになりました。」

「その前に、一言付け加えた方がいいと思うよ。」

「あっ、すみません。私たちは、田川先生のご指導のおかげで〇〇大会に出場することになりました。」

「近いけど、それは僕が言って欲しくない言い方です。」

「・・・・・・」

「君たちが一番お世話になっているのは誰?」

「顧問の先生です。」

「だよね。じゃあ、田川先生のおかげで〇〇大会に出場する訳じゃないよね。僕も、ほんのちょっとだけお手伝いしたけどさ。他にもパートのレッスンに来てくださった先生は? 楽器を修理してくださった楽器屋さんは? 引率に来てくださった先生方は? どれだけ多くの方々に支えられているか分からない。こういう時に、使うと良い6文字の言葉があるでしょ。」

私は、小学生であっても高校生であっても、じっくり、念入りに指導する。

高校生でも、なかなか分からないこともある。
しばらく、シーンとしてしまうこともある。
それでも、私は待つ。

「おかげさまで」

やっとその言葉が出る。

・・・そうだよ。その一言だ。
「田川先生のおかげで」と言っちゃうと、他に助けてくれた人のことを忘れた感じになるでしょ。だから、僕の中ではそれは言って欲しくない言葉なんだ。
「おかげさまで」は、助けてくださった方、応援してくださった方、全ての方々に対する感謝の気持ちを含めることが出来る。

顧問の先生はじめたくさんの方々にお世話になって、君たちは活動が出来ている訳だし、今回は良い結果も出せた。
決して君たちだけの力では無いんから、ただ「私たちは〇〇大会に出場することになりました。」と言ってはいけない。
それだけだと、聞く人によっては、どんな風に思うかな? 「自慢です。」
そうだよね。
だから、「おかげさまで」という一言が必要なんだ。
お世話になった全ての方々への感謝の気持ちを込めて報告が出来るでしょう?

これは、コンクールや部活動だけではないよ。
これから、進学、就職、生活の中の様々な場面で、成果を報告する機会があると思うけど、そんな時にもぜひ「おかげさまで」の一言を付けましょう。
その一言を付けるだけでも、応援する気持ちはますます大きくなるから。


はい、ではもう一度リセットして挨拶をやり直しましょう。

「田川先生、こんにちは!」 
「こんにちは!」
「おかげさまで、私たちは〇〇大会に出場することになりました。ありがとうございました。今日もよろしくお願いします!」
「おめでとう! 今日も頑張りましょう!」

これで、やっとレッスンがスタートする。

これが、私のやり方。



全国優勝した仙台育英高校の野球部の監督さんの言葉が胸に響く。
「僕たちがたまたまここに立っているだけであって、がんばってきた全国の高校生たちみんなに拍手を贈ってあげてください。」

吹奏楽もまさに同じ。

予選で終わった学校も、次に進んだ学校も、みんなが頑張っているから頑張れた。
みんなの努力が、みんなの汗が、尊いと思う。
勝ち進んだ学校だけが素晴らしいのではない。

代表になった学校の先生や部員は、それを忘れず、決して浮かれず、他の学校の思いを背負い、責任を感じ、さらに上に進めるよう頑張ってほしい。

「おかげさまで」の心で...



日記 | 07:07:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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