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田川伸一郎のブログ

千葉県吹奏楽コンクール・本選大会

昨日まで3日間、「第60回千葉県吹奏楽コンクール」の中学校・高校の本選大会を聴きに行きました。

「千葉県吹奏楽コンクール」は、3会場での異部門同時開催を含め、20日間にわたって行われました。

今年度、このコンクールに出場したのは、666団体22432人の皆さんでした。
すごい数です。

この酷暑の中、出場された団体の皆さんはもちろん、これだけの大会を運営された先生方の驚異的とも言えるチームワークには感謝してもしきれません。
校務もたくさんおありのはずですし、運営役員をされている日の「勤務」は、きちんとした「出張扱い」になっていれば良いのですが、まさか、「年休」や「夏季休暇」を使っての働きでは申し訳なさ過ぎです。
どうなっているのか、存じ上げません。

役員をされている方々には、退職された大ベテランの方々も多数いらっしゃいます。
現役教員の役員では足りず、大先輩方に多数出ていただき、助けていただいているわけです。
大先輩方は運営に慣れていらっしゃるから、お仕事しやすいということもあるかと思いますが、おそらく70歳代にもなっているであろう大先輩方が、汗を流して毎日運営に携わっておられる姿には、深々と頭を下げることしか出来ませんでした。

市の音楽会のように、コンクールに出場する学校は、顧問(または代理)が1日だけは役員として派遣するような人材確保が出来ればよいですが、それはきっと難しいのでしょう。

そして、補助役員として働いてくれた習志野高校、市立柏高校の生徒さんたち。(予選や他部門では、他の学校の生徒さんも助けてくださったと思います。)
炎天下での仕事も、本当に大変だったことだと思います。

本選大会に出場した中学生、高校生たちの熱演にも心から感動しましたが、私はこの千葉県吹奏楽連盟という組織の凄さに改めて敬服しました。

役員の先生方、補助役員として頑張ってくれた高校生の皆さん、本当にお疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。


本選大会に出場した中学生、高校生の演奏レベルの高さは圧巻でした。
どの学校も、それぞれの良さを発揮して、感動的な演奏を聴かせてくださいました。

B部門では、超大編成の曲を無理に少人数で演奏しているために、ひとりひとりの音の良さが奪われている学校もあり、小編成は小編成の良さを生かした選曲をして、無理なく良い音で、様々な工夫をする喜びを味わってほしいなと思いました。(でも、勝ち進むにはそんなことも言っていられないのかな?)

A部門では、こんなに大きな音を出さないといけないのかなと思う大音響の団体もあり、そこに存在するハーモニーや色彩や音楽の奥深さが見えなくなってしまう残念さを感じた瞬間もありました。(やっぱり、これも勝ち進むための方法なのかな?)

いずれにしても、先生と生徒さんたちの心の絆、吹奏楽に燃える日々の尊さに心から感動した3日間でした。


千葉県吹奏楽コンクールの結果の詳細は、下記のHPでご覧ください。
千葉県吹奏楽連盟


今日から3日間、私は完全オフのお休みです。
ハードスケジュールの中、倒れずに頑張ってくれた自分の身体と心に感謝して、ゆっくり過ごしたいと思います。

まだまだ暑さが続きます。
みなさまもどうかご自愛なさってください。

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夏休み

千葉県のほとんどの小・中・高校では、今日が1学期の終業式です。

猛暑が続く水害被災地では、今なお暑い体育館での避難生活や炎天下での復旧作業が続いています。
あの日以来、授業の再開が出来ず、終業式もないまま夏休みに入る学校もあります。
何も直接的な支援ができない心の痛みを感じます。

あたりまえのように生活でき、あたりまえのように学校に行け、あたりまえのように終業式を迎えられることが、逆に奇跡に感じられます。

明日は我が身...私が生きている間に、おそらく関東も大地震に襲われ、多くの被災者の一人になると思います。
だからこそ、今をしっかり生きていきたい。
あたりまえではない今日を...


「夏休み」とはいえ、先生方は大忙しです。
部活以前に、膨大な研修や書類作業、会議、職員作業、出張などなど。
「コンクールがあるのに、練習が出来ないから、夏休みも7時過ぎからの朝練をやらざるを得ないんです!」という学校もあります。

昔は、終業式の昼の職員打ち合わせで、校長先生から、「日頃、時間外勤務があったり、なかなかお休みを取れなかったりというのが教師の仕事です。夏休みは、気持ちも身体もゆっくり休めて、2学期にまた元気に子どもたちと会えるようにお過ごしください。」と、ホッとするようなお話があり、美味しいお弁当を取って昼食会をし、にぎやかにそれぞれの夏休み中の予定を語り合ったりしていました。
夏休み中の職員室はシーンとして静か。蝉の鳴き声だけが響いていました。
日直の先生が事務室にいて、たまに数名の先生が、「ちょっと用事で」と来る程度。
もちろん、私はガンガン練習していました。
練習の合間に、特別に吹奏楽部だけでプールに入れさせてもらったこともありました。(許可してくださった校長先生、協力してくださった先生方、ありがとうございました。)

今の職員室や学校内は、夏休みも普段と何も変わりません。

「ブラック部活」よりも、もっと考えてほしい「働き方改革」があると思います。
夏休みまで、先生方を休ませず、バリバリ働かせる行政。
それでいて、「部活を縮小せよ!」「休職者を出さないように、校長は職員の健康管理を徹底せよ!」 はぁ?です。
とんちんかんもいいところ。


そして、明日からいよいよ千葉県吹奏楽コンクールが開幕です。
8月13日までの長い長いコンクールです。

運営しているのは、ほとんどが先生方です。
ご自分の校務をした上で、ご自分のバンドも出場させ、さらに吹奏楽連盟のためのお仕事もされています。
頭が下がります。

運営される先生方のご負担が少しでも減るように、出演者はもちろん、応援の方々も、会場での指示にはすぐに従い、スムーズな運営に協力したいものですね。

「ウチの子が出てるんだから入れなさいよ!」
「いえ、もう演奏が始まっておりますので、入れません。申し訳ありません。」
「だったら、入場料返しなさいよ!チケット買わせておいて、我が子の演奏聴かせないってどういうこと?!」
「お早めにいらしていただければ...」
「何?アタシが悪いってこと?!早く入れてくれないと終わっちゃうでしょ!」
・・・おいおい、保護者さん、悪いのはアナタですよ。役員の先生に謝らせず、諦めましょうね。
今だに、こんな非常識な保護者もいるそうです。
胸ぐらをつかまれたり、蹴られたりした役員の先生もいるそうです。

子どもたちの健全で驚異的な成長を見習い、大人も成長したいものです。


さあ、夏休み!

みんなみんながんばれ!

私も体力の限界と闘う日々が続きます。

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ゴールド朝練

7月に入り、千葉は猛暑の毎日です。

ともかく暑い!

小学校のレッスンでは体育館も増え、子どもたちと一緒に大汗を流しながら頑張っています。

そして、いっぱいになったスケジュールの中で、さらに、どうしてものご依頼があった時に、ひねり出す時間は「朝」しかありません。

「朝練レッスン」です。


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今は、毎日、どこかの学校で朝練レッスンに励んでいます。

近い学校もあれば、40分位かかる学校もあります。

でも、朝は塾や習い事がないから全員揃います。
気合いさえあれば!
(最近は、委員会や「あいさつ運動」で途中で抜けちゃう子もいるけどさ。レッスンの日には、交替してくれますが。)

顧問の先生も、子どもたちも、そして、送り出してくださる保護者の方々も、みんな一致団結! 
素晴らしい!


私は、毎日5時過ぎには起きて準備や移動です。
朝練は、私の長年の習慣ですから、当たり前のようにへっちゃらです。

1日のスタートに集中して練習することは、子どもたちにとっても大変良いことです。
身体も脳も活性化してから教室に行けます。
遅刻しないように、夜も早く寝ようとする習慣も出来ます。
練習後、遅れずに教室に向かえるように、すばやい行動や協力が出来るようになります。


ただし、顧問の先生のプライベートやお考えは守るべきですから、無理は禁物です。
顧問の先生が「出来ない」というなら、無理に「やれ」「やってほしい」とは言えません。
一円の手当も付かない「勤務時間外の完全ボランティア」なのですから、やれる先生、やると言う先生がやればよいのです。


行政が、一方的に、「朝練禁止」にしている県や地区も出て来ています。

何事にもプラスとマイナスがあります。
なぜすぐにマイナスだけが話題になり、均一に「禁止」とするのか、訳が分かりません。
そして、しつこいようですが、何でも「ブラック」を付けたがります。


・・・・・・
学校や教室に足が向きにくい子が、大好きな部活のおかげでとりあえず学校には来られるようになる。
朝練に来たついでに、教室には行けなくても、保健室やどこかの部屋で過ごせ、少しでも勉強が出来るようになる。
気が向くと教室に行ってみようとする。 そして、だんだん教室に行けるようになる。

学校には、そんな子どももいます。
部活があるから、とりあえず学校に来られる...そんなのはダメですか?
甘っちょろいですか?

学校には、そういう子どももいるのです。
部活は、そんな子どもの救いにもなっているのです。

朝から必死に楽器と格闘し、キラキラ輝く子どもたちは、「ブラック」ではなく、まさに「ゴールド」。


なかなか学校に足が向かなかった某小学校のH君は、だんだん朝練に来られるようになりました。
「次回の朝練レッスンの時も来るって、指切りげんまんする?」 H君へのいつもの私のセリフ。
2回、指切りげんまんして、彼は2回とも約束を守りました。
今回は、「先生、大丈夫だよ。指切りげんまんしなくても、ぼく、次もちゃんと来るから」と、H君は、私との指切りげんまんから卒業。
「よっしゃあ!」
最近は、少しずつ教室にも入れるようになって来たそうです。
やったね! H君!


「ゴールド部活」「ゴールド朝練」  バンザーイ \(^o^)/


もう吹奏楽コンクールが始まっている地区もあります。
日本で一番早いのは、岩手県盛岡地区かなぁ。 すでに6/30、7/1に終わったそうです。

暑い夏、熱い夏、みんながんばれ~!


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白鳥のいる風景

我が家から車で約10分程の所にある「手賀沼」

癒しの場所です。

今朝は、7時過ぎから某中学校で、「朝練レッスン」でした。

その帰りにふと手賀沼に寄ってみると...

草の上にゆったりと佇む白鳥さん。

近寄っても、動きません。

人慣れしているのかな?

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水の上には、白鳥ボートも浮かんでいて、白鳥さんはここの主(ぬし)のよう。

サン・サーンスの『白鳥』の旋律を口ずさんであげたら、何か通じたのか、立ち上がってこちらを見ているではありませんか。

まるで自分の曲だって分かっているみたいでした。

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しばらく、白鳥さんと共に過ごしました。

気合いの入った中学生たちと、穏やかな白鳥さんと...良い朝でした。



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無力

人は皆、誰にも言えない悩みを抱えて生きている。

何でも話せる相手、何でも相談できる相手...しかし、その相手にも言えない悩みを抱えている。

どんなに親しい相手だからと言っても、自分の全てを話す必要はない。

誰にも話せないことがあっても、それでいい。

人は皆、そうやって生きている。


何とか君の力になってあげたかった。

ほんの少しでも、君の心を楽にしてあげたかった。

君のそばにいた誰もがそう思い、悲しみ、悔やんでいる。


君は、誰にも話せなかった悩みから解放されて、ほっとしているのだろう。

青空の向こうで安らいでいるのだろう。


でも、やはり、話して欲しかった。

君のそばには、愛する家族も、小学校時代からずっと仲良く付き合い続けてきた友も、離れていても大切に思っている僕もいたのだから...

誰かにそっと話して欲しかった。

または、じっと我慢して、歯を食いしばって、生きて欲しかった。


残された人たちの悲しみの深さは、君が思っている以上のものなんだよ。

君を守ってあげられなかった無力が悲しい。


この思いを乗り越えていかなければならない。

家族も、友も、僕も...


君からの笑顔の年賀状も、一緒に飲んで笑ったあの日の写真も、僕に送ってくれた優しいメールも、今はどう受け止めたらいいのか、分からない。

なぜ? という言葉だけが、胸の中で繰り返される。


せめて、残された人たちのこれからの日々を守って欲しい。


まずは、ゆっくり休みなさい。


合掌


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