田川伸一郎のブログ

旭川から~2017・7月・その1~

先週の金曜日から昨日まで、北海道の旭川にお伺いして来ました。
2週連続の北海道です。


飛行機は満席、飛び交う言葉は日本語以外がたくさん。
学校はまだ夏休みではありませんが、北海道はまさに観光シーズン。
旭川は、「美瑛」「富良野」など、この時期にはラベンダーをはじめとする美しい花々が丘陵地帯にパッチワークのごとく咲くので、そちら方面への観光客もたくさんいました。

空港到着後、レッスン開始までの少しの時間、年休を取ってお迎えに来てくださった先生が、美瑛方面にドライブに連れて行ってくださいました。
美しいお花畑を想像していたのですが、今年は気候のせいか、お花があまり美しく咲いておらず残念でした。
有名なラベンダーも、例年に比べると、いまいち美しくないそうです。
でも、ソフトクリームはやはり美味しかったです。
プチ観光気分でした。


旭川には、5月から毎月お招きいただいております。

今回のレッスン希望校は、3日間で小学校4校、中学校6校、高校1校の計11校でした。
先週の函館での4日間で18校とどちらが大変?
どちらも大変でしたが、旭川も先生方のチームワークがとても良く、互いに協力し合って、スケジューリングしていただけたので、とてもスムーズに日程をこなせたことがありがたかったです。
どの日も終了は、20時になってしまいましたが...

それにしても、北海道とは思えない暑さには驚きました。
夕方になると涼しい風が吹いて来て救われましたが...

今回のレッスンが今年度初となった学校は4校で、他の7校は5月、6月に受講された学校でした。
また、先生ともバンドとも初対面のありがたい出会いもさせていただきました。

旭川地区の吹奏楽コンクールは、最初のステージが8月5日で、たぶん日本一遅い開催なのではないかと思います。
夏休みに入ってからも、じっくり練習してからステージに上がれることをうらやましく思います。

今回のレッスンからもまだ2週間も伸びていけることを想定し、遠慮なく「宿題のお土産」を置いて来ました。

今回が今年度の初レッスンの学校を中心に、他のバントは函館同様ワンショットでご紹介します。


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こちらの中学校は、初めてお招きいただいた学校です。
顧問の先生とも、お電話で話しただけで、全く初対面です。物腰の柔らかい、とても謙虚で丁寧な対応をしてくださる男性の先生でした。
レッスンの前には、合宿もおこなって十分に力を付け、曲をきちんと作り上げてからレッスンを受けてくださいました。
曲の隅々にまで指導が行き届いた演奏で、部員たちも自信を持って演奏出来ている姿が見られて感動しました。
一度聴かせていただいた後、「今日だけの表現」を前提に、私なりの解釈で曲の味付けをさせていただきました。
生徒さんたちは、やる気いっぱいで、とても素直に反応し、いつもと違う表現にも抵抗なくついて来てくれました。
先生は、真剣な表情で私の指導を見つめ、うなずきながら細かく記録されていらっしゃいました。
「皆さんの『シェフ』は、顧問の先生です。今日変えた味付けをどうするかは、先生のご指示のとおりにしてください。元に戻しても全く構いませんので、先生と一緒に最高の演奏を作り上げてくださいね」とお話ししてレッスンを終えました。
こんな素敵な先生とやる気ある生徒さんたちと出会え、とてもうれしかったです。
これからもお付き合いさせていただけたらうれしいです。


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お力のあるベテランの先生のご指導を受け、素直で一生懸命な子どもたちが、生き生きと活動しています。
基礎練習が正しくおこなわれているようで、奏法や音色がとても良く、下学年の子どもたちも、まだテクニックは未完ながらも、とても良い音で吹いていることが印象的でした。
コンクール曲は、とても有名なブラスバンドの名曲で、私も大好きな曲です。
聴く側はとても楽しい気分になる曲ですが、小学生が演奏する時にはかなりの体力やテクニックも必要です。
また、オーケストレーションの関係で、主旋律が埋もれやすいように書かれているため、少々音の置き換えも必要になります。
今回は、そんな手当ての方法、曲の構成やフレーズを生かした演奏の仕方をたくさん勉強しました。
顧問の先生から、その日のうちに、勉強した内容や考察をまとめた詳しい長いメールを頂戴いたしました。
一回のレッスンを宝物のように受け止め、子どもたちのために生かしてくださる先生のご誠意に敬服いたします。


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この小学校は、人数は多くないのですが、皆が、とても自然体で遠慮のない態度で接してくれるかわいい子どもたちです。
今の顧問の先生は、前任校からのお付き合いですが、先生がご指導されると、いつも自然体のバンドになり、会話も弾む楽しい時を過ごさせていただけます。
今年のコンクール曲は、このバンドにはやや難しいと思われる曲ですが、想像以上に良く演奏出来ていることに感心しました。
3曲からなる組曲ですが、それぞれの曲に魅力もハードルもあります。
今回は、特に、ゆっくりの2楽章にこだわって練習しました。
ゆっくりの曲を小学生が演奏する時、どうしても停滞した感じになってしまうので、それを防ぎ、まったりではなくゆったりと流れる美しい表現にする方法を取り入れ、とても良い流れが生まれました。
子どもたち自身が自発的に音楽の流れを感じて演奏出来るようになったことがすばらしかったです。


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昨年度からお招きいただいている小学校バンドです。
昨年度は、6年生がとても少なく、苦労されている感じもありましたが、その苦労を乗り越えた今年は、みんなどっしりと落ち着き、まるで中学校バンドのような真剣さで練習に向かっていました。
今年度は、3年生はコンクールには出場しないとのことで、メンバーの中の一番小さい4年生たちも1年間練習して来ているので、とても立派に演奏出来ていることがうらやましいほどでした。
体育館は、千葉県人である私でも「暑い~」と思うほどでしたが、だるそうな顔ひとつ見せず練習に集中し、どこかのパートが指導を受けている間も、黙ってそれを見つめていられる共有力や忍耐力もありました。
当然、演奏はアドバイスするごとに、見事なほど変容していきます。
演奏の力だけでなく、ここまで心を鍛えられた小学生たちとのレッスンは、なかなか経験出来るものではありません。
小学生には難しいと思われる吹奏楽のオリジナル曲ですが、集中力と学習力の高さのおかげで、かなり深い表現を学ぶことが出来ました。



次に、今年度2~3回目のお伺いとなる学校をワンショットでご紹介します。

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前回からの飛躍的な伸びに驚きました。テクニックも表現も大きく成長していました。
今回は、時間制限も考えた上で、望ましいテンポ設定とバランス、フレーズのまとめ方、強弱の付け方、タンギングの種類の替え方を勉強しました。
コンクールまでの練習で、さらにテクニックを身につけて、より生き生きした演奏に仕上げていってください。



*その2に続きます。

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旭川から~2017・7月・その2~

引き続き、今年度2~3回目の学校です。

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この夏初の体育館練習で、セッティングの変更やトランペットの譜面台の使い方、サウンド感の調整をし、とても豊かな響きが感じられる演奏になりました。
広い空間での練習で音の伸びや方向性、バランスを細かく設定していくことで、曲の色彩や立体感も増しました。
これから2週間の練習で、ハーモニーの確かさにこだわり、より美しい演奏に仕上げていってほしいと思います。
2年生が宿泊学習の翌日で、かなり疲れていたことと思いますが、気合いで乗り切って偉かった!


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顧問の先生の指導力の高さと部員たちの努力で、コンクールメンバーの半数近くを占める1年生の演奏力が驚異的に上がっていてびっくりしました。
前回のレッスンでは、たくさんの宿題が出ましたが、ひとつひとつを確実にこなした上で今回のレッスンを受けてくださり、またさらに一段上のアドバイスに進むことが出来て、確実に前進することが出来ました。
近年多い難解な曲や音量に任せた演奏ではなく、どこまでも美しく、味わいのある演奏を追求する先生の姿勢に心から共感します。


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コンクール会場のホールをお借りしての充実した練習が出来、審査員席で聴かせていただいてのアドバイスは、本番につながる道筋が具体化出来たと思います。
学校で聴かせていただいたサウンドやバランスとは全く違って聴こえるホールの特性から判断し、緻密な調整を進めました。
まだまだ技術的な課題も満載であることもはっきりしました。雰囲気はとても良い演奏なので、基本を固め直してコンクールに向かってほしいです。


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人数の少なさをひとりひとりの確かな力で乗り越え、曲の細部にまでこだわった色彩豊かな演奏に仕上げてくださいました。
先生と部員たちのコミュニケーションがとても良く、一体感のある演奏の姿にはジーンとします。
曲の魅力を皆で共有し、イメージを持って演奏しているので、音楽の方向性がまとまり、一丸となって表現している感じです。
最後の最後まで、課題を克服し続けてコンクールに向かってほしいです。


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全員が中学校からの初心者のバンドですが、先生の巧みなご指導ですばらしい演奏力を持った部員たちが育っています。
5月以来の再会でしたが、この2ヶ月間の努力が確かなものであったことが分かる成長を見せてくれました。
先生は、他校の練習や私のレッスンを積極的に見学され、そこで得た知識の中から取捨選択して生徒さんたちに与えていらっしゃいます。
指揮や曲づくりも今回のレッスンでさらに深まりました。さらに磨きをかけてコンクールに臨んでください。


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前回のレッスンからの部員たちの猛烈な努力が分かる確かなテクニックの向上に感心しました。
こちらの高校バンドも、本番のホールを使っての練習が出来、ソロの演じ方や強弱の設定、色彩の変化、曲の構成を生かしたテンションの作り方など、音楽的な勉強が出来ました。
顧問の先生も、「自由曲の悩んでいた箇所の解決の仕方が分かりました」と、とても喜んでくださいました。
ハードな練習が続いているにもかかわらず、いつも笑顔いっぱいの温かい態度で迎えてくれる部員の皆さんに感謝です。



北海道の旭川でも昼間は、30℃を越える気温になります。
コンクールまでの日々、体調管理にも気をつけながら、悔いのない最高の夏になるようがんばってください。
お招きくださった11校の先生方、本当にありがとうございました。


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さようなら~! みんながんばれ~!          

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函館から~2017・7月・その1~

先週の金曜日から昨日まで、3泊4日で北海道の函館にお伺いして来ました。

函館地区の先生方は、この「海の日」にかかる金曜から月曜(海の日)の4日間を、「生涯予約?」としてずっと先までご予約をしてくださっています。
毎年、コンクール前のこの4日間にレッスンを希望される学校が増え続け、今年はとうとう18校というすごい数になりました。
普通に考えたら、組み込めない数ですが、この地区の先生方の協力、保護者の皆様の協力は素晴らしく、早くからホールを押さえていたり、複数の学校がひとつの学校に集まったりして、私が移動しなくてもいいようにスケジューリングしてくださいました。

移動時間が無くなる分、ロスタイムが無くなり、移動の疲労もなくなります。
(でも、休憩時間もほとんど無くなり、お昼も食事時間を含めて30分だったりしました・・・とほほ)

そして、移動する場合も、レッスン前後の学校の先生ではない先生が送迎してくださるということで、レッスン終了後、すぐに次の学校に向かって出発できます。

それでも、毎日の最後が20時頃終了で、それから夕食というハードな日程でした。

予定されていた高校のひとつがやむを得ない学校事情で急に部活中止となり、キャンセルになってしまいましたが、前日レッスンした中学校に再度サプライズレッスンに伺うことにし、駒数が減ることはありませんでした。

4日間のスケジュールを組んでくださる先生には大変なご苦労をおかけしますが、小学校から高校までの先生方の見事な連携には頭が下がります。
そして、私が出来るだけ疲れないようにと、温かいご配慮や優しいお声かけにも感謝です。

連休ということで、函館の街は観光客でいっぱい。
飛行機もホテルも、観光客でいっぱい。
そんな楽しげな人々を横目で見ながら、連休返上で頑張る各学校の皆さんと、熱い感動の時間を過ごさせていただきました。


今回のレッスンのうち、中学校2校と高校1校の3校が今年度初めての学校でした。
いずれも、毎年お招きいただいている学校です。


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このバンドは、全員が中学校からの初心者スタートですが、先生の巧みなご指導力で、たちまち上級プレイヤーに育ってしまうスーパーバンドです。
そして、部員たちがともかく明るい!素直!活発!エネルギッシュ!パワフル!ノリがいい!
そんな彼ら彼女らと過ごす時間は、私の心もキラキラします。
今年のコンクール曲が、このバンドの特性を考えて、超オススメした難曲です。
先生も部員たちも気に入ってくださり、「やはりピッタリ!」の演奏を聴かせてくださいました。
大雑把にはとても良い演奏が出来ていたので、場面転換と色彩感をつけるための配慮の仕方をレッスンしていきました。
曲の面白みがますます膨らみ、私も演奏を聴いていて楽しくて仕方ないほどでした。
コンクールのステージでも、思い切り楽しんで、独特の曲の世界を表現してほしいです。


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学区の小学校にもレッスンにお伺いしているので、知った顔も多い中学校バンドです。
今年の曲は、先生の思い入れが強い選曲のようで、先生も生き生きと指揮していらっしゃいました。
曲の中で、トランペットがホルンに持ち替えて内声の厚みを増やす工夫もして、サウンドの色彩に変化をつけていました。
縦の音楽と横の音楽、フレーズのまとまりや頂点を生かして表現することで、語り口の分かりやすい表現になったり、場面転換が明確になることを確認しました。
また、くっきりとした強奏と同じ位、弱奏に説得力をつけるための演奏の仕方をアドバイスし、ドラマ性があるこの曲の良さがますます豊かに表現出来るようになりました。
さらに楽譜を読み込んで、作曲者の意図や思いを汲んだ演奏に仕上げていってください。
 

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この高校バンドの顧問の先生は、上磯小学校吹奏楽部の卒業生です。
小学校時代には、私のレッスンを受け、打楽器を演奏していたかわいい姿がまだ心に焼き付いています。
こうして、高校の先生になったり彼との再会は、感激以外の何物でもありません。
今年の選曲は、何十年も前に大流行した名曲のオリジナル曲で、私も大好きな曲です。
やはり、良い曲というものは何年経っても良い曲だと、改めて感じました。
とても丁寧に練習し、音型やリズム感などにあまりこだわらず、遅いテンポで、良い音色、丁寧な発音に注意して練習して来た成果が出て、強音も耳に痛くない豊かなサウンドが響いていました。
今回のレッスンで、一気にこの曲に必要なアタックやアクセント、リズム感、独特の音高感、作曲技法の特徴などを勉強し、これからコンクールまでの進み方をアドバイスさせていただきました。
先生は、理解力抜群です。まだこなせなかった課題も必ずクリアーしてコンクールを迎えてくれることでしょう。



続いて、今年度2回目レッスン校を、お伺いした順にワンショットでご紹介します。

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新しい先生との初コンクールに向けて頑張る小学校です。
ぐっと上手になって自信のある音を聴かせてくださいました。
楽譜にない強弱やバランスの調整をして、変化豊かな立体的な演奏になりました。


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こちらの小学校も新しい指揮者の先生との初コンクールです。
先生の綿密な指導計画のおかげで、技術も表現力も「先生色」になってきました。
ゆっくりの部分の進み方を特に勉強し、流れの良い美しいフレーズが見えてきました。


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今年度からお付き合いいただいている中学校は、単独でホールを借りて意欲的な練習をされました。
ソロの演じ方、曲想を生かしたサウンドづくりやアタックの付け方、強弱の幅の拡大、テンポ感の統一などを綿密に練習し、曲の良さがぐんと際立ってきました。
特に決めてほしいハーモニーの箇所を数か所、学校に戻っての宿題にしました。コンクールまでにクリアしてくださいね。


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こちらの高校には5月にもお伺いしましたが、その時練習していた自由曲に、「???」...
その後、先生と相談し、このバンドの良さが出る曲という観点で選曲し直しました。
曲とのマッチングは抜群です。近年、派手で難解なコンクール自由曲が多い中、シンプルで渋く、高貴な音楽で評価が得られることを祈っています。


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6月のレッスンで指摘させていただいたことを十分に練習して今回のレッスンに臨んでくださいました。
ケルト風の曲は、速い部分も聴きごたえありますが、ゆっくりな部分の表現にはさらにこだわりたいところです。
大きなフレーズで、音色やテンポの運びも単調にならないように演奏する練習をたっぷりし、ぐっと感動性が高まりました。


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全校児童25人のうち17名が部員という奇跡のバンド、椴法華小学校は、前回のレッスンでアドバイスした表現力や打楽器のパフォーマンスがしっかりとした力となって身に付き、スケールの大きい演奏になっていました。
今回は、新たな強弱の工夫、ハーモニーのチェックをし、ますますレベルの高い目標が出来ました。
みんな兄弟姉妹のように仲良しで、一緒にいるだけで幸せになります。



*その2に続きます。

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函館から~2017・7月・その2

引き続き、今年度2回目のレッスンにお伺いした学校です。

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1ヶ月でこんなにも伸びるのかと思うほど、がっしりとしたサウンドを聴かせてくれた小学校バンドです。
皆が夢中になって演奏しているのが伝わり、曲の雰囲気がずいぶんよく出せるようになりました。
今回は、さらにフレーズの運び方やバランス、強弱の拡大、場面転換の工夫に挑み、より変化豊かな演奏になりました。


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上磯中学校は、6月の中旬に、課題曲をⅠ『スケルツァンド』からⅢ『インテルメッツォ』に、急遽変更したので、今回は、『インテルメッツォ』だけをじっくり勉強しました。
サウンドと雰囲気づくりが超一流の上磯中学校ではありますが、そこに頼らず、楽譜を隅々まで細かく読み込むことがどれだけ大切であるかということを痛いほど感じたレッスンになったと思います。
今年も名古屋のステージに立てることを夢見て、さらに奥深い勉強を...


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5月に浜松でのバンドクリニックで演奏し、たくさんの先生方から「感動!」の声が寄せられた上磯小学校の子どもたちは、その体験が生きて、一段と立派になった姿と演奏で迎えてくれました。
5月のレッスンでは、バンドクリニックに向けて数曲のレッスンをしましたが、今回はコンクール曲の『ザ・レッドマシーン』(グレイアム)1曲に集中して、曲の細部にわたるアドバイスが出来ました。
技術的には、難しい曲ではありますが、その中で音色やフレーズ、短音のハーモニーにもこだわって、緊張感と色彩感のある演奏に仕上げていってもらいたいです。


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前回のレッスンは、5月でしたが、2ヶ月でサウンドもスケールも大幅アップした演奏にびっくりしました。
人数が少ないバンドですが、それ以上の重厚感ある響きがするのは、ブレスや精神を磨く先生のご指導以外の何物でもありません。
みんな、コンクール曲が大好きで、イメージ豊かに自発的に表現しています。各フレーズの味やハーモニーの力、アーティキュレーションを綿密に表現し、最高の演奏に仕上げていってください。


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5月にお伺いした後、また部員が増え、活気いっぱいに活動する木古内小学校は、無料町バスのおかげで北斗市「かなで~る」でのホール練習に参加出来ました。
セッティングを工夫したり、音の入れ替えをしたりして、この小編成バンドの良さを生かす練習をし、皆のやる気も加わって、どんどん良い演奏に変容していきました。見学されていた先生方もびっくり。
コンクールまでの日々も、広い空間をイメージして、さわやかな木古内小サウンドを磨き上げてください。


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木古内中学校も、ホール練習に参加出来、バランス調整や表現の豊かさを目指してレッスンが出来ました。
曲の特質を生かした打楽器の独特なセッティングで、初心者を含む18名の小編成バンドが、色彩感豊かな趣ある演奏に近づいて来ました。
管楽器の音色や打楽器とのバランス、ソロのクウォリティをさらに上げて、「小編成バンドの鏡」と言われる演奏に仕上げていってくれることを願っています。


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前回、課題曲のマーチで、がっつり宿題を出させていただきましたが、それらも立派にクリアして「グッ!」でした。
自由曲の歌う部分やエンディングの構築に時間を使い、より感動的な演奏になるようにと練習しました。
顧問の先生も部員たちも、メラメラ燃えている感じで、吸収力高くレッスンを受け止めていたことに拍手です。


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輝かしいサウンドで、ブラスの名曲にチャレンジしている小学校です。
北海道の小学校部門は、時間制限が6分なのですが、最近の演奏はどうやってもオーバーしていて悩んでおられたとのこと。
中間部のゆったりした場面を、テンポを上げつつ落ちついた雰囲気で演奏する技を伝授し、問題解決しました。
テクニック的に難しい箇所を何とか乗り越えて、コンクールに向かってほしいです。



「かなで~る」での小学校レッスンの時、なぜか他校の先生方がたくさん見学に...
どうしたのかな?と思いきや、レッスン後、子どもたちと先生方が、「ハッピー バースディ トゥー ユー♪」と歌い始め、「えっ?!何?!」と驚く私。
もうじき誕生日を迎える私のために、先生方が特別なプレゼントを用意してくださっていたのです。


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私が指導でテンポを刻むために使っている「アクリルボード」
そこに、「Thank you for your “Magokoro” Team Hakodate」と印字されていました。
そして、お付き合いさせていただいているレッスン校の先生方全員のお名前が書かれた「手作り栞」

先生方から真心をいただいているのは私の方なのに。
これからも、最大の真心と誠意でお付き合いさせていただきます。

心から...ありがとうございました。



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さようなら~! また会える日を楽しみにしています!
コンクールに向かって、先生、仲間たちと心ひとつに頑張ってくださいね!


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千葉県の高校バンド~初めての出会い

今日は、県内の県立高校にお伺いして来ました。
約1時間半ほど車を走らせて着く、ちょっぴり遠い学校でした。
全く初めての出会いでした。


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レッスンをご依頼くださった先生は、吹奏楽の指導経験も豊かな超ベテランの先生です。
現職の頃、吹奏楽連盟の仕事を一緒にさせていただいたこともあり、先生の学校の演奏にとても感動したことを覚えています。

私のレッスンなど必要ではない実力ある先生のはずですが、お考えあってのことなのでしょうか、ぜひレッスンをとお声かけくださいました。

わくわくする気持ちと責任を感じながら、学校へと車を走らせました。

吹奏楽部は、元特別教室を貰った「専用練習場」で活動しています。
立派な「手作りひな壇」もあります。

でも、冷房がない... 片面が壁なので、風も抜けない...
この暑さの中、皆、汗をダラダラ流して練習していました。

でも、部員たちにとっては、ここが高校生活の大切な大切な場所なのです。

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生徒さんたちは、返事がとても良く、一心不乱に練習する姿でした。
指揮を真剣に見て、全身で音楽する姿は、それだけでも感動的でした。
そして、とても謙虚です。

顧問の先生の謙虚なお心がそのまま生徒さんたちに移っているのだと思いました。

生徒は教師の心を映し出す鏡・・・まさにそのような空間でした。

先生は、何年も前に、私が千葉県の「高文連」の講習会で講師をさせていただいた時にもご参加され、資料として配付した『わすれるなこのひとこと』を生徒さんたちに持たせてくださってありました。

1枚のプリントをここまで大切にしてくださっていたとは...感謝でいっぱいの気持ちになりました。

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レッスン曲は、もちろんコンクール曲です。
しっかりとトレーニングされた演奏は、「高級な基礎合奏」のごとく、揺るぎのないサウンドを醸し出していました。
さすが先生のバンドだけあります。

私は、そこに「歌」と「流れ」と「色彩感」を生み出すためのお手伝いをさせていただきました。

今まできちんと整理されていた演奏の一部が私の指揮で壊れてしまった面もありました...ごめんなさい。
でも、先生も生徒さんたちも、「大丈夫です。どんどんやってください」と話してくださいました。

まさに、「謙虚に学ぶ姿勢」です。

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私が指揮をしたり、先生に振っていただいてアドバイスを加えたり...
先生は、私が伝えることをどんどんスコアに書き込んでいらっしゃいました。

これだけの大ベテランの先生が...です。
私なんかじゃ申し訳ないところなのに。

そんな先生の姿に、生徒さんたちも、皆、ますます本気モード。

いつもと違う音楽の作りにもとまどわず、「今日は田川先生の音楽をしましょう」というめあてに沿って、ぐんぐんとついて来てくれました。
柔軟性のある若々しく瑞々しい感性の部員たちでした。

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私も汗びっしょり、先生も汗びっしょり、部員たちも皆汗まみれ...
でも、達成感いっぱいの時間が終わりました。

先生は、拙いレッスンしか出来なかった私に、何度も「ありがとうございました」と頭を下げてくださいました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の句を思い出しました。

これからますます暑くなる練習場でのご指導は本当に苦しいと思いますが、これからもこの純粋な生徒さんたちと共に歩み続けていただきたいです。

そして、今後もぜひお付き合いさせていただければ幸いです。

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初めての出会いにもかかわらず、素直で謙虚な態度、そして、気合いの入った返事で僕のレッスンを受け止めてくれた皆さん。
冷房もない、暑い暑いこの部屋で流す汗の尊さも、きっと高校生活の誇りとして一生皆さんの支えになることと思います。
部長さんが最後に話してくれた「僕たちは、県の本選大会に進んで、田川先生に是非会場で僕たちの演奏を聴いていただきたいと思います。そのためにも今日のご指導を元に一生懸命練習して、予選を通過したいと思います!」というたくましい決意を信じ、いつもいつも応援しています。
8月11日、千葉県文化会館での高校B部門本選大会で君たちの「ハートの音楽」を聴かせてもらえることを楽しみにしています!
すばらしい顧問の先生のご指導を信じ、明日からも皆で尊い汗を流しながら練習に励んでください。

お招きいただき、本当にありがとうございました。


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