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田川伸一郎のブログ

福島県から~2018・9月~

水戸から帰った翌朝、福島へ向かいました。
敬老の日の一日、そして、昨日の放課後に、あわせて4校の中学校にお伺いさせていただきました。


福島県のこの地区には、6月にもお伺いさせていただきました。
その時は、吹奏楽コンクールに向けての取り組みでした。

福島県では、吹奏楽コンクールが夏休み前に終わります。(もちろん、支部大会、全国大会に出場する団体は別です。)

小学校・中学校では、その後、夏休みの練習を経て、さらに上手になり、多くの学校が、「日本学校合奏コンクール」の予選である「合奏祭」という平日開催の音楽会に出場します。
また、「TBCこども音楽コンクール」(関東ではTBS)にも多くの学校が出場します。
それらのステージが、今年度最後の大きなステージとなります。

今回のレッスンは、その「合奏祭」に向けての仕上げの練習のお手伝いでした。
吹奏楽コンクールとは違い、自由曲のみ一曲での出場です。

夏休み前よりも演奏技術が上がった今、しかも、最後のステージ。
今までと同じ演奏ではなく、今までは出来なかった演奏も出来るはずです。

ラストステージに向けて、細部にわたる確認をもう一度してほしい。
同時に、やや煮詰まった状態になって、飽きがきてしまっている曲に、新鮮でワクワクする気持ちを持ち直してほしい。

「仕上げ」にふさわしい演奏に向けて、最後のハードルを乗り越える楽しみと意欲を差し上げました。


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こちらの中学校には毎年お伺いしていますが、今年度は顧問の先生が代わり、6月のレッスンはありませんでした。
今回が、最初で最後のレッスンです。
中学生には少し難しいアレンジ曲を取り上げていますが、夏の努力が実って、技術的にはかなりこなせていました。
やや安全運転的で、単調な演奏になっていましたので、この曲の「本当の姿」に近づくことをめあてに切り込んでいきました。
テンポ設定やアゴーギク、場面による音色や色彩の変化...曲全体の活性化を図りました。
どんな難しい要求をしても、絶対にこなそうとする意欲の高さ、それでいて和やかで明るい雰囲気は、顧問の先生が育てているこのバンドの宝です。
「私がやりたかったけど、なかなか上手くいかなくて悩んでいた所を、しっかり教えていただき、本当にありがたいです」と、先生は涙を浮かべて喜んでくださいました。
最後まで、高みを目指してがんばってください!


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今年、顧問の先生が代わり、初めてお招きいただいた中学校です。
6月にもお招きいただき、今回は2回目です。
先生と生徒さんたちの絆は深まり、私も安心して関わることが出来ました。
演奏技術が上がり、すっかり演奏し慣れている様子でしたので、もう一度、新鮮な気持ちで曲に向き合ってもらうために、楽譜に書かれた拍子の意味やハーモニーの味、エネルギーの増減をしっかりとかもし出した演奏にしていく練習をしました。
「和声の力」に応じて、自然な強弱やアゴーギクを付けたり、音色を変えたりと、「隠し味」の工夫もしました。
生徒さんたちは、まだまだ素敵になる曲の良さを感じた様子で、音と音楽が生き生きとしてきました。
ラストスパート! ハートの演奏を!


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こちらも、今年度、初めて出会った中学校です。6月に引き続き、2回目のお招きをいただきました。
今回は、素敵な「合唱」でお迎えしてくださいました。
このバンドは、「吹奏楽部」ではなく「音楽部」という名前で、吹奏楽だけでなく合唱にも取り組み、このメンバーを母体にした合唱団で合唱コンクールにも出場しているのです。
先生は、曲に対する愛情がとても深く、その愛情ゆえ、やりたいことも盛り沢山で、そのせいか、ややこってり味の演奏になっていました。
曲の素材がとても良いので、むしろすっきり演奏した方が聴く人の心にすっと入っていくのでは...という観点から、曲の原点に立ち返ってみました。
先生の味付けが自然に生きた演奏になっていきました。
最後の仕上げも、ぜひすっきり味で!


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この中学校に上がって来る小学校が「器楽部」から「吹奏楽部」に変わったおかげで、経験者の1年生が入部して来るようになり、人数もレベルもぐんと上がりました。
先生が赴任された時には、3年生は夏で引退してしまう流れが出来ていて、合奏祭には1、2年生だけで苦しい演奏をしていました。
2年目にやっと半数位の3年生が残ってくれるようになり、その残った3年生たちが、「合奏祭まで続けた方が、生活のメリハリがついて、かえって勉強にも集中出来るし、受験にもプラス!」という言葉や結果を残してくれたおかげで、翌年からは3年生全員が残って合奏祭まで頑張るのが、この部の「常識」になりました。
6月に比べて、音量も上がり、自信が感じられる演奏になっていました。
最後のステージに向けて、音色やタンギングの種類を増やしたり、ゆっくりの部分のフレージングをすっきりさせたり、速い部分のノリやスピード感を上げる工夫をしたりと、「表現のパレット」を豊かにする勉強をしました。
合奏祭でも、色彩と表情の豊かな演奏にチャレンジしましょう!



レッスン希望がありながら、スケジュールの関係で入れてあげられなかった中学校と高校のために、来週もう一回、福島にお伺いすることになっています。

来週、「その2」でご紹介させていただきます。



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合奏祭で、今年のまとめとなるような演奏が出来ますように!
そして、また来年の6月にお会いしましょう。  お元気で!




昨日は火曜日で、当然、練習は放課後でした。
ホテルをゆっくりチェックアウトし、私は、栃木に続いて、またまた「温泉」へ。
電車に乗って、駅から温泉旅館までのんびり歩いて、「日帰り入浴」をしました。

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こんな爽やかな風景を楽しみながら、お散歩でした。

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落ち着いた庭園に、足湯がありました。

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この写真は、宿のHPからいただきました。
平日の昼間だけあって、ほぼ貸し切り状態でした。
ふわぁ~と癒されました。


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東関東吹奏楽コンクール・水戸会場

この土日は、東関東吹奏楽コンクール・高校B部門、小学校部門を聴きに、また多くのレッスン校を応援に行って来ました。

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会場は、茨城県民文化センター。
鳴らないと言われるホールです。

確かに朝の鳴りの悪さは、本当に寂しいほどでした。

でも、良い音、良い演奏は、いわゆる「鳴り」とは別に伝わってくるものです。

そして、審査員の先生方も、「鳴り」がどうこうではなく、きちんと良い音、良い音楽を評価してくださる審査をしてくださいました。

高校B部門で出場し、見事、「東日本学校吹奏楽大会」へ駒を進めた千葉県代表・聖徳大学附属女子中学校・高等学校は、朝の2番の演奏、しかも、18人という少数です。
確かにホールの「鳴り」は悪く、千葉県文化会館で聴いた音とは違っていましたが、それでも高い点数を得て代表になることが出来ました。

東関東支部では、中学校、高校のB部門に出場出来る部員の制限が決まっており、大勢いる中からセレクトしてB部門に出場することは出来ません。
上記の聖徳大学附属女子中学校・高等学校吹奏楽部や、同じく代表になった千葉県代表・銚子市立銚子高等学校(3年連続東日本大会出場達成です)の15名(プログラムには16名とありましたが)は、部員の総数です。
そのメンバーをどう生かし切るかという先生のアイデアや工夫、選曲、編曲、音楽づくりにかかっています。

どの団体も、それぞれの事情を抱えながらの取り組みだったと思います。


小学校部門は、またレベルが上がり、常連校だけでなく、初めての学校も出場し、驚くべき演奏の連続でした。

今、「部活はブラック」という言葉で、部活に制限をかけようとする動きが強まっていますが、小学生たちの可能性の素晴らしさ、それを引き出そうとする先生方の熱意、力強くサポートする保護者や関係者の方々の思いがひしひしと伝わって来ました。
ここに展開されている「教育の理想の姿」や「思いの尊さ」を、お偉いさん方がどうにかして理解してほしいものだと改めて思いました。

小学生では、やはり基礎の大切さ、管楽器ではまず「呼吸ありき」だなと思いました。
ブレスが安定した良い音は、最も大切にしたいものです。
身に付けるには、時間もかかるし、根気も必要です。
でも、小学生だからこそ、管打楽器との出会いを、大切に、丁寧にアプローチしてあげてほしいと思いました。


感動の2日間でした。

主管してくださった茨城県吹奏楽連盟の皆様のご尽力に心から感謝いたします。

連盟の方々の再三の注意にも関わらず、演奏中に携帯の着信音が鳴ったり、フラッシュ撮影の光が走ったりと、マナーを守らないお客がいたことが本当に残念です。

ステージの子どもたちの一度限りの演奏を大切にしてあげられない人が、なぜわざわざ聴きに来るのでしょうか。
謎です。

東関東支部は、今度の土日、宇都宮市文化会館での中学校B部門、大学、一般職場部門を残すのみとなりました。


東関東大会の結果の詳細は、下記、「東関東吹奏楽連盟」のHPをご覧ください。
東関東吹奏楽連盟

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夕暮れの千波湖の美しかったこと。


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頑張れ! 初めての東関東吹奏楽コンクール

3年ほど前からお手伝いさせていただいている千葉県立市川昴高等学校吹奏楽部。

この学校は、平成23年に市川西高等学校と市川北高等学校が統合され、「市川昴高等学校」として開校し、今年度で8年目を迎えます。

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市川西高校時代から、市川市にある公立高校では最も吹奏楽が盛んで、前顧問であった吉田直先生(現・松戸六実高校)の時以来、私の教え子たち(大柏小、新浜小、真間小)の卒業生たちが多数お世話になりました。

新浜小に勤めていた時には、八木澤教司先生に作曲していただいた「吹奏楽のための音詩『輝きの海へ』」の模範演奏に協力してくださり、新浜小の子どもたちと市川西高校まで行って、自分たちの演奏する曲がどういう曲なのかを間近で感じ取らせていただきました。

音源のない新作にどう取り組もうかと悩んでいた時に、力を貸してくださったのが、吉田先生と市川西高校の生徒さんたちでした。

現顧問の豊田英文先生のご指導の元、「市川昴高校」として再出発した時には、私はすでに退職し、今の指導活動に入っていましたが、ご縁はなく、新浜小や真間小の卒業生たちが活躍している姿を遠くで応援していました。

そんなある日、豊田先生から、「音づくりは何とか出来るのですが、もっと豊かな音楽表現を目指して勉強したいのです」と、レッスンのご依頼をいただきました。

昔、たくさんの力を貸してくださった元・市川西高校の音楽室へ伺えると思うだけでもうれしい気持ちで、喜んでお受けしました。

ありがたいことに、その日以来、年間を通してレッスンにお招きいただいています。

初めて、市川昴高等学校のレッスンに伺った日のブログ記事です。
県内の高校バンド~初めての出会い

そして、お付き合いさせていただいて3年目の今年、市川昴高校としては初めての「東関東吹奏楽コンクール」出場が決まりました。

市川西高校時代には県代表になったこともありますが、市川昴高校になってからは8年目の今年が初めてです。

マーチングでは、近年毎年のように県代表になっていましたが、座奏では初めてです。
千葉県の高校A部門は、習志野高校、市立柏高校、幕張総合高校、市立船橋高校の4つの公立高校がトップ4の座にあり、県代表になるには、いかにこの4校の後の3~4校に入れるか...という厳しいものです。

市川昴高校も、残念ながら、毎年、県の本選で悔し涙を流していました。

今年の3年生は、1年生の時からのお付き合いです。
今年は何とか東関東大会に...という先生と部員たちの取り組みを精一杯お手伝いして来ました。

そして、ついに、初の千葉県代表に選ばれたのです。

課題曲は、コンサートマーチ「虹色の未来へ」
自由曲は、私が北斗市立上磯中学校にもお勧めして取り上げることになった、アッペルモント作曲の新作「ブリュッセル・レクイエム」です。

自由曲の練習を始めてから、上磯中学校だけでなく、あの精華女子高等学校も「ブリュッセル・レクイエム」を演奏するらしいという情報が入り、部員たちは、「えぇぇ...私たち、精華女子と同じ曲やっているんですか?」と、うれしいやら、何やら...

「曲だけは精華と同じ! レベルは全く違うけどねぇ」と言うと、皆、ウンウンと納得(笑)。

上磯中学校も精華女子高校も、この「ブリュッセル・レクイエム」で、見事全国大会出場を決めました。すごい!

クラリネットパートには、3年生がひとりもおらず、冒頭のソロは2年生のS君。
彼は、このソロに真正面から取り組んだことで、大きく成長しました。

千葉県の本選当日は、演奏後、皆、すぐに学校に帰って、マーチングの練習をしていました。
表彰式に残ったのは、豊田先生と代表生徒2名、そして、保護者・卒業生だけでした。

皆は、学校で結果を聞いて、喜び、泣き...だったそうです。

その日の市川昴高校吹奏楽部のブログ記事です。
本選大会

本選の約1週間後に開催された千葉県マーチングコンテストでも、今年も千葉県代表に選ばれました。
同じメンバーで、座奏とマーチングの両方の東関東大会に出場することになったのですから、その努力は言葉に言い尽くせないものがあります。

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超ハイレベルな東関東大会で通用する演奏ということを考えると、まだまだクリアしなければならない課題が満載です。
残された時間は、わずか...。

でも、怖じ気づく事なく、市川昴高校としての初出場の喜びを胸に、まずは、今の力を100%出して伸び伸びと演奏出来ることを第一の目標にして頑張ってほしいです。


吹奏楽コンクールに出場する各パートのメンバーです。
東関東大会初出場のお祝いに大サービス掲載!


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1年生の頃から一緒に歩んで来た3年生たちと...
高校生活最後の年に、座奏とマーチングのW東関東大会の経験が出来、本当に幸せですね。
それぞれの進路に向かっての勉強や準備は大変かと思いますが、今、皆と力を合わせられる「喜びの力」は、必ず進路へのエネルギーにもなるはずです。



そして、この部を育て続けている顧問の豊田英文先生です。

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どんなタイプの生徒も、どんな力の生徒も、大切に受け入れ、育て、見守られる愛情豊かな先生です。
先生のおかげで、皆、大好きな吹奏楽を思う存分楽しみ、心豊かな高校生活を送れています。
私にお声かけくださり、本当に感謝しています。



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市川昴高等学校吹奏楽部の歴史に貴重な足跡を残した皆さん...
これまで部を繋いで来た数多くの先輩たち、応援してくださる保護者の方々、地域の方々、見守ってくださる方々、そして、何よりも、毎日熱心にご指導くださる豊田先生のおかげです。
皆さんを様々な形で支えてくださる方々ひとりひとりへの「おかげさま」を忘れず、いつもの笑顔で、胸を張って東関東大会のステージに立ってください!
応援しています!


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函館から~2018・8月~

先週の金曜日から昨日まで、北海道の函館にお伺いして来ました。
5月から毎月のお伺いですが、4回目の今回は、旭川同様、地区代表として全道大会に出場する学校のレッスンでした。


金曜日は、台風の影響もあり、朝から、「飛行機は飛ぶのかな」「夕方のレッスン校は練習出来るのかな」と心配していましたが、東京も函館も思ったほどの悪天候にならず、飛行機は全く問題なく飛び、練習も普通に出来てほっとしました。

土日には、函館出身のロックグループ「GLAY」の野外コンサートも開催され、両日合わせて5万人もの観客が国内のみならず、海外からも押しかけ、街も空港もすごい人でした。


たくさんの地区大会出場団体から選ばれた実力と責任を感じさせる演奏に共感しながら、3日間を過ごしました。

函館とのお付き合いは、今年で25年になります。
平成5年に初めてお招きいただいた上磯小で出会った子どもたちが、今の上磯小や上磯中の保護者になっていたり、懐かしい校舎が今もそのままだったり、当時の顧問の先生(高橋徹先生)が今の上磯小の校長先生だったりと、特に深いつながりを感じます。

フリーになってからは、お招きくださる学校もとても多くなり、たくさんの先生方、児童・生徒の皆さんと出会うことが出来ました。
小学校、中学校、高校と、ずっとレッスンの学校で会い続ける生徒さんもいて、小学校3年生から高校3年生までの成長を見続けられる喜びも味わえます。

先生方のチームワークのすばらしさも、子どもたちの一生懸命さも、いつもいつも感心することばかり。
そして、私の方が、先生方や子どもたちから教えられます。

小学校3校(そのうち、上磯小は、東日本大会三出休みのためバンドフェスティバル出場です。)、中学校3校、高校1校の7校の皆さんと、全道大会に向けての本気の練習に取り組みました。

すでに2学期が始まり、中学校では修学旅行や3年生の高校説明会などもあり、全員で集中してたっぷり練習出来る日々ではありませんが、旭川同様、「言い訳無し」で、皆で前だけを向いて進みました。


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今週の木曜日~日曜日が、北海道吹奏楽コンクールです。
どの学校も、前日に札幌入りしての出場です。

ぜひ良い演奏を...

そして、心に残る良い思い出を...

心から応援しています!

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神奈川県の小学校バンド

今週お伺いした神奈川県の小学校バンドです。
毎年、2校でチームを組んでレッスンにお招きくださいます。


この2校は、先生方が仲良しなのはもちろん、子どもたちの交流も盛んで、合同練習をしたり、一緒にコンサートをしたりと、音楽を通した仲間づくりを大切に活動されています。

そして、2校共とも、平日の練習は、「朝の10分間」だけ!
コンクールなどの本番前は、放課後も「特別練習」としてするそうですが、年間を通しての放課後練習はありません。
土日に練習日を設けて、合奏練習をしているそうですが、一般バンドとは違い、楽器の基礎技術を身に付けるところからのスタートですから、いくら土日にまとまった練習時間があると言っても、朝の10分だけではどうにもならないと想像するのですが...

それを、行動の速さ、子どもたちの意識の高さ、集中力、無駄のない練習システムでやってのけてしまうのですから、驚きの一言です。
こっそり朝の練習を覗いて見てみたい気持ちです。

神奈川県の小学校の吹奏楽コンクールは、今年度は参加わずか9校ということですが、それでも今年は増えたとのこと。
んんん...千葉県の吹奏楽コンクールの小学校の参加総数123校(県内部門・県代表選出部門の合計)とはとても差が大きいです。
コンクールがバンド活動のメインでないことは言うまでもありませんが、バンド活動をやっている学校はもっともっとあるのにコンクールには出ないというのは、何か訳があるのかなぁ。

そんな中、こちらの2校は、練習時間が少ない中、コンクールにも出場して頑張っています。
夏休みのこの時期、東関東大会に出場出来るかどうかは別として、あくまでも「勉強の機会」として、早くからご予約くださり、コンクール結果に関係なく、レッスンを受けていらっしゃいます。

「練習時間が極端に少ないから」...十分に言い訳させてあげたい気持ちで伺いますが、2校とも、そんな言い訳が必要ないほど、質の高い練習や立派な演奏をしています。

そして、子どもたちの学習意欲の高さや活気には、いつも驚かされます。
短時間で活動しているとは思えないほど、チームワークもよく、基本的な躾けも行き届いています。

また、何より大切な「子どもらしさ」に溢れています。
人懐っこく、年に1~2回しか会わない私にも、「知らないオジサン」ではなく、「とっても仲良しな先生!」という笑顔で遠慮なく付き合ってくれます。

「あれ?君、去年会ったっけ?」
「いいえ、初めてです。今年入ったばかりですから!」
「そうなんだ~。前から知っているみたいに気軽に話すからさ。」
「会うのは初めてですが、先輩たちや先生から、田川先生の話をいっぱい聞いているから、前から会っていたようなもんなんです!」
「あぁ、そう...」
初めて会った4年生部員との会話です。

改まった態度とか、こわばった緊張感とかではなく、初めて会った子どもたちまでが、一瞬にして私の心の中に入って来てくれるのです。
私も、子どもたちの中にスッと入れる気がします。
それでいて、行き過ぎた失礼や悪ノリもなく、きちんとした礼儀正しさも兼ね備えています。

バンド同士の交流で、他校の先生方や友達と仲良くなる「人間力」を身につけているのかなと思います。

いずれにしても、先生方の育て方がとても良いことの証です。


そんな2校の皆さんと過ごした1日は、宝物でした。


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こちらのバンドは、部員は100名位いるそうですが、コンクールに出るための条件(7月の放課後練習や土日、夏休みの練習にしっかり出られることなど)をクリアし、さらに、本人が「コンクールに出たい」という意思を持ったメンバーでコンクールに出場しているそうです。
塾や習い事、家族旅行などを優先したい部員は、コンクール出場を希望せず、朝の10分練習で楽器を楽しみます。
顧問の先生方も、楽器経験者の先生方数名で固められており、さらに、年間を通して楽器別の外部講師の先生や全体指導をされる講師の先生も入っておられ、平日の練習時間の短さ以外は、小学校とは思えないほど恵まれた環境にあります。(本来、私など無用のバンドなのです。)
今回は、様々な先生方からの独特のアイデアで、楽譜が本来求めている演奏から離れてしまっている現状を見つめ、まず楽譜に忠実に演奏することで作曲者の意図や願いを理解し直すという勉強をしました。
「くせ」になっていて、なかなか直らない謎の吹き方や、楽譜とは違う(根拠のない)表現を正すことには、とてもエネルギーがいりましたが、作品への敬意を持って、「今日は楽譜どおりに演奏しなさい。それが出来た上で、楽譜にない工夫をしなさい!」と、先生にも子どもたちにも執念で向き合いました。
すると、今までの混乱した響きとは違う、立体感や色彩感や緊張感が生まれて来ることに、先生も子どもたちも気づき、「そうか、こういう曲だったのか...」と、今さらのように曲が持つ価値に気づいたようでした。
これからどのように作品と向き合い、どのようにアナリーゼを深め、子どもたちに落としていくかは、顧問の先生方にかかっています。
子どもたちは、先生に言われたとおりに演奏します。 
全ての責任は先生方にあります。 先生方の深い勉強に期待しています。



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こちらの小学校も、平日の練習時間は朝の10分程度です。
昨年度まで指揮をされていた先生や副顧問をされていた先生が転勤され、代わりの先生は転勤して来られず、一時は、存続の危機?に、どうなることかと心配しました。
子どもたちや保護者の方々の熱い思いが、校長先生方を動かし、転勤された前任の先生が、外部講師として指導指揮をするという形が認められました。
もちろん、転勤先のお仕事がある訳ですから、朝は子どもたちだけでの練習を続け、前顧問の先生が土日に来校して指導するという形で活動しています。
こういう形の活動は、保護者の方々の見守りやお手伝いが基本ですし、指導は出来なくても様々な手続きなどをしてくださる当校の先生方のお力無しには成立しません。
温かい大人たちの心が集まって、何とか子どもたちの活動が存続している今年度です。
このバンドの練習場には、エアコンがありません。そして、周囲からの苦情のため、窓を開けて練習することも禁じられています。
子どもたちは、こんな厳しい環境の中でも、心から音楽を楽しみ、汗をダラダラ流しながら、練習に向かっています。
私も、この学校に行く時には覚悟しています。 でも、へっちゃらで乗り越えている子どもたちと一緒にいるだけで、自分も乗り越えられることに気づき、子どもってすごいなぁと改めて感心しています。
保護者の皆さんは、扇風機や、クーラーボックスにたくさんの保冷材を用意して、子どもたちの体調管理に万全の気遣いをしてくださっています。
演奏では、つい旋律中心に作ってしまいがちになっていることを改め、低音やハーモニーの動きや働きに皆で耳と心を傾け、その上に旋律が展開されているのだということを勉強し直しました。
当然のことながら、曖昧な音程やにごったハーモニーに気づかずに演奏していた箇所も見つかり、全体のサウンドもすっきりしたり、豊かになったり、バランスが整えられたりと、良いことばかりでした。
3時間のレッスンで、まとまった休憩は一回だけでしたが、子どもたちの集中力も根性もすばらしかったです!
私は、ひとり、めまいがして途中座り込んでしまいました...。 完全にオジサンの負けでした。
これからも、大人の方々の様々な側面からのサポートによって、この素晴らしい活動が存続することを願っています。



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レッスンの後は、楽しいお食事会でした。
皆さん、子どもが大好き、音楽が大好き!
そんな先生方とのひとときは、幸せでした。

これからも、学校を隔てて、先生方も子どもたちも仲良く活動していってください。


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