田川伸一郎のブログ

緒形まゆみ先生 ブログ再開

金曜日の朝、めずらしく発熱して、雪降る中、近くの病院へ。
インフルエンザB型の診断が出てしまいました。

熱も37度台ですし、身体の痛みも全く無し...予防接種のおかげかな。
「田川さんは教員ではありませんが、子どもに接するという意味では教員と変わりませんので、火曜日までは学校への出入りは禁止です。」
ごもっとも...今、猛威を奮っているインフルエンザ、特にB型は症状が軽い人も多く、「風邪かな?」と外出し、学校や職場で感染拡大してしまっているそうです。

金曜から火曜までに予定されていたレッスンが7校もキャンセルになってしまいました。
こんなことは、初めてです。 申し訳なく、また、とても悲しいです。

昨日には、すっかり平熱に下がり、咳以外は何ともないのに...(その咳で移るんですから仕方ないです)

そんな悲しい中、とてもうれしいメールが届きました。
緒形まゆみ先生からです。

今年の6月に開催される「緒形まゆみ先生還暦記念演奏会」に向けて、期間限定ではありますが、緒形先生がブログを再開されることになったとのことです。

その名も、「緒形まゆみタンポポブログ」です。
何とも温かく、ほっこりするネーミングですね。

演奏会のHPはこちらです。
http://largo.eek.jp/

緒形まゆみたんぽぽブログはこちらです。
http://ogatamayumi2018.blog.fc2.com/


一足早く春が来たような気分です。

私のブログにも、再度、リンクを貼らせていただきました。

ぜひ「緒形まゆみたんぽぽブログ」へお立ち寄りください。

そして、6月10日の夜は、みなさまぜひ「ルネこだいら」へ。 


演奏会HPより

小平第二中学校、小平第六中学校、瑞穂中学校、阿佐ヶ谷中学校、羽村第一中学校 各校の吹奏楽部顧問としてご指導いただき、教員を引退した現在も山梨大学吹奏楽団をはじめとする、様々な音楽バンドを支えておられる緒形まゆみ先生が2017年3月に還暦を迎えられました。
そこで、各吹奏楽部の卒業生や、緒形先生とゆかりのある方々が「ルネこだいら」に集い、これまでの感謝の気持ちを音楽で表現するとともに、学校を超えた卒業生同士の交流や、プロモーションの場とすべく還暦演奏会を開催いたします。




*別件追伸です。
先日アップさせていただいた鎌ヶ谷高校吹奏楽部定期演奏会の入場整理券は、昼の部・夜の部ともに、すでに2/3程度のお申し込みをいただいているとのことです。ご希望の方はお早めにお申し込みください。


スポンサーサイト

PageTop

楽しき再会

ここのところ、昔の教え子たちから連絡が来て、飲みに行く機会が続きました。
私の仕事の都合を優先して、12月から都合を合わせてくれていました。

千葉市立幸町第三小学校でホルンを吹き、部長も務めてくれていたS君。
彼は、いつもブログを見てくれており、大柏小学校の「還暦祝いの会」の後も、すぐに、「大柏の皆さんに便乗して」と、お祝いの品や長いお手紙を送ってくれていました。
その後、「ぜひお会いしたいのですが」とお誘いがあり、ふたりで会うことになりました。

5oQLdP3Jm2OS0Zz1517149880_1517149896.jpg

小学校5年生からホルンを始め、中学校では吹奏楽を、高校、大学では管弦楽をやり、40歳になった今も市民オーケストラでホルンを吹いているそうです。
約30年間、ホルンを愛し続けて来た人です。

彼が6年生の時、伊藤康英作曲の「吹奏楽のための抒情的『祭』」を取り上げて、吹奏楽コンクールに出場しました。
千葉県大会を抜けて関東大会(まだ東西分かれていませんでした)に出場することになったのですが、その年の『全日本小学校バンドフェスティバル』は岡山でおこなわれることになっていました。
千葉市は、その頃、何に出場しても遠征の補助金など一切無し。全額保護者負担での出場でした。
もし、運良く岡山に行けることになったとして...ひとり何万円も集金しなければならないことが分かりました。
保護者会を開いて、その事を話し合うと、ひとりの反対も無く、「お金は何とかしますので、チャンスが得られたなら是非出場させてください」とのありがたい結論。
しかし、当時の校長先生は、あっさりと「NO!」...「どんなに保護者がお金を出すと言っても、小学生が何万円ものお金をかけてまで遠征する必要はない」と。

説得をしても変わりませんでした。
結局、関東大会の申込書の欄外に、「仮に代表枠の成績であっても、全国大会へは出場しません」と書いて関東大会に出場しました。
コンクールの表彰式前、場内放送で私は呼ばれました。
「あの、全国大会への出場権がありますが、ここに書いてあるとおりでよろしいのですか?」「はい、その通りで結構です。」 「はぁ。何てもったいないことを...」 「はい、すみません。」

全国大会への推薦校は、他の2校が呼ばれました。
喜びの大歓声を聞きながら、静かに会場を後にしました。
校長先生を説得出来なかった私の力不足のせいで、子どもたちにこんな悲しい思いをさせてしまいました。

S君は、大人になっても、「あの時、校長先生が許可をくださらなかったのは、自分たちが悪かったからではないか。特に、部長である自分のせいでは...」と、ずっと考え続けていたそうです。

大人になったからこそ話せるあの時の本当のことや、その時の私の思い、彼の思い...時を越えて、分かり合うことが出来ました。
もちろん、日頃の楽しい思い出話も...
今は、仕事をしながらも、市民オーケストラでホルンを吹いたり、マーラーの交響曲を聴いたりするのが一番の楽しみというS君。
小学校で出会ったホルンが、彼の人生をこれほどまでに豊かにしていることが、私はとてもうれしかったです。
これからも、ずっとずっと音楽と一緒にいて欲しいです。


その数日後、大柏小学校の『海の男たちの歌』の代で、「還暦祝いの会」に出席出来なかった数名からのお誘いでした。
これも、12月から決まっていました。
この代のサックスパート(ファゴットも同じパートとして練習していました)は全員男子で、そのメンバーに加え、今でも仲良しというパーカッションのメンバーが集まってくれました。

npLt72BnHgxbjBn1517269457_1517269539.jpg

静かに深い話をしたS君との再会とは違い、今、30歳の彼らとの会は、笑いが止まらぬ陽気な時間でした。

結婚しているのはひとりだけで、あとは独身生活を謳歌していました。

今回の会を企画してくれたアルトサックスのK君は、JRの社員。
以前は、東京のある駅で働いていたので、その時には、出かけたついでにわざわざ途中下車して、彼の働きぶりを見学に行ったこともありました。
今は、車掌として〇〇線の最後尾に乗っているそうです。
今度、〇〇線に乗る時には、最後尾に行って、運転席をチェックです。(笑)

同じくアルトサックスのY君は、設計技師。
自宅から仕事に通えない訳ではないけれど、自立のためにあえて一人暮らしをしています。
仕事が休みの時のスノボーが一番の趣味。 前は、インストラクターもやっていたそうです。
その仲間との休日が最高に楽しいそうです。

バリトンサックスのK君とは小学校卒業以来の再会でした。
小学校の時は、みんなより大きく、先に大人になった感じでしたが、「その後、ちょっとしか伸びなかった~(泣)」と。
今は、県内の大手スーパーの正社員として働いています。 
おっとりした性格と、話に滑るところ(笑)は、小学校時代と何も変わっていませんでした。

ファゴットのU君は、今回唯一の既婚者。 東京でサラリーマンをしています。
驚いたことに、私が時々レッスンに行く学校のすぐそばの会社でした。
「駅を出て、左に行くと中華料理屋さんがあるよね。」「そうそう!」「道の反対側にはドトールがあってさ。」「はいはい!」
彼の会社の場所もはっきり分かりました。今度レッスンに行く時には、働きぶりを見に、立ち寄ってみようかな。

旅好きで、休みが取れると、ひとりで日本中を飛び回っているという打楽器のA君は、某市郵便局の本局職員さん。
年賀状をしばってある輪ゴムの「青と茶」の色にはちゃんと意味や区別があるのだと教えてくれました。
最後の演奏会で演奏したある曲のドラ一発のタイミングがどうしても合わず、「早い!」「遅い!」と、何度も私に怒られたのが一番の思い出だそうです。(私は記憶ありませんでした。ゴメン)

それぞれの30歳は、それぞれの輝きでキラキラしていました。
音楽を続けている子はひとりもいません。
しかし、今でも、「あの頃」が支えになり、大変なことも乗り越えて生きています。
そして、あの頃の仲間は、今でも大切な仲間。

私とはずっと会っていなかったけれど、彼らはちょくちょく会って、飲みに行っているそうです。
話題が絶えず、終電ぎりぎりまでの楽しい会でした。


40歳のS君、そして、30歳の彼らひとりひとりの人生を、大切に見守ってあげたいと思います。

またいつか飲みに誘ってくださいね!
お元気で!

PageTop

ついに

ここ数年、毎年一回続いている「新浜小学校時代の同僚との温泉旅♨」...すでにご退職された方々とご一緒させていただいています。

私は早期退職だったので、ずっと前に退職された方はおいくつかな?

毎回、私が幹事です。

夏の終わりになると、パンフレットやネット、朝8時から放映されている『厳選いい宿』を見て、今年はどこにしようかなとワクワク。
平日に行けるのがうれしいです。

今年も先日、伊豆の静かな温泉宿に行って来ました。
年に一回しか会わない(いや、毎年会っているという方が合ってるかな?)私たちですし、行きの列車から帰りの列車まで、話題は全く途切れず、楽しくて仕方ありません。

「あれがあれして」でも話が通じてしまうことに、自分たちでブハッ(大笑)

私のブログも見てくださっていて、大柏の子どもたちの会には、とても感激してくださっていました。


ゆっくり温泉にも浸かり、お楽しみの夕食の時間! ここは、「料理自慢」のお宿です。
何が出るかな?

席に着くと、お宿の方から、「伸一郎様、還暦おめでとうございます!私共からのお祝いでございます」と、ワインのサービス。

えっ? 何も伝えていないのに...

続いて、「こちらはお仲間の皆様からのプレゼントです!」と。

ZF_dgtOqZPMQn7s1513124677_1513124697.jpg

ひょえ~!

間髪入れず、「伸一郎様、こちらもご用意させていただいておりますので、ぜひお召しになってください!」と、スタッフの方はどんどん動きます。

「えっ! マジっすか?!」と言っている間に、このとおり。

x7VEvLFTPn0myVX1513124722_1513124907.jpg
ついに着てしまった! なんか不釣り合いなご隠居さんって感じ...トホホ。
「ちーむ大柏」のパーカーの方が似合うなぁ。


恥ずかしいとか、戸惑うとか、そういう間もなく一気にでした。

「はい、着て! はい、ケーキ持って! はい、こっち向いて! はい、笑顔で~!」  パシャッ!

お仲間方が、「大柏の皆さんに便乗して」と、私にナイショでお宿に連絡しておいてくださったサプライズでした。

こういうお祝いのお客様も多いそうで、お宿には様々な「グッズ」を用意してあるのだそうです。

お仲間方は、「当然、ブログに載せるでしょ!」という空気を醸し出していらしたので、感謝を込めて...とりあえず。
でも、やっぱり恥ずかしいです...
皆様、どうか忘れてください(笑)


翌朝、お買い物をしているお仲間をロビーで待ちながら、ゆったりとコーヒーをいただいていた時、そばに座っておられたご夫妻に話しかけてみました。
小さく静かなお宿でしたし、前夜のサプライズでほんわかしていましたので、そんな気分になれました。

「どちらからいらしたんですか?」 「私たちは千葉から。」
「おや、私たちもみんな千葉から来たんですよ。千葉のどちらから?」 「我孫子ですよ。」
「えっ! あの...我孫子のどちらですか? 私も我孫子なんです。」 「あら、そうなの?私たちは湖北ですよ。」
「えぇぇぇぇ! 私も湖北なんですよ!」
「えぇぇぇぇ!」
しかも、歩いて10分以内にお住まいの近所の方!

静かだったロビーは、突然、お仲間方が、「どうしたんですか?!」とびっくりするほどの大騒ぎに。
そこからは、3人で地元話に花を咲かせ、お仲間方は目が点に・・・。

伊豆の奥の小さなお宿に、同じ日に同じ湖北から旅に来ているとは...この偶然は、まさに神がかっていました。
「これはいいことあるかも!」と、向こうの駅前で売っていた「宝くじ」を買っちゃいました。(「宝くじ」を買ったのは、人生で二度目です。)


お仲間方の温かいお気持ちと、超驚きの偶然で、うれしさMAXの温泉旅♨になりました。

来年はどこにしようかなぁ。 仕事も苦労も悩みも、全部忘れさせてくれるありがたいお仲間方です。

これからも、末永くよろしくお願いします!


PageTop

温かい歌声は続く

昨日の土曜日、レッスンの後、千葉市の真砂コミュニティーセンター(旧・千葉市立真砂第一小学校)へと車を走らせました。

混声合唱団「コール和」の練習を見学させていただくためでした。


IMG_0001_convert_20170930215609.jpg

この合唱団の指揮者は、大嶋和野先生。
先生は、元千葉県の公立高校の先生でいらっしゃいました。

幸町第三小学校で働いていた頃、私は大嶋先生と出会いました。
先生は、千葉市立千葉高等学校にお勤めでした。
吹奏楽部と合唱部の両方の顧問をされておられました。

まだ何もわからずに音楽教師の道を歩いていた私は、大嶋先生との出会いで、ぐっと世界が広がりました。
先生の音楽性、音楽観、教育観、そして、教師という仕事を離れての柔軟で闊達なお人柄...
私のように未熟な人間、未熟な教師にも、とても親切にしてくださり、押し付けではなく、寄り添うようにたくさんのご指導をしてくださいました。
そして、私のバンドのために、何曲ものアレンジや作曲をしてくださいました。

まだメールなどなかった時代です。
夜の11時頃に「今、楽譜が完成しました。どうされますか?」とお電話をくださり、私はこらえきれず、「先生、今からいただきにお伺いしてよろしいでしょうか?あの、こんな夜中ですが...」「どうぞ、どうぞ、お待ちしていますよ」と、真夜中に先生のお宅に車を走らせたこともありました。
普通は、そんな時間にお伺いしたら、すぐ失礼するのが常識なのに、先生の「まあ、ともかく上がって」というお言葉に甘えて、私はお部屋に通していただき、楽譜の解説やらアドバイスやら、本当に温かいご指導をしていただきました。
こんな私のために、先生は喜んで付き合ってくださいました。

このブログのリンクに貼り付けてある合唱曲『今日の日をありがとう』も、大柏小学校時代に私の詞に心を込めて曲をつけてくださった大嶋先生の作品です。
幸町第三小学校では『王様の誕生日』、大柏小学校では『明日の君に』というミュージカル作品も作曲してくださいました。

私の教師人生に大きな影響を与えてくださった大切な先生です。


そんな大嶋和野先生がご指導されている「コール和」は、先生が県立検見川高等学校にお勤めの頃、「市民のための学校開放講座」という形で、合唱のご指導をされたことがスタートになっています。
その講座に参加された方々が、大嶋先生の大ファンになり、「この講座が終わっても、大嶋先生の元で歌い続けたい」と、自主的に合唱団を立ち上げられました。
「仲良く」という意味の「和」に、大嶋和野先生のお名前をかけて、「コール和」という合唱団が生まれました。

あれから20年以上、この合唱団は続き、定期演奏会も今年の10月21日に「第21回」を迎えます。

続けるということは大変なことです。
それは、指導者にとっても、団員にとっても...
メンバーの中には初代の頃からずっと歌い続けていらっしゃる80歳代の方もいらっしゃいます。
文字通り「老若男女」が集まった合唱団です。

「歌が好き、みんなで歌うことが好き」...入団条件はそれだけです。
楽譜が読めない、音程がよく分からない、でも歌いたい...そんな方もいらっしゃいます。
大嶋先生は、ユーモアたっぷりのご指導で、根気強くご指導を続けて来られ、合唱団の力は確実にレベルアップしています。
20年間以上という長い歳月をかけて...

特にご高齢の方々は、本当はだんだん筋肉も衰え、勘も鈍り、声もかすれ...のはずですが、声も音程も表現も向上あるのみ!
これには、びっくりです。

まさに大嶋先生マジックです。
先生は、「技術向上」と「楽しさ」を絶妙なバランス感覚で運ばれ、「嫌にならないように、上手くする」という天才的な指導センスをお持ちなのです。

「皆さん、とっても上手になりましたよ!私がちょっと我慢してればいいだけで...」と、ユーモアいっぱいの褒め言葉に、みなさん、笑顔でうなずき、その後、意味を理解して、フッと笑い...穏やかで楽しい雰囲気が漂います。


お伺いした時間にちょうど練習中だったのは、今回の演奏で取り上げる今流行の(らしいです。不勉強で知らず、お恥ずかしい!)『キュイジーヌ』から、Ⅰ・スパゲティーペスカトーレ、Ⅱ・インド風チキンカレー、Ⅴ・大阪風お好み焼き(伊藤千鶴:作詞/吉岡弘行:作曲)でした。

『キュイジーヌ』とはフランス語で、料理、料理法という意味があり、題名のとおり、それぞれのお料理のレシピが歌になったとても楽しい曲でした。

小道具や衣装をちょっぴり工夫して、曲の楽しさをますます引き出していました。

IMG_0002_convert_20170930215631.jpg  IMG_0004_convert_20170930215651.jpg
IMG_0007_convert_20170930215751.jpg  IMG_0011_convert_20170930215821.jpg

IMG_0006_convert_20170930215730.jpg
大嶋先生も、自ら「スパゲティーペスカトーレ」を持って指揮です。

この合唱団には、千葉市時代の教員仲間も数名いらっしゃり、再会がうれしかったです。

IMG_0005_convert_20170930215707.jpg
ずっとピアノ伴奏をされている吉野真由美先生も、
千葉市時代のお仲間です!
先生のピアノ、大好きなんです。



演奏会の最後には、毎年、『今日の日をありがとう』を歌ってくださっています。
なので、プログラムには、毎年、≪田川伸一郎 作詞≫と載せていただいています。
光栄過ぎです。

『今日の日をありがとう』はこちらからでもお聴きになれます。
大柏小学校の子どもたちが歌っています。

https://www.youtube.com/watch?v=tnBpSqoCbno


何度か演奏会にお伺いしたことがありますが、気持ちがほっこりして、余韻があり、心地良さが数日間抜けない...そんなあったかい演奏会です。

お時間のある方は、ぜひ遠出をしてでもお出かけになってみてください。
忘れていたことを思い出す...そんなひとときをお過ごしいただけます。

IMG_0014_convert_20170930215839.jpg
大嶋和野先生です。 久しぶりにお会い出来て、とてもうれしかったです。
見学させていただき、ありがとうございました。



2RJbokfIRxH09Y01506776498_1506776519.jpg

PageTop

二度目の「奇跡の再会」

一昨日の水曜日は、埼玉県の小学校にお伺いさせていただきました。

バンドの顧問は、私を初めてお招きくださった音楽専科の先生ですが、その学校で別の先生との「奇跡の再会」がありました。
私が市川市立真間小学校に赴任してからの2年間、講師として勤務されていた先生との再会でした。

そして、その真間小への赴任時に、先生との「一度目の奇跡の再会」が起きていたのです。

「あれ...この人、どこかで見たことがある。 どこかで会ったことがある。 気のせいかな...」
勘違いを承知で、私は彼女に話しかけました。
「あの...どこかでお会いしたような気がするのですが...」
「えっ! 田川先生、私のこと、覚えていてくださったんですか? 私、〇〇高校で田川先生にご指導していただいたことがあるんです。」
「やっぱり! ええと...もしかして、打楽器やっていましたか?」
「え~っ! そうです! どうしてそこまで覚えていてくださったんですか?!」
「おお! ここでまた会えるなんて!」 私たちは、興奮して再会を喜び合いました。

真間小では、彼女は、週4日出勤の「算数少人数TT」の講師でした。
でも、自分から、「吹奏楽部のお手伝いをさせてください」と、申し出てくださいました。
「田川先生の元で、吹奏楽の勉強が出来るなんて、こんなラッキーなことはありません」と...。

まだ合格していなかった採用試験の勉強もあり、もちろん主の算数少人数TTの仕事もあり、その他様々な場で重宝に使われていた(?)先生。
それでも、時間をやりくりし、朝練習は毎日のように来てくださり、放課後や夏休みもずっと...
もちろん、全くのボランティアです。

真間小学校は、吹奏楽をやるにはあまりにも様々な環境が整わない学校で、私はそれまでの学校では経験したこともないほどの不条理な出来事にも遭遇して苦しみ、同時に母が倒れて看病にも走り、ついには自分が体調を著しく崩して、やっとの思いで学校に通う日々が続きました。

そんな私を、彼女は誠心誠意支えてくださいました。
「田川先生の元で、吹奏楽を勉強...」どころではなく、私の必死の格闘に、心底付き合ってくれたのでした。

打楽器パートは、彼女に全てお任せし、譜読みから合奏中の注意まで、細かく指導してくださいました。
土曜日の練習も、用事がない限り、お手伝いに来てくださいました。
私の悩みや愚痴も、心の底から理解して聞いてくださいました。

そんな学校環境と私の体調不良の中、赴任わずか2年で、『斑鳩の空』を演奏して、「東関東吹奏楽コンクール・金賞(同点決勝投票で東日本大会には行けなかったのです...泣)、「日本管楽合奏コンテスト全国大会・最優秀グランプリ」「TBSこども音楽コンクール・東日本大会最優秀賞」「東京ディズニーシー公演」までに至ることが出来たのも、彼女のサポートがあってこそでした。
私ひとりではどうにもならなかったと思います。

私にとって「命の恩人」と言っても過言ではない彼女は、現在は埼玉県の正式教員としてバリバリ働いています。

今年、今の学校に転任したばかりで、まだ「副顧問」という立場を与えられている訳ではありません。
でも、時々、打楽器の指導をしたり、大会の引率をしたりと、彼女の技術と経験を生かしてバンド活動のお手伝いをしているそうです。

顧問の先生が、職員室で、「田川先生という先生にご指導に来ていただきたいなぁと思っているんです。でも、ウチなんかに来てくださるのかなぁ」と話しておられたのを耳にして、「えーっ!田川先生って、あの田川伸一郎先生ですか?私、2年間ご一緒させていただいたんですよ!それは絶対にお願いした方がいいですよ!私から連絡して差し上げますから!」と、顧問の先生の背中を押してくださったようです。
そして、顧問の先生から正式なご依頼をいただき、「二度目の奇跡の再会」の機会が得られたのです。

今回は、初めて私のレッスンを受けることになった顧問の先生と子どもたちの緊張を和らげながら、学年学級の仕事は全部パスして、私のレッスンをずっと見学してくださっていました。

レッスン後、顧問の先生との反省会にも同席してくださり、あの頃の話で盛り上がり、思い出したい話題も思い出したくない話題も、全て笑って話せました。

このバンドの良い点や課題、練習方法、選曲などについて、私から顧問の先生にお伝えしていた時にも、うなずきながら聞き、「そうです。田川先生は、真間小でもそのようにされていましたよね」と、私が現職時代にやっていた指導法やその効果について、サイドから見た目線で補足説明してくださいました。

顧問の先生も、私との出会いをとても喜んでくださり、今後も継続してレッスンをお願いしたいとお話しくださいました。

新しい先生・子どもたちとのうれしい出会い、そして、「二度目の奇跡の再会」に感動した日でした。


IMG_0001_convert_20170920231407.jpg
先生との再会、本当にうれしかったです!
これからもよろしくお願いします。


PageTop