田川伸一郎のブログ

心ひとつに

ゴールデンウィークの中、今日は、県内の高校バンドにお伺いしてきました。

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こちらのバンドには、昨年度から定期レッスンにお招きいただいています。

いつも生徒ひとりひとりの「心」の状態を見つめ、決して押し付けることなく「生徒の目線」で共に悩んだり、喜んだりしながら、部活をつくり上げようとされていらっしゃる顧問の先生。

物を深く考え、時にそれが「悩み」となってしまうことがあっても、いつも自分自身を高めようと、
語り合い、支え合いながら、地道に一歩ずつ歩もうとしている生徒さんたち。

そんな「深い心」を大切にした活動を展開されているこのバンドは、5月3日に定期演奏会をおこないます。

今日のレッスンも、その演奏会に向けてのアドバイスをさせていただきました。

震災以来、他の多くと同じように、この学校も3学期は休校、もちろん部活停止でした。
春休みに入って、部活はやっと再開しましたが、時間を短縮しての活動、そして、定期演奏会に向けて例年行なっている「合宿」も中止になりました。

それでも、「今、こういう状況の中で、定期演奏会をさせていただけるだけでも十分幸せ。だから、与えられた条件の中で精一杯努力したものをお客様に聴いていただこう。」という姿勢で練習に取り組んでいます。

例年のような演出用の照明は、節電のため、使用しません。
むしろ、この状況をプラスに生かし、「音楽」だけでお客様に向かい合う「本来の演奏会の意味」に立ち返っています。



今日のレッスンでは、私のアレンジによるバルトークの『舞踏組曲』から聴かせていただきました。
1回目の通し演奏は、何と暗譜で演奏してくださいました。

先生の指揮を見つめる集中力、緊張感ある音の運びは、震災で長期間練習ができなかったハンディを、皆の心の団結で乗り越えようとしているようにすら感じられました。

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入部してきたばかりの一年生部員たちも、興味深げに先輩たちの合奏に聴き入っていました。
人数が足りない打楽器パートは、1年生にも入って演奏してもらっています。

定演前の真剣でピリピリした中にも、どこかほのぼのとした「温もり」や「穏やかさ」を感じさせる練習の雰囲気が、私は大好きです。

きっと聴きにいらしてくださったお客様にも、そんな温かいお気持ちになっていただけるのではないかと思います。

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「今できることを、私たちは心ひとつに精一杯やっています! ぜひご来場ください!」

がんばれ! 千葉英和高等学校吹奏楽部


千葉英和高等学校吹奏楽部 第26回定期演奏会

♪ 日時 5月3日(火・祝) 開場13:30 開演14:00
♪ 会場 八千代市民会館大ホール(東葉高速鉄道「八千代中央」徒歩10分)
♪ 演奏曲目 『舞踏組曲』より  (B.バルトーク/田川伸一郎・編曲)
         交響曲第3番より  (J.バーンズ)
         夜空を輝らすオリオンの月の小舟  (樽屋 雅徳)
         アンサンブルステージ
         オリジナルアニメメドレー   他
♪ 指揮  武井 大輔 
♪ 入場無料です



*顧問の先生のご了承をいただき、学校名とお名前を掲載させていただきました。

      






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