田川伸一郎のブログ

札幌から

日曜日の夜に札幌入りし、月曜日には、札幌市内の小学校と高校に、そして、月曜日の夜、夕張に移動し、合宿中の札幌の高校バンドにお伺いしました。

札幌でのレッスンは、他地区とは違い、「チーム」でのお招きではなく、楽器屋さん経由の仕事としてお伺いさせていただいています。
したがって、現地での移動、札幌から夕張までの移動などは、すべて楽器屋さんが担当してくださいます。

今回お伺いした学校は、3校とも、過去にお招きいただいたことがあります。

したがって、前回からの変容、成長、課題...たくさんのことが見え、アドバイスもより適切にできます。

特に、高校バンドでは、顧問の先生ご自身の「悩み」にも寄り添わせていただいてきているので、「先生の変容=チームという変容」といううれしい成果も見られ、感動でした。


私はオホーツクからの移動後のレッスンということで、正直、かなり疲れた身体で臨みましたが、それはレッスン校の先生や生徒さんたちには関係のない話です。

全力投球で、誠意をもって、向き合わせていただきました。
北海道と言っても、かなり暑くなり、汗びっしょりでした。


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前回は、冬場にお伺いしました。その時にいた6年生たちが卒業して、今は2年生から6年生までで20名程度の小さな小さなバンドになってしまいました。
2年生は、まだ音出しの練習中ですから、「戦力」にはなりません。じっと座っているのがやっとという感じでした。
4年生になると、もうしっかりした「主力メンバー」です。
このメンバーのために、先生は、ブレーン刊の「フレキシブルシリーズ」の1曲を選んで、子どもたちの実態に応じた工夫をしながらご指導されていらっしゃいました。
この小さなバンドにも、名プレイヤーはいます。そういう子どもたちを生かし切る工夫をされているのです。
そして、子どもたちの気持ちを高めようと、合宿までおこなっていらっしゃいます。
今回のレッスンでは、このバンドの表現力の幅を広げることをメインに、この楽譜を使った更なる工夫の提案をさせていただき、曲の色彩を増す子とができました。
保護者の方も、子どもたちの演奏を聴き、「こんなに人数が少ないのに、みんな本当によくやっていますね!」と心から褒めた私の言葉に、涙をこぼされていらっしゃいました。
バンドは、人数ではありません。そこに集まる子どもたちの「思い」が大切です。
これからも、胸をはって活動を続けてください! ふぁいと!




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この高校には、この3年間、毎年伺わせていただいています。
昨年度は、夏のコンクール前と冬場の2回、お招きいただきました。
この高校のある地区には、バンドがある小学校・中学校がとても少なく、高校から楽器を始めた生徒さんたちがとても多いチームです。
このコンクールメンバーにも、全くの初心者が入っていますが、「えっ!」と驚くほど、上手に演奏していました。
顧問の先生のきめ細かなご指導と生徒さんたち同士の教え合いのうまさで、初心者もメキメキ上手になっていくのが、このバンドのすばらしさです。
そんな「技術的なすばらしさ」の上に、先生は、いかにして豊かな表現力を身につけさせるかということを、いつもご自身の課題とされていらっしゃいます。
冬にお伺いした時には、そのことで、ご自分を責めていらっしゃる感じすらありました。
ですから、私は、その先生のお悩みに対するヒントが少しでも提案できたらと考え、毎回、「表現」を中心としたレッスンをさせていただいています。
回数を重ねるこどに、私流の「表現トレーニング」にも、すぐについて来られるようになりました。
歌ったり、踊ったり、身体で表現したり、吠えたり、イメージや情景を話し合ったり...
そして、それを音楽に移行する力もついてきました。
今回は、特に、表現の豊かさがどんどん増していく様子に、私も私自身も感動しました。
先生のご努力は確実に実っています。 先生も生徒さんたちもすばらしいです!
コンクールまでにますます豊かな表現を作り上げてステージに立ってください!




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この高校にも、年に1~2回伺わせていただいています。
今回は、夕張に場所を移しての合宿練習にお邪魔しました。
このバンドも、初心者が多数います。そして、男子もたくさんいます。
顧問の先生のお人柄と熱心さに負けて(?)、入部してくる生徒さんたちがたくさんいるのです。
先生の課題は、せっかく入部してくれたこの生徒さんたちを、いかにして、音楽の本当の楽しみや深さにまで率いていけるかということです。
吹奏楽は、楽しいことばかりではありません。当然、苦労もたくさんありますし、それを乗り越えなければ、本当の楽しさには到達できません。
先生は、生徒さんたちを前に、「コミュニケーションの深め方」「音楽の世界への導き方」という大きな課題と向き合って来られました。時には、ひどく落ち込み、悩み...
生徒さんたちを思う深さ故の「苦しみ」を乗り越え、今回の練習では、先生の後姿に、とても大きな何かを感じるまでに変容していました。
そして、バンドも今までになく、大きな力を持ったチームに育っていました。
それだけでも感動でした。 単に演奏が上手くなったとか、サウンドが良くなったとかではない、もっともっと大切な何かが、先生のご指導によってこのチームに育まれていたことが、私はとても嬉しかったです。
今年は、「A編成」に初挑戦です。レッスンでは、課題曲のマーチを、徹底的に勉強しました。
5日間の北海道での最後のレッスンで、すばらしい先生・生徒さんたちと一緒に、最高の汗を流すことができました。
コンクール、先生と君たちの「大きな力」でがんばってください!




札幌でのレッスン、暑い夏に、雪の冬に...
その時々の顔があり、思いがあり、音があります。

先生方の心や言葉から、そして、生徒さんたちの表情や演奏から、私はとても大切な学びをさせていただいています。

本当にありがとうございます。

またお会いできる日が来ますように...



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