田川伸一郎のブログ

磨斧作針

昔、伊豆の修善寺に旅した時のことです。

竹細工の工房で見かけたこんな言葉がありました。

磨斧作針・・・「まふ・さくしん」と読みます。

それぞれの漢字の意味は、読んで字の如く
「磨」・・・けずる
「斧」・・・おの
「作」・・・作る
「針」・・・はり
です。

店主の方が、読み方と意味を、詳しく教えてくださいました。

唐の詩仙といわれた李白が少年の頃、学問に挫折して、志半ばに家に帰ろうとした。途中、小さな渓流を渡ったとき、一人の老婆が鉄の杵を磨いているのを見た。何にするのか尋ねると、「鉄の斧を磨いて針を作っている」と答えた。李白は、その根気強いのに感心し、道を引き返して学問を完うしたという故事から...

「どんなに難しいことでも、惜しまずに努力し続ければ、必ず成就する」ということのたとえ。



えっ? 斧を針ほど細くなるまで削る?

あまりに壮大なたとえで、ちょっと引いてしまいましたが、しばらくして納得し、えらく感動していました。

すると、ご主人が、「お名前を彫って差し上げましょう」と...

IMG_1224_convert_20150416195319.jpg

これは、私にとって、とても大切な宝物です。


新年度もスタートしました。

コンクール曲の練習も、そろそろ始まると思います。

困難を乗り越え、あきらめず、自分自身を塗り替えられる日々であってほしいと思います。

結果は、その上でのことです。

敵は、自分自身なのですから...

私も、「自分で自分をあきらめない日々」「自分で自分をあきらめさせない日々」でありたいと思います。


そう、「磨斧作針」です。

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| | 2015-04-16(Thu)21:36 [編集]


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| | 2015-04-18(Sat)08:07 [編集]