田川伸一郎のブログ

教え子と同伴レッスンに

今日は、ある小学校のレッスンに、教え子のユーフォニアム吹きを同伴して伺いました。

3月にブログでもご紹介させていただいた武藤卓君です。

http://schoolbandsupporter.blog24.fc2.com/blog-entry-998.html

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3月21日、文京シビックホールで、フィリップ・スパーク氏指揮によるソロ演奏をする武藤君。


彼は、市川市立大柏小学校での教え子です。
小学校4年生で始めたユーフォニアムを中学校・高校でもずっと続け、尚美で勉強した後、フランスに留学。
「ペルピアニン地方音楽院」「フランスリヨン国立高等音楽院」の2校を、共に「最優秀」の成績で卒業しました。
第29回日本管打楽器コンクールで第3位(1位なし)を受賞しました。

現在は、国内で、演奏活動や楽器個人指導・バンド指導をしています。

今日は、コンクール曲にユーフォニアムのソロがある子どものために、私から声をかけて、同伴してもらいました。
とてもやる気のある子どもだけに、良い音や吹き方をすぐそばで聴き、感じたならば、きっと良い影響力が働くに違いないと思い、顧問の先生に提案させていただきました。


そして、今日を迎えました。

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彼は、演奏で自己紹介をしてくれました。
超美しいバラードのような曲を演奏して聴かせてくれ、次に、スパークの『ハーレクイン』、そして、『ヴェニスの謝肉祭変奏曲』をパラパラっと吹いてくれました。

子どもたちは、眼が点になっていました。
そんな顔を見られただけでも、連れて来た甲斐がありました。

その後、ソロユーフォの子の隣に座って、音を聴いては、アドバイスをしてくれました。

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合奏中も、今日は、「ここの部分の吹き方は...武藤先生、お手本になるように吹いてみてください」と頼み、私の指示どおりの演奏の仕方を子どもたちに聴かせてくれました。

彼の演奏を真似しようとすることで、私が言葉であれこれ説明するよりもずっと早く、ずっと正しく、学びが進みました。

途中、「何か、皆にアドバイスがあれば...」と言うと、小学生にわかりやすい表現やたとえで、技術上の大切なことを伝えてくれました。

難しい専門用語は一切なしで、かみ砕いて教えるやり方は、「さすが田川っ子!」

全体練習後も、ソロユーフォ君に「極意」を伝授してくれました。
「音」としての目標を得た子どもたちは、明日への意欲を熱く高めて帰って行きました。

教え子をこのような形で同伴させ、私のレッスンの手助けをしてもらえるのは、とてもうれしく、どんな教え方をするのか、とても興味があります。

「プロかぶれ」で上から目線の発言や対応をするのではなく、子どもたちの気持ちや顧問の先生のお心を大切にしながら、謙虚な態度で、でも本気でアドバイスをし、最後には、先生にも子どもたちにも、自信をつけさせて終わりにしてくれた彼の「人柄」にも、改めて感心。

これからも、「ユーフォの先生いませんか?」とお探しの先生がいたら、まず彼を紹介したいと思います。

まだまだ若く、こういう場を踏ませていただくことが、とても大切で有意義な勉強と慎ましく考えられる彼が、実は、プロ奏者としての活動でも、オーケストラ、吹奏楽、ブラスバンドなどでかなりの場を踏んでいたことも改めて知りました。

そして、校長先生との会話の場でも、「小学校時代に田川先生に出会ったことが、僕の人生のスタートでした」とまで話してくれた彼。

その「人生」もまだまだこれからです。

がんばれ、武藤君。

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「今日の練習は、とびきり楽しかった!」...ユーフォニアムパートの子どもたちと。

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| | 2015-06-01(Mon)23:32 [編集]


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| | 2015-06-02(Tue)23:29 [編集]