田川伸一郎のブログ

函館から~6月・その1~

先週の金曜日から昨日までは、北海道の函館市にお伺いして来ました。
5月に引き続き、今年度、2回目の函館でした。


羽田空港でチェックインしようとしたら、「函館行きは、一時手続き取りやめになっております」と...
えぇぇぇぇ、なんで?  使用予定機が、大分へ飛んでいたのですが、天候不順のため着陸できずに、他の空港に向かい、そのために、羽田に帰って来るのが遅くなったと...
結局、1時間半も遅れてのフライトでした。

去年も、この時期の函館行きは天候不順で遅れて、レッスンにも遅刻してしまいました。
今年もまたです。 偶然にしてはちょっと...

こうして始まった函館レッスンでしたが、感動と実りの大きい3日間でした。

今回は、もちろんコンクールに向けての練習をお手伝いさせていただきました。
みんな、「魔の6月」には関係なく、とてもさわやかに活動しているようでした。

こちらもテンションが上がり、燃えました。

今回お伺いしたバンドを小学校と中学校の2つの記事に分けてご紹介します。


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昨年、初めてお伺いさせていただいた「奇跡のバンド」です。
全校児童35人という小さな小学校の21名の金管バンドです。
2年生から6年生という歳の差の大きい子どもたち。 立派なお兄さんお姉さんと、かわいい弟妹がとても仲良く、活動しています。去年は、「味噌っかす」のようだった2年生が、3年生になるとこんなに立派になるのか...と感動しました。
6年生は、まるで「お父さん・お母さん」のようにしっかりしています。
お迎えに聴かせてくれた歌の上手かったこと。 発声もきれいで、表情も豊かでした。
コンクールに向けて取り組んでいるのは、最近の邦人作品です。
とても良い響きで演奏しています。 楽譜自体はさほど難しくない曲ですが、場面の雰囲気や音色・音型を替えたり、フレーズのまとまりを生かして演奏したりして、音楽の表情をより増していきました。
しっかり演奏指導できる先生が3人もいるという恵まれた体制、そして、先生方の愛情と執念が子どもたちの力をすくすく伸ばしています。
今年も、「小さな学校の大きな挑戦」を応援しています!  がんばれ!




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このバンドには毎年お招きいただいているので、6年生には、もう4年目のお付き合いになる子もいて、すっかり慣れた感じです。
「あれ、君、去年もチューバ吹いてた?」「いえ、私はホルンでした。」「なるほど」というように、ブラスバンドでは、楽器のコンバート(交替)は、ごく普通です。
それができるのが、ブラスバンドの良いところです。発音が皆同じなので、少しの練習で、他の楽器もこなせるようになります。
今年の曲は、めったに演奏されないブラスバンドのオリジナル曲です。
とっても良い曲で、私も気にいってしまい、演奏を聴くのを楽しみにしていました。
顧問の先生が子どもたちに合った曲として探して来ただけあって、さすがに良い音で上手に演奏していました。
レッスンでは、曲の良さがさらに生きるように、音の形やバランス、役割ごとの吹き方の違い、テンポ設定の仕方、場面ごとの雰囲気を変える練習などをたっぷりとしました。
途中わずかな休憩しか取らなかったのに、最後までバテずに吹ききった君たちは偉かった!
休み時間のおしゃべりも楽しかったよ。 7月までに、出された「宿題」をしっかりこなしてくださいね!



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金管バンドから吹奏楽編成に替えて今年で5年目になる小学校です。
昨年度は、「日本管楽合奏コンテスト全国大会」にまで出場する実績を残しました。
今回は、「特別のお迎え」をしてくださいました。
階段を上がると、子どもたちが廊下に並び、何やらウキウキした様子。
突然始まった演奏と踊り...全部子どもたちで考えたそうです。 素敵でした!
今年のコンクール曲は、有名な邦人作曲家の隠れた名曲です。
小学生にもわかりやすく、心を込めて演奏できるすばらしい曲を、楽しんで練習していました。
こういう選曲は、教育的だなぁとつくづく思いました。
ゆっくりのフレーズを前に進ませる練習や、速いテンポの中で旋律を朗々と演奏する練習、打楽器の効果的な演奏方法など、「音楽的な勉強」が出来ました。
先生がひとりひとりの「個人テスト」をしっかり積み上げておられるので、合奏で音ミスを直すような無駄な時間を取らずに済みます。小学校バンドでは、個人チェックは欠かせません。
いつもながら、とても反応が良く、雰囲気も明るく、楽しい楽しい2時間半でした。




小学校からのレッスン依頼は、上記の3校でしたが、その他に、ちょっと立ち寄りをさせていただいた小学校があります。

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木古内町立木古内小学校です。

このバンドは、5年前は、40人ほどの部員で、「日本管楽合奏コンテスト全国大会」で最優秀賞を受賞するほどのバンドでした。
私も、現役の頃から長い間、レッスンに通い続けていました。

残念なことに、その頃の熱心な顧問の先生が転出され、この数年間は活動がどんどん細り、部員も数名という寂しい状況で、単独の演奏は出来ず、コンクールや演奏会にも出場出来なくなっていました。
進学先の木古内中学校の先生や部員が合同練習をしたり、一緒に地域での演奏をしたりして、何とか活動をつなぎとめていた状況でした。

この4月に、とてもやる気と誠意のある先生が着任され、「木古内小学校吹奏楽部を復活させる!」と、使っていなかった楽器の手入れや子どもたちへの勧誘に走り、一気に16名のバンドに復活させました。
まだまだ部員は増えそうです。

そんな先生の取り組みは、地域の方々の喜びとなり、卒業生の間でも情報が回ったのか、大学生や成人した人たちが、楽器の指導にボランティアで駆けつけてくださっているとのこと。
中学校との合同活動も引き続いています。

今回は、そんな先生の取り組みに感動し、数名の先生方で、激励に伺いました。
ほとんどが楽器を持って1ヶ月程度の子どもたちですが、後藤洋先生の『スター・ファンタジー』を何とか演奏できていました。

この懐かしい部屋で、また合奏を聴ける日が来たことを心からうれしく思い、先生の情熱と愛に敬服し、この子どもたちの幸せに大きな拍手を贈りました。

今年は、久しぶりに吹奏楽コンクールに出場です。
賞など全く関係ありません。

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新しい先生との出会いで、息を吹き返した木古内小学校吹奏楽部。
入部してくれたみんな、ありがとう!
もうじき開通する「北海道新幹線」の北海道の入口駅、「木古内駅」と共に、また以前のように、地域の「宝」となって輝くことと思います。
小さな学校ではありますが、さらに仲間を増やして、音楽の喜びを学校や地域に広げていってください。
また、応援に行きます! そして、いつの日かまた、「レッスン」にお伺い出来る日が来ることを楽しみにしています。
先生、これからも大きな大きな「愛」を子どもたちに...!





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| | 2015-06-16(Tue)20:15 [編集]