田川伸一郎のブログ

富山県の中学校・高校バンド

先週の金曜日から日曜日までは、富山県へお伺いしてきました。
初の「北陸新幹線」での移動でした。


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記念すべき初乗車 「かがやき527号金沢行き」です。

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来ました! ワクワクです!

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         落ち着いた配色の車内です。 時間のせいか、ガラガラでした。

北陸新幹線は、心なし揺れが少なく、とても乗り心地良かったです。
そして、自宅最寄の「湖北」から「富山」まで、乗り換えを入れても、3時間半弱。
しかも、乗り換えは、上野で1回だけです。
上野を出ると、大宮、長野で停車。次が富山です。
新幹線に乗っている時間は、2時間と少しです。 

富山がとても近くなったことを実感しました。


富山にお伺いするのは、3月以来3ヶ月ぶりでした。

今回お伺いした中学校2校、高校2校は、共に3月にもお招きいただいた学校です。
新年度になって学年が上がり、新入生を迎え、課題曲や自由曲も決定し、ひたすらコンクールに向かって邁進する先生方と生徒さんたちの熱い思いに寄り添い、心を込めてレッスンさせていただきました。

4校ということで、スケジュールもゆっくりで、たっぷりと時間をかけてレッスン出来、(それでも、「あぁぁぁ、もっとやりたかったぁ」となるのです。)しっかりとメッセージを伝えられた実感があります。

そして、「これでいいのだろうか...」と考えさせられる場面もあったり、顧問の先生のすばらしい「生き様」に感動したりする場面もありました。
こうして、また多くの勉強をさせていただきました。



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全員が初心者でスタートするバンドです。
今年の1年生も、もちろん初心者だけですが、コンクールのステージに乗る予定の数名の1年生は、どこか貫禄があり、黙っていたら「初心者の1年生」には見えません。
打楽器の1年生は、打楽器が多用される自由曲で大活躍しています。
前回のレッスンでは、課題曲のマーチの「基盤づくり」をしました。
その基盤は、より強固なものになり、とても良い練習が進んでいました。
今回は、ハーモニーの流れも理解しながら、フレーズの持つドラマや重心の置き方、大切な音の認識など、分析的な作り上げの勉強ができました。
自由曲は、近年よく演奏されている「流行りのオリジナル曲」です。 
曲のオリジナリティを生かすための音の「質感」「音圧」「音形」や、バランス設定による「立体感」などを具体的に勉強しました。
長い時間、演奏し続けましたが、疲れも見せないたくましさ、部屋いっぱいの笑顔の花!
お伺いする度にすがすがしい気持ちになる素敵なバンドです。
今の3年生は、1年生の時からのお付き合いです。 中学校最後のコンクールを最高の演奏で終われるよう、心から応援しています。




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恵まれた環境、高い演奏技術、数々の実績...
それにふさわしい活動、言動、練習、音楽への姿勢、人間力を!と願い、お付き合いさせていただいている中学校バンドです。
顧問の先生は、先日アップさせていただいた「新しい自分に」のブログを早速印刷して、ひとりひとりに配ってくださってありました。
途中何度も、「人はどこからでも、いつからでも変わっていける!今から変わろう!」と、私は叫びました。
先生も生徒さんたちも、私が伝えようとする意図を一生懸命つかみ、返し、少しずつ変容していってくれました。
課題曲も自由曲も、音は並んでいます。 とりあえず並んでいます。
いや、中学生としてはかなり立派に並んでいます。
そこから先に、そこから前に、そこから深く...それには、理解力、感性、表出力(あえて表現力とは書きません)が必要です。
そして、「根性」や「主体性」も必要です。
細かく具体的に伝えました。 音楽的な面も、精神的な面も...本気で伝え続けました。
私の本気を受け止めてくれる先生と生徒たちだと信じているからです。
そして、何かとても大切なものが見えてきました。 ここからです。 君たちの力を試すのは!
がんばれ!




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「小編成部門」で東日本大会連続出場の実績を持つこのバンドも、昨年度からは「大編成部門」に出場するようになり、今年は2回目の挑戦です。
初心者の1年生も全員加えても、50名に満たない上、パートの人数もアンバランスで、よく吹けるトランペット7名に対して、クラリネットは2名の初心者の1年生を含む5名だけ。 ダブルリードもありません。
しかも、自由曲は壮大なスケールの管弦楽曲からのアレンジです。
うぅぅぅむ...大丈夫かなぁ...。このバランスで...
でも、顧問の先生は、実に楽観的。 「何とかなるもんですよ。いや、何とかしてくれるんですよ。うちの生徒たちは」と、生徒さんたちへの絶対的な信頼をお持ちです。
と言っても、生徒の「努力」だけで乗り越えさせるわけにはいきません。
今回は、幸運にもホール練習でしたので、セッティングや譜面台の置き方、演奏上のバランス設定にこだわり、試して、「編成のアンバランスが演奏のアンバランス」にならないような「木管が鳴るセッティング」を見つけ出しました。
そして、大量の打楽器がスリムに見える配置、力強いトランペットが木管とブレンドするように「譜面台に当てる加減」も工夫しました。
一緒にレッスンにいらしていた打楽器の講師の先生と、知恵を出し合って、このバンドの演奏が最高の響きになるよう、客観的な耳と目でアドバイス差し上げました。
あとは、顧問の先生の最終決定です。 どうかより良い選択をされますように...


  

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吹奏楽部にしては珍しく、男子が半数以上を占める高校バンドです。 その男子たちはほとんどが初心者です。
この学校に転任されて3年目になる顧問の先生は、こうして初心者を大切に育てることに「教育としての価値」を見出していらっしゃいます。
今年の3年生は、先生と一緒に入学し、先生が勧誘して入部させ、先生が必死に育てて来られた「全員初心者」の生徒さんたちです。
その3年生たちが中心となって、先生の目指す方向と同じ方向を向き、共に心を寄せ合いながらたくましく進んでいます。
今年の1年生には、とても上手な経験者がたくさんいるそうです。
しかし、先生は、「初心者集団の3年生全員」と、「初心者が多い2年生全員」の30名でコンクール小編成の部に挑むことを選択されていらっしゃいます。
正直、1年生の中には先輩より上手な部員もいるそうですが、先生はあえて使いません。
そして、そういった「教育的価値」だけではなく、高い「結果」も目指しておられます。 それも、すばらしい「教育」だと私は思います。
そんな先生の大きな愛情と執念によって育てられた生徒さんたちは、自信と誇りに輝いています。
レッスンでは、「場面の色を変えるということはどういうことなのか、リズムの持つ命を生かすということはどれほど大変なことなのか」を、徹底して勉強しました。
身体も声も使い、大汗かいて練習しました。 爽やかで尊い汗でした。
何度も何度も頭を下げ、何度も何度も感謝の気持ちを伝えてくださった先生と生徒さんたちでした。
先生と生徒さんたちの「夢」が叶うことを心からお祈りしています。


    

4校の生徒の皆さん、あなた方には、まだまだすばらしい可能性がたくさんあります。

「時間」は、皆に等しく与えられた宝物です。

その「時間」という宝物を大切に使い、自分の中にある可能性、自分たちの中にあるすばらしい可能性を、引き出し続けてください。

この夏が、人生の中で忘れられない大切な日々になりますように...

心の底から応援しています!  がんばれ!



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| | 2015-06-23(Tue)21:11 [編集]