田川伸一郎のブログ

県内小学校の音楽科授業研究

今日の午前中は、県内の私立小学校での授業研究に講師としてお伺いしました。

今年度、この学校の授業研にお招きいただいたのは、5月に引き続き、2回目です。
一学期に2回も授業研をされるとは...頭が下がります。

今日の授業は、5年生の合唱。
教材は、子どもたちが大好きな『ハロー・シャイニングブルー』(鈴木須美子 作詞・西澤健治 作曲)でした。


本時のめあては、「響きのある声で曲想を生かした表現を工夫しながら歌おう」でした。

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児童の指揮で、『ハローの合唱』です。 
男子3人、女子1人がはじめに『ハロー・ハロー・ハロー・ハロー』と(ドソミド)でハモり、
澄んだ歌声とハーモニーに感心。
皆で拍手しました。 田川は授業後に、頭をなでなでしてあげました。


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ピアノの周りに集まって歌います。 黙ってすばやく移動できました。

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先生のひとことアドバイスで、子どもたちの歌声が変わります。 口をしっかり開けて歌っています。

一度歌って録音した合唱を聴き、「直した方がよいところ」や「もっと素敵に歌いたいところ」を発表することから、本時のめあてに向かっての学習が始まりました。

音程のこと、リズムのこと、発音のこと、音価(音の長さ)のこと...様々な角度から聴き取った意見が出ました。

ひとつひとつを取り上げながら、練習をくりかえし、とても丁寧で美しい歌に変わっていきました。

そして、先生が本時のために用意したとっておきの「資料」です。

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子どもたちから、「わ~!」と歓声が上がりました。

曲のイメージがさらにふくらみ、子どもたちの歌はますます意欲的に...

「表現を工夫する」という場面では、グループごとに熱心な話し合いもできました。

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そして、拡大譜に皆で学んだことをまとめると...

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授業後の反省会には、授業を1時間ご覧になった校長先生も参加してくださいました。
私から、次のような点をお話しさせていただきました。(一部です)

・ピアノの周りに集めるとき、自由にさせると、子どもの立ち位置から、ひとりひとりの心の状態や教師との距離が見える。それを大切なバロメーターにする。
・部分練習の場合には、初めからそう伝え、区切る。それ以外は、できるだけ止めないで歌わせてあげよう。
・「歌詞を生かす」とは、具体的には「歌詞の気持ちを強弱や音色、唱法に表わす」「歌詞の語感を大切に発音させる」
・子どもから出た「問題点」を第一に取り上げて直し、教師からの問題点は後に回す。(子ども主体の学習)
・さっさと片付けられる内容には時間をかけず、じっくり時間を取りたい内容に贅沢に時間を使わせる。
・全体へのほめ方、個へのほめ方の工夫



5年生は、中学年から高学年に成長していき、声もとても美しくなる時期です。
また、気をつけていないと、口も開けない「冷めた子」が現れるのも、この時期です。

教師と子どもの人間関係、特に、音楽専科の場合は「音楽」から離れた場面でも、子どもたちを見つめ、ほめたり注意したりしなければなりません。

校長先生のお話から、こちらの音楽の先生は、授業以外の場面での子どもとのやり取りがとても良く、人間関係はバッチリということがわかり、とてもうれしかったです。

これからも、子どもたちの「思い」や「潜在する力」を大切に引き出す授業を、子どもの目線に立って続けてほしいと思います。

次は、2学期にまたお伺いする予定です。

今日も良い勉強をさせていただきました。
ありがとうございました。



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| | 2015-07-02(Thu)19:26 [編集]


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| | 2015-10-11(Sun)15:22 [編集]