田川伸一郎のブログ

苦境にめげず

今日は、県内の高校バンドのレッスンでした。
今、このバンドは、とても大変な環境で練習しています。


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耐震工事のために、音楽室が使えず、ひと夏、「視聴覚室」を間借りして活動しています。
階段教室の上、固定式の机が並んでいるため、皆、立って合奏しているのです。

今日は、朝から夕方までの1日練習でした。
私は、午後からの半日でしたが、生徒さんたちは、1日中立って合奏していたようです。

でも、気合いも十分、とっても明るくて、「冷房のある部屋で立って練習するのと、冷房のない部屋で座って練習するのと、どちらかだとしたらどちらを選びますか?」と訊ねると、皆、「冷房の部屋で立ってやる方で~す!」と。

立って合奏練習することが、もう当たり前になってしまっているようです。

私も、今日は皆さんと一緒に、一度も座らずに立ってレッスンさせていただきました。

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 「立って練習する」ということが、マイナスではなく、むしろプラスになっていることがたくさんあると感じました。

・マーチが、とてもしゃんとして、前進性がある。
・ボーっとしている人がいない。皆、とても姿勢が良い。(座って合奏していると、たまにいるんです。居眠りとかだらしない姿勢とか。)
・身体で音楽を感じる勉強の時に、足の踏み込みもやり易く、動きやすい。
・自由に向きを変えられるので、合奏中も指揮を見るだけでなく、互いに見合って、アンサンブルできる。
・精神が自立して、自分から主体的に音楽できる。
・・・・・


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指揮無しのアンサンブル練習です。 ゆっくりの部分も、心地よく進むようになりました。

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チューバはさすがに座って演奏します。      指揮の先生も大変です...


冷房がない音楽室や、蒸し風呂のような灼熱地獄の体育館で練習している学校、こちらと同様、耐震工事のため、校内のどこかを間借りして、整わない環境の中で活動している学校...
それでも音楽が、吹奏楽が、仲間が大好きだから、乗り越えていける。

コンクールのステージに立ったら、何の言い訳もできません。
そこがまた素敵なんです!

立ちっぱなしのレッスン、生徒さんたちの演奏は、激変しました。
皆のやる気と自発性の力、そして、顧問の先生の日頃からのご指導の積み重ねがあってこそです。


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部長さん、副部長さんたちと。 
合奏中も、先生に任せず、どんどん意見を言って、皆を良い方向にリードしています。



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みんなで「苦境」を乗り越えた自信を音楽に託し、胸を張ってコンクールに挑んでください。
あと数日、今日得られた学びを大切に、「質の高い立ちっぱなし練習」で、皆さんだけの演奏を仕上げていきましょう。

皆さんのやる気と体力と演奏、そして、とびきりの明るさに拍手を贈ります!



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| | 2015-08-01(Sat)21:16 [編集]


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| | 2015-08-02(Sun)18:45 [編集]