田川伸一郎のブログ

群馬県の中学校バンド

今日は、群馬県の中学校のホール練習にお伺いしてきました。
夏休み2回目のお伺いです。


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このバンドは、吹奏楽だけでなく合唱にもバリバリ取り組んでおり、この吹奏楽部を核とした100名以上の3年生の「有志合唱団」の活動も盛んです。

すべてこちらの顧問の先生がご指導されていらっしゃいます。

7月には、「有志合唱団」の練習と「全日本合唱コンクール県大会」もあり、吹奏楽部のメンバーもその活動にも参加しました。
このコンクールでは、見事、「県代表」に選ばれ、9月の関東大会への出場が決まっています。

もちろん、「吹奏楽コンクール」にも出場し、「県の予選大会」を金賞を受賞して突破、明後日の日曜日にある「県代表選考会」に出場することになっています。

そして、何と明日の土曜日は、吹奏楽部に部外の有志男子を数名加えたメンバーで、「NHK全国学校音楽コンクール」の県大会に出場します。
今日の午前中は、その合唱の練習。 午後は、ホールで私のレッスン。

明日は、合唱の練習の前に、早朝から吹奏楽の練習をしてから合唱の練習をし、その後、NHKのコンクールに出かけ、帰って来たら、少し吹奏楽の練習をして、長い1日を終えるそうです。

そして、翌日は、西関東大会への「代表選考会」です。

何度も確認しないと、何がどうなっているのかわからないほど忙しいスケジュールで、先生と部員たち、そして、合唱に有志で参加する生徒さんたちは、動いています。


今日は、ホールをお借りしての直前のリハーサル。

1回目の演奏は、先生も子どもたちも、何か落ち着かず、「忙しい気持ち」がそのまま演奏に出て、ゆったりと味わえない落ち着きのない演奏になっていました。
もちろん、色彩感のない雑駁なまとめ方でした。
リズムやピッチが雑になっているところも目立ちました。
指揮も演奏も、語り口が常に同じで、単調にも感じました。

そこで、今日は、「じっくり落ち着いて、丁寧に音楽しよう!」という目標を立てて、練習を進めました。

課題曲では、リズムや音色、音程、フレーズ感に特別に配慮する練習から入り、音の処理や打楽器のバランスについても再確認しました。
様々なことを「リセット」しながら練習を進めると、曲が新鮮になり、丁寧になります。

客席から見たステージの景色も鮮明に見え、配慮の無い移動や行動も気になります。
そういったことを直すことも、演奏の落ち着きにつながります。

自由曲の途中では、立ってスキャット合唱をする場面があります。
ここで、皆が立つのですが、その立ち方、座り方にも意味を感じさせるように、さらに音を立てないように十分配慮して、「音楽の空気」を壊さないようにすることも勉強出来ました。

様々な楽器間のバランス調整、どうしても気になるピッチの修正、乱暴なアタックの直し、音色の変化など、音楽室ではあまり気になっていなかったマイナス面をひとつひとつ丁寧に直していきました。

曲全体を見渡した上での「場面の設定」も、ホールだからこそわかることが多く、色彩感や立体感のある作り方が感じられるようになりました。

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見学にいらしていた県内の高校の先生も、皆の「音楽的な変容ぶり」には驚いていました。

このバンドに来ると、「音楽」のレッスンが出来ます。

とても楽しい気持ちです。  

顧問の先生のレッスン後の一言・・・「今日は、命拾いしました。何となく、曲に慣れてしまって、慎重さや落ち着き、冷静な判断が欠けていたと思います。そこをはっきりご指摘いただいてありがたかったです」と。


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合唱コンクール2本と、吹奏楽コンクール・・・二刀流の伝統を守り、どちらも立派にやりとげようとする意気込みに感心します。
明日の「NHK全国学校音楽コンクール県大会」、そして、明後日の吹奏楽コンクール「県代表選考会」...共に全力を投入し、集中力を持続させて、最高の演奏をして来てください。

心から応援しています。

がんばれ!




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