田川伸一郎のブログ

函館から~8月~

この金曜日から日曜日まで、北海道の函館にお伺いして来ました。
先週の旭川同様、地区大会を抜けて全道大会に進んだ学校からのご依頼でした。


全道大会まで最後の1週間、充実した練習をしたいところですが、北海道ではもう2学期が始まり、放課後は6時間授業の後の短い時間しか練習出来ません。

先生方は、当然のことながら、会議や出張もあり、放課後も毎日指導に付けるわけではありません。
土日も、中学校3年生では、高校見学など進路にかかわることで練習を抜けなければならない場合もあります。

そんな貴重な「直前練習」を、私も集中した気持ちでお手伝いさせていただきました。

どのチームも、地区代表だけあるすばらしい演奏をしています。
「コンクール」ということを考えないならば、ただただ感心したり感動したりして、ほめてあげられる演奏です。

しかし、北海道大会という大会は、とてつもなくレベルが高い大会で、そこで通用する演奏を目指す先生と生徒さんたちのためには、基礎的なことはもちろん、レベルの高い要求をせざるを得ません。

残り少ない日々の練習で、さらなる向上をしていくためにも、しっかりと「課題」を提示させていただきました。

どの学校も、どの先生も、どの生徒さんも、皆が真剣そのもの。
その真摯な取り組みには、心が震えました。

・・・感動でした。

「Kitara」のステージで輝く先生と生徒さんたちの姿を思い浮かべながら、最後の1分1秒まで誠意を尽くしたレッスンでした。


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レッスンの前に、保護者の皆さんのお話に感動して涙が出ました。
「先生を全道に連れて行ってあげられてよかったです。一生懸命ご指導いただいたので...」とおっしゃるのでした。
先生は、「子どもたちを全道に連れて行ってあげられてよかった」と...
互いを思い合う気持ちが演奏に込められ、力強い結束が感じられるパワーがみなぎっていました。
君たちだからこそ作れる輝かしいサウンドを「Kitara」いっぱいに響かせてください。



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今年は、今までになく少ない人数でのコンクール参加でした。
しかし、あきらめずにひとりひとりがこつこつと努力し続けた成果が実り、今年も全道大会に出場できることになりました。
ハーモニーのバランスを整えるために、あちこち音の変更調整が必要ですが、そういう指示を受けることにも慣れていて、音を替えても、とまどうことなく、すぐに新しい音になじみます。
人数は少なくても、本当に音楽が好きで、吹奏楽が好きで、頑張ることが大好きな子どもたちの奏でる演奏は、ストレートに心に届きます。
「Kitara」の大きなステージでも、しっかりと心をつないで、君たちの思いを客席に届けましょう。




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今年も大人数で、大曲に挑戦してのコンクール参加です。
人数が多いということは、とても幸せなことですが、「合わせること」はより難しくなります。
7月のレッスンでは、まだ「合わない」箇所が目立ち、宿題にしましたが、地区大会を抜け、皆の一体感も深まり、今回は、「よくここまで」と思うほど、合奏のクウォリティが上がっていました。
先生も子どもたちも、どれだけ強い思いでこの難曲に取り組んでいるかがよくわかります。
曲の一番の感動地点である「コラール」での歌や演奏が、君たち自身の感動をもって「Kitara」に響きますように!




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小編成バンドの手本のような、心優しく、心通った仲間たちが、「真心の音楽」を奏でるチームです。
今年の曲は、原曲は木管八重奏の曲です。今年のこのチームのために、私が吹奏楽曲として編曲させていただいたものです。
作曲者の方もこの編曲を喜んでくださり、応援してくださっています。
全校生徒が78人という小さな学校で豊かに響くこのバンドの音楽は、町の方々の誇りです。
初心者も含めた1年生も全員参加し、やれることは全てやりました。 
あとは、「Kitara」のステージで、胸を張り、思いを全て出し切ることです!




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小学校にはバンドがないため、全員が初心者でスタートする中学校ですが、それでも全道大会への切符をつかめた「努力バンド」です。
今回は、運動部の協力で、体育館での練習が出来、本番のステージを想定したセッティングやアンサンブル難しさを感じながらの、細かいレッスンが出来ました。
コンクール練習を始めた頃の「基礎づくり」で固めたリズムやフレーズが、時と共に、音楽的な向上に反して崩れる場合がありますが、今回は、そういった「落とし穴」を発見し、徹底的に潰していくことが出来ました。
あと数日間の練習で、どこまで確実な演奏にしていけるか...地区代表としての誇りと責任を胸に、1分1秒を「挑戦の時」にしていきましょう!




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小学校でのバンドがとても盛んな学区で、ほとんど全員が経験者というスーパーバンドです。
小学校のレッスンにもお伺いしているので、今の中学校3年生は、小学校4年生から成長を見てきた子どもたちも数多くいます。
あどけなかったあの子たちがこんなに立派になって...と、何かこみ上げる気持ちで演奏を聴き、更なる向上のための細かいアドバイスをさせていただきました。
中学生離れした豪華で温かいサウンドと高度なテクニックで奏でられる音楽は、「コンクール」を忘れさせるような幸せや楽しさすら感じさせてくれます。
「Kitara」でも、客席のお客様と音楽での「会話」が出来ることを願っています。




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若い先生と元気で陽気な生徒たちが、強烈なスクラムで演奏する高校バンドです。
難しい「天野正道」作品を、私も真剣に分析して、曲の良さを余すところなく表現し切る勉強を、先生、生徒さんたちと共に続けてきました。
柔軟性のある先生と生徒さんたちは、自分たちの解釈と私の解釈を、様々に試し、自分たちの納得のいく表現を見つけ出してきました。
今回も、また新たにたくさんのアイデアを提供させていただき、「うれしい悩み」で最後の練習に向かうエネルギーが湧いたようです。
テクニックも表現力も気合いも十分。  最後の仕上げをどのようにしていき、どんな「天野ワールド」を「Kitara」に繰り広げるのか、楽しみです。



レベルの高い函館地区から代表校に選ばれた皆さん、惜しくも地区大会で涙を飲んだ仲間の思いもしっかりと抱きしめて、最後の最後まで努力を惜しまず、全道大会に臨んでください。

千葉から応援しています!

がんばれ!

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| | 2015-08-24(Mon)10:22 [編集]