田川伸一郎のブログ

青梅市小学校音楽研究部会・授業研究

昨日は、東京の青梅市の市教研に講師としてお招きいただきました。

来年の1月に、東京都小学校音楽研究会の研究発表会が、「青梅ゾーン」の主管で開催されることになっており、その「歌唱部会」の講師をさせていただいています。

昨日は、それとは別の青梅市独自の研究会でした。
しかし、せっかくの機会ということで、「青梅ゾーン」の研究内容に沿って、授業を展開してくださいました。
青梅市以外の「青梅ゾーン」のくくりにある市の先生方も、数名参加されていました。


授業は、4年生で展開されました。
題材は、「せんりつの重なりを感じ取ろう」で、教材は、「雨の公園」(リコーダー)、「もみじ」(合唱)でした。


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授業者の先生は、特別支援学級の担任経験が長いというベテランの先生です。
今は、音楽専科をされていらっしゃいますが、経験としては、特別支援学級の方がずっと長いそうです。

まだ子どもたちが来ていない音楽室に入った瞬間、何か温かくほっこりとした空気を感じました。
音楽室というのは、不思議なもので、その「主」である音楽の先生のお人柄や教育観、子どもへの向かい方などが、「空気」となって宿るものです。

「ピーンと張った気合いの感じられる空気」「どこか冷たい感じの空気」「ゆる~い空気」「ほっこりした空気」・・・毎年たくさんの音楽室に入る機会をいただいている私は、そういう「空気」を感じる触覚が発達してきているようです。
子どもたちが入ってきた時、「やっぱり」と思うほど、当たってしまうから不思議なものです。

昨日もそうでした。
子どもたちが入って来てからの音楽室の空気は、さらにほっこりしていきました。

特別支援学級のご経験が長いせいか、子どもたちひとりひとりへの関わり方、声かけ、お話しの仕方が、先生のお人柄と相まって、とても豊かなのです。

子どもたちが、みんな安心して授業に参加している様子がわかりました。

リコーダーの音も、歌声も、とても優しく、柔らかく、子どもたちの表情も穏やかでした。

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いい姿勢でリコーダーを演奏しています。

先生は、パソコンを上手に使い、楽譜の提示だけでなく、そこに注意点の吹き出しやめあてへの道筋を提示されます。

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主なる活動の「もみじ」の二部合唱では、初めてグループ活動を取り入れて進めていらっしゃいました。

出だしの音は、トーンチャイムで取り、あとはアカペラで練習です。
先生は、授業の導入でも、トーンチャイムを使って、ハーモニーの基礎作りをされています。
トーンチャイムは、子どもたちが「耳を澄ます楽器」なので、こういう使い方は、とても有効です。

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合唱でのグルーブ活動は初めてということでしたが、子どもたちは熱心に真面目に取り組めました。

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先生方も、じっと見守りながら、勉強されていらっしゃいました。


協議会では、「めあての持たせ方」「グループ活動の設定の仕方」「評価」「活動支援の手だての仕方」「指導計画」...たくさんの面からのご意見がありました。
皆さん、まずは、先生の温かさや子どもたちの真面目さ、声の良さに感じ入ったことを伝えていらっしゃいました。

私も、先生のすばらしさ、子どもたちのすばらしさ、そして、本時の成果と課題について、自分の感じたことをお伝えしました。

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協議会も、この音楽室にふさわしい、とても温かい雰囲気で進められました。


今回も、先日の中学校での感想と同じく、「教育は人なり」を一番に感じた敬虔な時をいただきました。

子どもたち、こんなすてきな先生に出会え、ゆったりと音楽が出来て幸せだなぁと思いながら、帰って来ました。

豊かな学びの機会をお与えいただき、ありがとうございました。

青梅市小学校音楽部会の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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| | 2015-11-05(Thu)21:18 [編集]