田川伸一郎のブログ

茨城県の中学校バンド

昨日は、青梅ゾーン大会の余韻を身体に残しながら、茨城県の中学校バンドにお伺いさせていただきました。
久しぶりの茨城県でのレッスンです。


顧問の先生とはお会いしたことがありますが、学校にお伺いするのは、今回が初めてです。

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先生は、「人間教育としてのバンド指導」を大切に考えておられるベテランの女性の先生です。
音も大切にしたいけれど、それと同じ位に「心」を大切にしたい、大切にさせたいとおっしゃいます。

柔らかで上品なまなざしの中に、深く、温かく、そして気高い教育観や人間観をお持ちの先生です。

そんなすてきな先生が、私を選んでお招きくださったことが、とても光栄でした。

「音楽だけでなく、心を育てるご指導をしてくださると思うので...」 
私のブログをいつも読み、そう感じていてくださったのだそうです。

ありがたいです。

生徒さんたちは、真面目で賢く、私の話や指導、指示に、一生懸命応えようとしてくれる、とても素直でさわやかな中学生たちでした。

体調不良や英語検定試験のために、5名の生徒さんとお会い出来なかったのが残念でした。

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先生のご要望どおり、「音楽」と「心」を結び合わせながら、レッスンを進めさせていただきました。

生徒さん同士の「コミュニケーション」を深めるためのアドバイスや、言語活動の活性化のためのアドバイスもさせていただきました。

教材に取り上げた「コラール」だけでも、音楽と心を同時に高めたり、シンプルな楽譜に秘められた音楽の宝を掘り当てたり...
たった16小節の「コラール」の勉強に1時間半ぐらい費やしました。

皆、「えっ?! もうそんなに?」...ただ演奏するだけではない練習、考えながらの練習、発言しながらの練習、感じながらの練習は、時間を忘れるほど楽しく、深いものなのです。

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指揮に合わせるのではなく、自分たちで感じ合って、
コミュニケーションし合って演奏出来てこそ、本物のアンサンブルです。



曲の練習では、『北の鳥たち』(広瀬勇人作曲)を教材として、ストーリーを考えたり、景色をイメージしたり、発想記号の意味を深くとらえたり...

曲想表現を「強弱」に頼らず、音色、タンギング、息のスピードを変化させることで、その場面にふさわしい色合いの表現をすることを求めました。

ここでも、たくさんの意見交換をし、感じ方を広げていきました。

とてもドラマチックな演奏に仕上がっていきました。

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あっと言う間の3時間半のレッスンでした。

「感想を発表しましょう」と言うと、何と全員が手を挙げてくれました。
それぞれに、学んだことや感じたことを、自分の言葉でお話ししてくれました。

レッスンの始めの頃は、なかなか発言が出来なかった生徒さんたちでしたが、顧問の先生も、「まさに、ビフォー・アフターね!演奏も、発言も! 感動です!」と、早速、昨日の大会でのブログの言葉を使って、生徒さんたちを褒めていらっしゃいました。

私も、「みんなすばらしかったよ!」と、感動して褒めてあげました。

久しぶりの茨城県レッスンは、心に響くひとときとなりました。

先生の日頃からのご指導から、私も大変勉強させていただきました。


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はじめはちょっぴり緊張していた君たちでしたが、だんだんと心がほぐれ、自分の思いを言葉にしたり、仲間の考えを受け入れたり、それを音楽に表現したり...という、とても人間的な練習が出来ましたね。
君たちの練習の様子に、見学された役員のお母さん方は、涙をこぼされていました。
真剣に、一途に取り組む、素直な心で表現するということは、こんなにも人を感動させることなのですね。
「みんな違って、みんないい」...それぞれの感じ方の違いを互いに受け入れ、それを自分の考え方に生かしていくことは、とても素敵な勉強の仕方です。
「ビフォー・アフター」のように変容していった君たちの姿と音楽に拍手!
またお会いできる日があるようです。 うれしい!
その時には、今日会えなかった生徒さんたちにも会いたいです。
これからも、君たちを心から大切に思い、大切に育ててくださっている顧問の先生共に、「人間的な部活動」を続けていってくださいね。

寒さに負けず、ファイト!

お招きいただき、本当にありがとうございました。

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| | 2016-01-24(Sun)20:02 [編集]