田川伸一郎のブログ

県内私立小学校の音楽授業

昨日は、県内の私立小学校の授業サポートにお伺いさせていただきました。

この小学校には、年間10回お招きいただき、授業研究や授業力アップのためのアドバイス、授業サポートなどをさせていただいています。

これらは、関わり方が少しずつ違います。

「授業研究」は、指導案もしっかり書いていただいての授業検証をします。
「授業力アップのためのアドバイス」は、指導案無しで、普段どおりの授業を展開していただき、その中での様々な勉強を一緒にします。
「授業サポート」は、先生が主となって授業を進めていただき、必要に応じて私がかかわり、指導を共にします。

先生が必要とされる「学び」のために、自由に使っていただくことにしています。
したがって、日程もスタイルも、先生がお決めになり、私はそのご要望のとおりにお手伝いさせていただきます。
もちろん、それ以外の「お悩み相談」は随時おこなっています。

私立の学校は、公立学校のような複数校での学びの場がなかなか得られません。
校内の研修も担任が持つ教科中心で、音楽科の授業研究などは、ほとんどないのが現状のようです。
「音楽の先生は専門家ですから、お任せしてあります」という言葉で片づけられてしまうことも想像できます。

こちらの学校は、校長先生のご理解で、「音楽の先生が学ぶための体制」を整えていただき、音楽の先生は幸せだなと思います。
お伺いするたびに、校長先生ともお話しさせていただき、公立小学校とは違った考え方も知ることができ、私も大変勉強になります。

昨日は、3年生の授業でした。

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この学年の授業は、初めて関わらせていただきました。

先生は、この小学校に10数年お勤めのベテランの先生です。
授業サポートと言いながらも、私が先生から学ばせていただくことも多く、ここでも「講師」ではなく「研究同人」という感じです。

導入は、「ハロー・ハロー・ハロー・ハロー」を使った発声とハーモニー。

そして、リズム譜をフラッシュカード的に使った読譜エクソサイズ。
てきぱきと進められ、子どもたちも慣れている様子です。
口でリズムを言うだけでなく、手拍子を拍で入れたり、リズムを打ったり...
そこに、創作も加えていきます。

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様々なバリエーションで、子どもたちはとっても楽しそう!
そして、力が付いています。


今日のメインは、リコーダーです。

私もリコーダーを持参して、参加しました。
本当にひさしぶりの「マイ・リコーダー」...新採の時に買ったアウロスのリコーダーを、ついに30年間使い続けました。
つまり、買ってから35年以上経たリコーダーです。
大切に使うと、長持ちしてくれる優れ物です。

6/8拍子のゆったりとした易しい曲です。
曲想も優しく、子どもたちは、気持ち良さそうに吹いていました。

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3年生のリコーダーと言えば、やはり「タンギング」です。
単音では出来ても、一音でも指を動かすと出来なくなる...そんな現象に「何でできないの~」と謎に思えましたが、子どもは指を動かすだけでも、脳をフル活動させているようでした。

ここを乗り越えると、リコーダーの世界が楽しくなります。
3年生の「試練」です。

そして、もうひとつ見落とされがちな「音の止め方」です。
リコーダーの最後の音は、原則として「舌」で止めます。
小学校の教材は、最後が長音になる場合が多いので、なおさら徹底しなければなりません。
そして、その後、すぐ楽器を下さず、一度止まってから下ろす。
こういう「最後の音」をしっかり整えると、途中も良くなってくるから不思議です。

昨日は、私も子どもたちの指導に直接関わらせていただきました。

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よく聴き、よく考え、よく判断し、よく変えていける、とても賢い子どもたちです。

リコーダーと仲良くして、ますます上達していってほしいです。

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| | 2016-01-26(Tue)20:58 [編集]