田川伸一郎のブログ

北の大地から ~10月の再会~

日曜日の夕方から今日まで、北海道・函館で過ごしました。
昨日、学校行事の代休の小学校、そして中学校の放課後練習にお伺いしました。


この2校には、6月、7月にもお招きいただきました。
そして、中学校は、札幌での北海道大会でもご一緒させていただきました。




小学校は、今年3回目のお伺いとなります。

今回は、初めて体育館での練習でした。

レッスンの前にと...
部長さんたちが、何か持って私の所に来ました。

それは、皆の気持ちを綴った「寄せ書き」文集でした。

18003.jpg  18004.jpg


パートごとに、私へのメッセージ、私の「いい所」などを、心を込めて書いてくれてありました。

びっくりしました。
とてもとても嬉しかったです。


そして、まだまだ「感謝のセレモニー」は続きました。

コンクール曲のレッスンのはずだったのですが、なぜかドラムセットが用意され、マイクまで...

子どもたちが、楽しい「ヒット曲メドレー」を、「ウェルカム・コンサート」として演奏してくれたのです。

踊りや歌まで付けて...

楽しい曲のはずなのに、なぜか涙が出てきてしまいました。

子どもたちのけなげな姿、そして、来年度のためにと、あえて4.5年生をトップや大事なパートにして演奏している「夢」のある演奏に感動したのかもしれません。


18001.jpg  18002.jpg
踊りも歌も、すべて子どもたちが決めて練習したそうです。 ドラムスも4年生が挑戦!びっくりするほど上手かったです!


そして、レッスンです。

この小学校は、「日本管楽合奏コンテスト」の予選を通過し、東京での全国大会に出場が決まっています。

夏の吹奏楽コンクールでは、残念な結果で終わってしまいましたが、先生も子どもたちも、後ろは振り返らず、前だけを見て、まっすぐに努力を続けてきました。
その「結果」が、全国大会出場につながったのです。

そんな「辛かった夏」を乗り越えた子どもたちは、大きく大きく成長していました。
悲しみや辛さを乗り越えた「強い心」が、演奏に「見えない力」を与えているように思いました。



レッスンでは、曲の「真髄」を伝えるための練習をしました。

18005.jpg  18006.jpg
「表現力」を高めるために「体と言葉で演じるトレーニング」も取り入れました。「同じ旋律のまとまり」が束になって同じ「歌」を歌えるように円を作って何度も合わせ合いました。


18007.jpg
曲の各部分の「説得力」を高めるためのアドバイスをたくさんさせていただきました。


代休返上の午前~午後の練習でしたが、子どもたちは、決してゆるむことなく、最後までいい緊張感をもって、そして生き生きとレッスンを受けていました。

本当に「うまくなりたい」「教えてもらえてありがたい」と思っている子どもたちだからです...



18008.jpg
北海道・木古内町立木古内小学校吹奏楽部 (指揮:野原 一郎 先生)


11月7日(日)、東京・文京シビックホールでの『日本管楽合奏コンテスト・小学校の部』に出場します。

本当におめでとう!

東京の大舞台で、先生とみんなと心をひとつに演奏してください!

応援しています!


顧問の先生のご了解を得て、学校名・先生のお名前を掲載させていただきました。





そして、中学校バンドへのお伺いです。

木古内町立木古内中学校吹奏楽部です。


前述の木古内小学校と同じ町にある中学校です。

北海道大会では、あとほんのわずかなところで『東日本学校吹奏楽大会』への出場を逃してしまいましたが、もう一つの「大きな夢」~『日本管楽合奏コンテスト・全国大会』への出場に向かって、さらに努力し、見事、予選を通過して、全国大会への出場を決めることができたのです。

たった22名しかいないこのバンドのために私がアレンジした『青銅の騎士』を演奏して全国大会に出場です。


このバンドは独特の響きをもっています。
独特の「歌」を持っています。
「心」のある演奏を聴かせてくれます。

「真心の音楽」です。



音楽室に伺うと...

ここでも、「歓迎の演奏」で迎えてくれました。
『オーディナリー・マーチ』です。


生徒さんたちが考えてくれたそうです...

マーチを聴きながら、涙がこぼれてしまいました。
このバンドの生徒たちの「表情」と「音」には、私はなぜか弱いのです。

そして、私が大好きな『青春の輝き』(カーペンターズ)や他のポップスも...


コンクール曲しか聴いたことがない私でしたから、このバンドの別の魅力も発見できました。


18010.jpg  18009.jpg
「アミケン」のかっこいいドラム!           スタンドプレーもあざやかに!

やはり、中学生のこんな若さいっぱいの演奏は、実にいいものです。


そして...

中学校でも、「感謝のアルバム」を...

「宝物」です...


18011.jpg  18012.jpg

本当にありがとう。


そして、コンクール曲のレッスンです。

東京での演奏を最後に3年生が完全引退します。
そう、22名で奏でてきた『青銅の騎士』も、もう最後の演奏です。


そこで、東京での演奏にいっそうの「思い」を込められるように、もう一度、「曲の力」を振り返りながら練習することにしました。


「フレーズのまとまりや重心の位置」「伴奏だけでもフレーズが感じ取れるような演奏の仕方」「打楽器と管楽器のブレンド」「表情の鋭敏な変化」「音楽を感じさせる指揮の仕方」...

次々に課題を出し、すばらしい演奏にいっそうの「磨き」をかけていきました。


18015.jpg


先生は、何度も涙を流していらっしゃいました。

演奏に「感動」している涙...
「感謝」と「幸せ」の涙...
そして、様々な試練を乗り越えて、22名でここまできた「満足感」の涙...

練習中に、そんなたくさんの思いが込み上げ、生徒さんたちの前で涙を流し、人間らしい側面を見せられる本当に温かい先生なのです。

そんな先生と共にとても大切な「中学校時代」を過ごしてきた生徒さんたちは、本当に温かく豊かに育ち、「真心の音楽」を奏でられるのです。



18014.jpg
大太鼓やシンバルの1発にも、「心」を込める亮君の「音」には、何度も体が震えました。
先生の温かいご指導は、こんな「真心の音楽」ができる生徒を育てているのです。

この音楽室で、この22名の子どもたちと先生が音楽を奏でる日も、あとわずか...

1日1日が「大切な宝物」となりますように...



レッスンの後、保護者の方からも心のこもった贈り物が...

18016.jpg

こちらこそ、感謝です。

生徒さんたちと一緒に美味しくいただきました...



18017.jpg
北海道・木古内町立木古内中学校吹奏楽部 (指揮:中條 淳也 先生)

10月30日(土)、東京・文京シビックホールでの『日本管楽合奏コンテスト・中学校A部門(35名以内)』に出場します。出演順2番です。

ぜひ、22名が奏でる「真心の音楽」をお聴きください。








18020.jpg

                18021.jpg

                                    優しく美しい秋の函館にて...









スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する