田川伸一郎のブログ

第40回東京都小学校管楽器演奏会・第二週

この土日は、練馬文化センターで開催された『第40回東京都小学校管楽器演奏会』に講師としてお招きいただきました。
2週にわたって開催された第二週目でした。


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練馬文化センターの前は、梅の花がいっぱい。

先週に引き続き、子どもたちの演奏の他に、陸上自衛隊東部方面音楽隊のみなさまの記念演奏がありました。
2日間、午前の部の最後と午後の部の最初に(入れ替え制です)、計4回の演奏をしてくださいました。

子どもたちに、最高の音楽をプレゼントしてくださり、感謝の限りです。

この2日間の講師の先生方です。

後藤 洋  先生 (作・編曲家)
石井 孝明  先生 (クラリネット奏者・バンド指導者)*27日のみ
柳沼 てるこ先生 (打楽器奏者・「リズムムービング&パーカッション」主宰)
井上 順平 先生 (武蔵野音楽大学・トロンボーン)
波多江 史朗 先生 (サックス奏者、「カルテット・スピリタス」、東京音楽大学)*28日のみ
田川伸一郎



出場された36校のみなさんです。

2月27日(土)
♪練馬区立開進第三小学校
♪青梅市立第四小学校
♪北区立紅葉小学校
♪練馬区立大泉小学校
♪国分寺市立第九小学校
♪大田区立入新井第四小学校
♪目黒区立駒場小学校
♪杉並区立沓掛小学校
♪国分寺市立第十小学校
♪多摩市立東寺方小学校
♪杉並区立松庵小学校
♪目黒区立八雲小学校
♪江東区立辰巳小学校
♪文京区立林町小学校
♪千代田区立番町小学校
♪北区立桐ヶ丘郷小学校
♪狛江市立緑野小学校
♪文京区立明化小学校

2月28日
♪台東区立富士小学校
♪墨田区立両国小学校
♪羽村市立小作台小学校
♪立川市立第二小学校
♪練馬区立大泉第三小学校
♪中野区立桃園小学校
♪文京区立窪町小学校
♪中央区立豊海小学校
♪目黒区立東山小学校
♪江東区立第二砂町小学校
♪板橋区立桜川小学校
♪中野区立武蔵台小学校
♪品川区立小中一貫校品川学園
♪東三鷹学園三鷹市立第一小学校
♪青梅市立今井小学校
♪中野区立平和の森小学校
♪豊島区立高南小学校
♪台東区立東泉小学校


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長い歴史のあるバンド、金管バンドから吹奏楽に移行中のバンド、今年初めて生まれたバンド、器楽クラブに管楽器を加えて活動しているバンド、フル編成のオーケストラ、マーチングバンド...

活動の形態は、様々です。
演奏レベルも、まだヨチヨチ歩き状態のものから、大人のようなハイレベルな演奏まで。
選曲スタイルも、クラシック、オリジナル、ポップス、アニメと多様です。
それが良いのです。 それで良いのです。

どの演奏にも、日々の先生と子どもたちのドラマが見えるようでした。


小学校での管楽器活動は、中学校や高校の吹奏楽部よりも難しく、大変な部分もたくさんあります。
先生がたくさんたくさん関わり、エネルギーを出さなければ、活動が回りません。

中学校や高校では、「パート練習」がしっかりと出来るようになり、譜読みも出来るようになり、自主運営も出来るようになり、楽譜を配り、「1週間後に、合奏するぞ~!しっかりパート練習やっておけ~!」と言っておけば、実際、1週間後に何とか曲になったりします。
もっと言うなら、「初見大会」だって出来ます。

小学校では、選曲し、子どもたちに渡す前にも、子どもの力の差に合わせて楽譜を書き換えたりなど工夫し、渡してからも、正しい譜読みをさせるために、常に先生が関わってあげなければなりません。

練習時間も、今は放課後練習はなかなか成立しませんし、貴重な朝練習も深夜までの塾の疲れで休みがちとか「あいさつ運動」やら「委員会の朝活動」などで抜けてしまうとか、せっかくまとまって練習が出来る土曜日には、他のスポーツ活動や習い事、塾のテストなどで、やはりみんなそろっての練習が出来ません。

保護者の方々にも、何かにつけ、すべて細かく細かく説明しなければなりません。
たとえば、金管楽器に使う「オイルやグリス」1つを各自で購入していただくにも、「何のために必要で...」から集金の仕方など、事細かに説明し、それでも、質問や苦情が来る場合もあります。
中学生や高校生が、友達同士や先輩に連れられて楽器店に行き、「これも買おうかなぁ!」と様々な「お手入れグッズ」を買い揃えている姿を見るにつけ、「小学校から中学校1年生になっただけで、どうしてこうも違うのだろう」と思うことしばしばです。

ステージの上には、楽しそうに演奏する先生と子どもたちの姿しかありませんが、その裏に、先生方の本当に大変な「日常」があったことを思うと、どの演奏にもどの先生方にも、心からの拍手を贈りたくなります。

もちろん、子どもたちも、小さな身体で楽器と格闘し、投げ出すことなくステージまでたどりついたがんばりは、「えらかった!」とほめてあげたいです。
それを支えた保護者・家族のみなさんの愛情があったからこそのがんばりだと思います。


「東京都小学校管楽器演奏会」は、40年間も途切れることなく続いています。
こんなに大変なことを、40年間も続けて来ていらっしゃるのです。

子どもを愛し、音楽を愛し、管楽器活動に情熱を傾けるすばらしい先生方がいて...
困難を乗り越えて、いい音を出そう、いい演奏をしよう、みんなで協力して曲を完成させようと努力し続けた子どもたちがいて...
先生と子どもたちの管楽器活動はすばらしいんだ、だから、サイドからいくらでも応援しよう、協力しようと思ってくださる保護者や地域の方々がいて...

そして、それが40年間途切れないというものすごさ。

「東京都小学校管楽器教育研究会」を長い間支えて来られた先生方、今支えていらっしゃる先生方、そして、これから支えて行かれる先生方。

「音楽のバトン」は確実に引き継がれていくことでしょう。
輝く子どもたちの笑顔と共に!

それが、「東京都小学校管楽器教育研究会」の力の大きさなのです。

すばらしい管楽器演奏会にお招きいただき、本当にありがとうございました。

「東京都小学校管楽器教育研究会」、バンザイ!


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| | 2016-02-29(Mon)16:24 [編集]


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| | 2016-03-01(Tue)22:06 [編集]