田川伸一郎のブログ

応援のメッセージ

昨年9月に発生した台風18号による鬼怒川決壊で、大きな被害を受けた地区の中に、茨城県常総市があります。

2015年9月に、関東地方を襲った記録的な豪雨から、3月10日で半年がたつ。鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害を受けた茨城・常総市では、今も懸命の復旧作業が行われている。
当時、常総市の水害被害は、40平方Kmに及び、住宅53棟が全壊、5063棟が半壊、そのほか3000棟以上が、床下浸水などの被害を受けた。
被害に遭ったある人は「水害から、きょうで半年ですが、苦しいだけ、毎日」と話した。
あの日、決壊した堤防は工事が施され、付近の道路も現在は修復しているが、今も、周辺にあった家々の多くが更地となっている。
常総市によると現在も、被災前に暮らしていたおよそ6万5000人の住民が、市外で生活をしていて、多くの人が、市内での生活に戻ることを希望しているという。
農地の復旧作業の遅れから、春の作付け作業に影響が出る可能性もあるという。
水害から半年がたったが、さらなる復旧作業が急がれる。<FNN・3/10>



その常総市にある水海道小学校金管バンド・水海道中学校吹奏楽部は、共にレベルの高いすばらしい音楽を奏でるバンドとして、地域の誇りとなり、また、コンクールでも優れた成績を収めています。

8月に聴きに行った茨城県吹奏楽コンクールで聴かせていただいた水海道小学校の演奏に深く感動し、このブログでもご紹介させていただきました。

その日のブログです。
http://schoolbandsupporter.blog24.fc2.com/blog-entry-1093.html


しかし、東関東大会直前のこの水害...
私は、いても立ってもいられず、水海道小学校にお見舞いと応援のFaxをお送りしました。

東関東大会に何とか出られることを祈り、願い...

「それどころではない」と思われる、かえって余計なことをしてしまったのかもと思う気持ちもありました。

東関東大会の日...
水海道小学校の辞退を告げる放送が流れ、私は胸を締め付けられるような思いになりました。
あの8月のキラキラした演奏、歌心溢れる温かい演奏を、より多くの方々に聴いていただきたかった。
もちろん、私も聴きたかった。
何より、練習に練習を重ねた大切な曲を、演奏させてあげたかった。
・・・無念の1日でした。


しばらくして、顧問の倉持先生から、ご丁寧なお便りを頂戴いたしました。

届いているかどうかもわからなかった私のFaxが、先生の元に届いており、避難所で保護者の皆さんと涙を流して読んでくださっていたこと。
8月のブログで、たくさん褒めてもらい、皆で喜んでいたこと。
まだ家に帰れない子どももいて、バンド活動がなかなか元に戻せないこと。
子どもたちを支え、励まし、バンド活動を再開して子どもと一緒に頑張ることで、子どもたちに元気をあげたいということ。
・・・

先生ご自身も、きっとお身体もお心も大変でした時期でしょうに、私などに丁寧なお便りをくださったのです。
ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちで読ませていただきました。

そして、先生と子どもたちと保護者の方々、そして周囲の方々の支援の力は、12月の「TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会出場」を実現させました。

「あの演奏」のすばらしさは、何も衰えず、それ以上に、苦しみを乗り越えた心の強さや支え合う温もりの深まりをも感じさせるものでした。

水海道中学校の生徒さんたちも、同じ災害に遭われましたが、たくさんの方々の猛烈なる支援で、東関東大会、日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場を果たされました。(バンドジャーナルに詳しくが掲載されました。)

日本管楽合奏コンテスト全国大会のプログラムから・・・
「・・・先の鬼怒川氾濫では、部員の家も約半数が床上浸水しました。まだ、自宅に戻れず、避難先から登校している部員もいます。でも、私たちは、仲間と音楽を奏でることで元気を出してきました。演奏曲『斐伊川に流るるクシナダ姫の涙』は、ヤマタノオロチ退治の物語です。ヤマタノオロチは、川の氾濫、クシナダ姫は水田、スサノオノミコトは水害に立ち向かう姿の象徴という説があります。今日、私たちは、常総市をはじめ被害を受けた方々が困難に立ち向かい、会場の皆さんが元気になるよう、精一杯『音返し(おんがえし)』の演奏をします。」

私も、会場で聴かせていただきました。
先生と生徒さんたちの心がひとつになり、身体全体からほとばしる「見えない力」を感じました。
「思い」の力だと思います。


その水海道小学校金管バンド・水海道中学校吹奏楽部が、下記のとおり、合同演奏会を開催されます。

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子どもたちの一生懸命な姿が、心を込めた演奏が、きっとまだまだ苦しみの中にある地域の方々の心を癒してくれることと思います。
そして、地域の方々の温かい応援の気持ちが、子どもたち・先生方の心を、より強く支え、元気を育んでくださることと思います。

このブログをお読みくださっているみなさま、ぜひ心の中だけでよいので、精一杯の応援をしてあげてください。

チラシに電話番号が書いてありますが、学校へのお電話はご迷惑になる場合もありますので、もし「応援のメッセージ」をお伝えしたいお気持ちがおありの方は、下記のFax番号(学校のHPに記載されています)にお送りください。
その際には、拙ブログをご覧になった旨、お書き添えください。


常総市立水海道小学校 Fax 0297-22-1156
常総市立水海道中学校 Fax 0297-22-0494



私も、心の底から応援しています。
そして、応援し続けます。

ふたつのバンドのことだけでなく、まだまだ苦しみの生活を送られている方々のことも...

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| | 2016-03-16(Wed)21:06 [編集]