田川伸一郎のブログ

サプライズ上磯

お預けしてある介護施設で、「早く家に帰りたい」と歩行リハビリに励む母を、毎日訪問して、励ましながら様子を見ている私ですが、昨日25日は、ずっと前から取ってあった飛行機の切符を持って羽田へと向かいました。

北斗市立上磯中学校吹奏楽部の「第21回定期演奏会」にサプライズ応援に向かったのです。

函館空港には、こっそり連絡をしてお願いしておいた他校の先生がお迎えに来てくださり、そのまま、まずは、北斗市立上磯小学校へ。
上磯小学校吹奏楽部は、明日27日が定期演奏会です。 きっと学校での練習中と予想してサプライズ激励に。

音楽室に突然現れた田川に、先生方も子どもたちも、眼も口もぽか~んと開けて、「えっ!どうして!」と...
「上磯中サプライズ応援計画」の話をした後、2曲を聴かせていただきました。
コンクールで演奏した『太陽への讃歌~大地の鼓動』は、ますます響きの豊かな演奏になっていました。
終盤の感動的なコラールに、あのキタラでの「東日本学校吹奏楽大会」のステージも心によみがえり、また涙が溢れました。
明日の定期演奏会でも、さらに心のこもった演奏を聴かせてくれ、お客様の心を響かせてくれることでしょう。

そして、上磯中学校の定期演奏会の会場である「かなで~る」へ。
ちょうど『白鳥の湖』のリハーサル中でした。

ステージ下手からそろ~と入ると、まず打楽器のメンバーが「えっ」と、そして、上手側の弦バスやサックスのメンバーが気づいて、落ち着かない状態に...
指揮をしていた中條先生が、皆の様子に指揮を止め、「どうした?」と。
「た、た、田川先生が...」
「えっ!えっーーーー!」
・・・皆との驚きの再会を果たしました。

本番での健闘を期待し、大切なリハーサルをすぐ続けていただくことをお願いして、一度、ホールを離れました。

そして、18時。いよいよ開演です。

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会場は、満席でした。
地域の方々、他校の吹奏楽部員たち、卒業生たち...お年寄りの姿もたくさん見られました。
このバンドがどれだけ地域に愛されているか、よく分かる幅広いお客様の層でした。

プログラム上は、上記のようですが、これに加えて、開演前・休憩中もパートアンサンブルの演奏、そして、第3部のポップスステージでは、いったい何曲演奏したのかわからなくなるほどたくさんの曲数。
バンドジャーナルの付録に付いている『真田丸』のテーマ音楽や合唱も...
アンコールも、『スターウォーズ』の本格版から始まり、『ソーランファンク』まで、まだやりますか?と思うほど。

3年生が復帰したのは、3月に入ってからで、それから練習を始めた曲も多いこと。

中学生の演奏会で、約3時間。 たぶん、曲数にして合計30曲位はあったのではないかと思います。

しかも! それらを全て「暗譜」で演奏したのです。
『真田丸』は、1週間ほどしか練習していないとか...それも暗譜で...。
ただただ驚異的でした。

そして、驚くのは、それだけではなく、どの曲もとても「音楽的」なのです。
中條先生の指揮も、生徒たちの表現も、ほんとうにすばらしかった。


今回は、スペシャルゲストとして、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者でいらっしゃる西沢澄博(にしざわきよひろ)さんもご出演されました。
とても繊細で、音を、音楽を大切にされる演奏にうっとりしました。
先生のリハーサルを部員全員で鑑賞し、そのリハの様子や先生の姿、音楽への姿勢から生徒たちが学び取ったことも大きかったそうです。
聴衆はもちろん、生徒たちも幸せな機会をいただいたと思います。
西沢先生、ありがとうございました。


5月、浜松での日本バンドクリニックに出演が決まっている上磯中学校吹奏楽部。

きっと全国の先生方に大きな感動を与えてくれるものと信じています。

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中條淳也先生、今年度の部長、副部長、学生指揮者の3人です。

部員の皆さん、1年間本当によくがんばりました。

これからも、地域に愛される活動を大切に頑張ってくださいね!

出かけて行ってよかったです。

大きな大きな感動をありがとう!

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| | 2016-03-27(Sun)12:06 [編集]