田川伸一郎のブログ

千葉県の高校バンド~新しい出会い

新年度が始まって4日。
関東では桜も満開です。
自宅近くにも、桜の木がたくさんあり、天気の良い日には、空の青と桜のピンクのコントラストが、ほっと一息つかせてくれます。

今日は、県内の高校バンドにお伺いさせていただきました。
全く初めての出会いです。


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顧問の先生は、赴任2年目。
今年から主顧問として指揮をされるそうです。

今、音楽室はエアコンの取り付け工事のため使用できず、普通教室をお借りして、練習しています。
今日は、欠席者も数名いて、何とか収まっていましたが、全員が揃ったら、さぞ窮屈だろうなと思いましたが、「場所があるだけでもありがたい」と、感謝の心で練習に励んでいました。

部屋に入ると、学指揮のリードで、入念な基礎合奏が進められていました。
このバンドは、生徒主体で活動することが多く、選曲や練習スケジュール・内容も、生徒さんが主となって決めているとのこと。

この基礎合奏の真剣な取り組み方、手際良い進め方や皆の反応の良さを見ても、日頃からの生徒主体の活動の様子が目に浮かびました。

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でも、必要以上の緊張感はなく、とてもほぐれた状態で演奏しているので、音がとても温かくて、柔らかでした。
私が、ちょっと言葉を挟むと、すぐに笑顔で聞いて、うなずいたり、笑ったり...とてもいい雰囲気で受け止めてくれました。

「このバンドは、どんなバンドですか?」という私の問いかけにも、少し考えた後、次々に答えてくれました。
・・・居心地がいい場所です。向上心が強いバンドです。仲がとってもいいバンドです。切り替えがいいバンドです。意見を言いやすいバンドです。良いライバル心を持ってお互いに高め合えるバンドです。

素敵な答えが出ました。
それを聞いている皆も、ニコニコしていました。

基礎合奏は、途中から、私が持参した楽譜を使って、進めさせていただきましたが、とてもよくトレーニングされたバンドなので、ちょっとしたアドバイスでどんどん課題をクリアしていき、驚きました。

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何よりすばらしいのは、「歌えること」です。
日頃から合唱練習は欠かさず取り入れていること、そして、身体表現的なことを恥ずかしがらずに出来るような指導もされているとのこと。

基礎合奏だけでなく、その後の「課題曲」候補の曲の練習でも、「歌うこと」「手をつけて表現すること」に何の抵抗もなく、むしろ楽しんで取り組み、それと一緒に演奏を改善していくことも出来ました。

「歌うこと」の大切さを改めて感じました。

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課題曲のマーチは、練習を始めて間もなく、まだ合奏も少ししかしていないということでしたが、そうとは思えないほどのきちんとした演奏でした。

顧問の先生方が、「ともかく素直な生徒たちなんです。だから、指示がスッと入っていくんです」と褒めていらっしゃいましたが、そのとおりでした。

ともかくやってみる。それから考える。・・・そんなプラスの意気込みが感じられるチームでした。


午前中のレッスンでしたが、昼食をいただきながら先生方とお話しした後、帰ろうとすると、吹奏楽部の皆は全校清掃の真っ最中でした。
時折、おこなっているそうです。

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「日頃、色々な教室を使わせていただいたり、練習の大きな音でご迷惑をかけているので...」と顧問の先生。
生徒さんたちも納得してやっているのでしょう。
それぞれの持ち場を心を込めて清掃していました。

階段を下りる途中でも、ひとりで黙々とほうきを動かす生徒さんに出会いました。
こういう姿と、先ほどの立派な演奏が一緒になって、とてもうれしくなったひとときでした。


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初めての出会いなのに、見知らぬオジサンを抵抗なく受け入れ、音楽の「時」を共有してくれた皆さん。
真剣な時と、くだけた時のメリハリも本当にいいですね。
いい声、いい顔でのびのびと歌い、演奏もイキイキ...そんな君たちのバンドが大好きになりました。
「あっと言う間に時間が過ぎました」「音楽ってやっぱりいいなぁと感じました」「様々な音型で練習することの大切さを学びました」「基礎練習も楽しい気分で出来て、それが上達につながると思いました」「中学校でレッスンを受けたことがありますが、高校でまた会えるとは思っていませんでした。うれしかったです」...
たいしたお手伝いもできなかったのに、それぞれに温かい感想を伝えてくれて、ありがとう。
君たちのことを大切に思いながら、しかも、ご自身も幸せを感じながらご指導くださるすばらしい顧問の先生方を信じて、これから入部してくる1年生と共に、皆の力で前進して行ってください。

お招きいただき、ありがとうございました。


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| | 2016-04-05(Tue)20:51 [編集]