田川伸一郎のブログ

若葉のように

昨日は、県内の小学校へお伺いして来ました。
私の教え子(幸町第三小学校時代)の村山和幸先生が率いる習志野市立実花小学校吹奏楽部です。


この学校に音楽専科として赴任して6年目。
授業は、3年生以上と低学年も学年音楽で週に1時間ずつ受け持っているそうです。

今年の6年生は、1年生の時から村山先生の授業を受けて育った子どもたちです。
もちろん、4.5年生たちも同様です。

4~6年生は、各学年2学級ずつの学校ですが、今年度の部員は67名。
上学年の約3割強が吹奏楽部に入っているということです。

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良い授業を目指して勉強を続けてきた先生の指導の成果が、バンドの向上につながり、部員数の増加につながっているのだなと思います。
とてもうれしいことです。

昨日は、4年生とは初めての対面でした。
この機会に、4年生だけでなく、5・6年生とも、「今の気持ち」について、少しお話を聞いてみました。

6年生は?
「最上級生として、見本になれるような演奏や態度をとりたいです。」
「前の先輩たちのように優しくしっかり教えてあげたいです。」
「言葉だけではなく、態度でも示しながら教えてあげたいです。」
「今まで先輩たちから教わったことをしっかり教えて、今の4年生も来年良い先輩になれるようにしてあげたいです。」
・・・

5年生は?
「先輩になってうれしいけど、ちょっと緊張しています。」
「去年は教えてもらっていただけだったので、今年は責任を感じます。」
「4年生がすごくがんばっているので、私たちももっとがんばろうと思います。」
「去年教えてもらっていたことを思い出しながら、それを教えていきたいと思います。」
・・・

おぉ! みんな立派だなぁ。

4年生は?
「毎朝、早起きするのが大変だけどがんばりたいです。」
「だんだん楽器の音が出るようになって来てうれしいです。」
「せんぱいたちの話を聞いて、こんなに私たちのことを思っていてくれて、とてもうれしいのでがんばります。」
・・・

まだ、やっと『合奏の種』(ブレーン社)の『かえるの合唱』と『メリーさんのひつじ』を練習しているところですが、この良い教材を毎年使っているので、5・6年生は初心に返りながら教えられるようです。

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全員で演奏したり、6年生や5年生の演奏を聴いたり、4年生だけで演奏したり...

4年生が演奏する時も、先輩たちはそばでよくサポートしていました。

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一度演奏すると、先輩からのアドバイスやおさらいの時間を取ります。

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『メリーさんのひつじ』では、二分音符の連続が出て来ますが、これが4年生には意外に難しいハードルになっていました。

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息を出し続けたまま、それをタンギングで切り分けて連続した二分音符にするということが出来ず、一度息を呑んで出し直したり、四分音符のように一拍ずつ吹いてしまうのです。

5年生に演奏してもらったら、ちゃんと二分音符で吹けていました。
しかも、こんなにシンプルな教材なのに、とてもいいサウンドがします。

ここは、4年生には難しいことなのだなと改めて感じました。
「リコーダー」だったら出来ると思うのですが、管楽器は子どもたちにとっては、別の楽器で、息を一音一音入れなければ鳴ってくれないと感じているのかもしれません。

私も、「なるほど~。そうか~」と勉強になりました。

それにしても、『合奏の種』は良い教材だなと改めて感じました。
ぜひ多くのバンド(中学校でも)で使ってもらいたいなと思います。


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若葉のようなみずみずしい4年生たち!
優しいせんぱいたちと一緒に、がんばっていきましょう!



どのバンドでも、同じような練習風景が展開されていることと思います。

小学校でも中学校でも高校でも、初心者を教える時には、自分が初めて楽器を持った日のこと、難しく感じたこと、うれしく感じたこと...つまり、「初心」にかえって最適な言葉かけをしてほしいなと思います。

つい、一度に何もかも言ってしまいたくなる気持ちをぐっとこらえて...
そんなにあれこれ一度に言われると、楽器の練習が「ものすごく重いこと」になってしまいます。
ショートプログラム、低いハードルを少しずつ、「出来た!」の気持ちを積み重ねてあげてください。


そして、そこに、顧問の先生がどうかかわり、チェックし、後輩に対する上級生の指導の仕方を評価していくことが大切な役割となります。

新年度で、先生が付けないことも多いと思います。
だから、任せっぱなしではなく、何か出来ることはないか...

「下級生の指導」を通して、上級生たちとのコミュニケーションを深められるのも、この時期の大きな収穫です。


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| | 2016-04-27(Wed)20:00 [編集]


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| | 2016-04-29(Fri)21:42 [編集]