田川伸一郎のブログ

函館から~6月・その1~

先週の金曜日から昨日までの3日間は、北海道の函館にお伺いさせていただきました。
今年度になって2回目の函館でした。


木曜日は、九十九里高校への行き帰りも、突然の土砂降りに前方が見えづらくなる時間があったり、函館も雨模様だったりと、天気が心配でしたが、金曜日は、関東も函館も朝から快晴!

一昨年の6月は、天候不順のため、函館空港に予定の時刻に着陸できず、1時間近く、近辺を飛行しながら天気が良くなるのを待っていたのです。

今回は、朝から気分も最高でした。

今回は、3日間に9校という超ハードスケジュールでした。
金曜日は、平日の放課後練習のレッスンですから、移動距離の長い小学校1校だけでしたが、土曜日は、朝の8時スタート。
昼食は移動中の車の中でコンビニおにぎり、ラストは夜の7時過ぎまで5校のレッスンでした。
しかも、会場は、すべてそれぞれの学校ということで、移動中の車の中だけが休憩時間でした。

そして、日曜日は3校。
それぞれの学校の事情や移動経路の関係で、このような日程になりましたが、これだけ多くの学校が私のような者を頼りにしてくださるということに感謝。
そして、受講校の希望を取りまとめ、スケジュールや移動手段まで、全て綿密な計画を立ててくださる先生のご苦労に心から感謝です。

函館空港に着いた時の空気は爽やかで爽快でした。
しかし、夜になると、「寒いっ」
さすがに上着はいらないだろうと思って長袖ワイシャツで出かけた私は、判断ミスでした。
6月と言えども、やはり北海道でした...

どの学校も、もちろん夏の吹奏楽コンクールに向けての練習をお手伝いさせていただきました。
譜読みも終わり、かなり詰めて練習している学校もあれば、まだ複数の曲を練習していて、やっと決定しかけている状態の学校もありました。
いずれにしても、スクールバンドのその1年は、1回だけです。
先生も子どもたちも、その1回にかける思いいっぱいに練習に励んでいました。

今回の函館ブログでは、5月にもお伺いした2校以外の7校の練習の様子を2つの記事に分けてご紹介させていただきます。


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全校児童が30名、そして、そのうち2年生以上の17名がバンド部員という奇跡の小学校バンドです。(300名の学校だったら、バンドに170名いるという比率になります。すごっ!)
このバンドの歴史は長く、30年近く前には北海道で一位になるほどの吹奏楽部だったのですが、その後、児童数の減少などでバンド活動も停滞していました。しかし、現在の顧問の先生方がご指導されるようになってから、どんどんレベルも上がり、久しぶりにコンクールにも出場できるようになり、地域の方々も大喜びしていらっしゃるそうです。
6年生は、在籍6名で6名全員が部員。5年生は、在籍7名で5名が部員なので、17名中11名が5・6年生ということで、人数は少なくとも、なかなか頼りがいのある存在感を見せていました。
3年生や4年生は、普通の小学校なら、まだ「みそっかす」の存在のはずですが、このバンドでは十分に戦力になっています。
今年の曲は、吹奏楽の名曲を金管バンドにアレンジした曲で、木管パートを担当するコルネットの高音域はとても大変そうですが、この子たちならきっとクリアしていけることでしょう。
来月、またお会いできることになっています。 たくさん出た「宿題」を頑張ってくださいね!



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金管バンドから吹奏楽編成になって6年目を迎えた小学校です。
指揮者の先生は、6年生の担任をされ、今年の11月に開催される全日音研函館大会の授業者もされるため、バンド以外の本業が超忙しい日々です。
しかし、今年度、すばらしい実績ある副顧問の先生が転勤して来てくださり、基礎合奏や譜読みの指導にも力を入れてくださっているので、指揮の先生も大助かり、子どもたちも幸せいっぱいです。
今年の曲は、ジブリの世界を描いた曲です。
子どもたちは大好きになって練習していますが、音の安定やピッチ、速いタンギングなど、まだまだ課題があり、「楽しい!」だけでは通過できないハードルもあります。
でも、「がんばりま~す!」と、ほがらかでやる気満々の子どもたち。
きっとこれから二人の先生方のご指導の元、基礎力も上げながら、雄大なドラマを描いていけることでしょう。
ふぁいとです!



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この小学校には、数年前に2度ほどお伺いしたことがありますが、現在の顧問の先生になってからは初めてのレッスンでした。
先生は、今年の1月の函館レッスンの時に、見学に来られ、「来年度はぜひ本校にも!」とおっしゃってくださっていた先生で、今回、そのお言葉どおり、お招きいただきました。
前にお伺いした時よりも、がっちりとした音が作られていて、音量もあり、リズム感もよく、とても力強い演奏をしていたので、驚きました。
おまけに、2年生や3年生の子どもたちも、戦力になって正しく演奏しているのですから、先生のご指導力はすごいなぁと感心しました。(ちなみに、先生はフルートの名手だそうです!)
変拍子のある少し難しい曲ですが、皆も正確に譜読みが出来ており、自信を持って演奏していました。
また、こちらからの指示をよく理解して、表現を変えていける力も高く、「賢い子どもたちだなぁ」と何回も褒めてあげました。
力強さだけでなく、優しい音色や語りかけるような歌い方も加わったら、本当にすばらしい演奏になると思います。
いや、君たちならきっと出来る! がんばれ!



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ここ数年、毎年、コンクール前にお伺いしている小学校の金管バンドです。
このバンドの先生は、外国版のブラスバンド作品の情報が多く、今年も外国版の曲を選んで練習しています。
ブリティッシュの楽譜は、トロンボーンやバリトン、ユーフォニアム、バスもト音記号(in B♭)で書かれているので、先生は、それをヘ音記号に書き換えて読みやすくし、曲のカットも含め、メンバーの編成や力も考慮しながら、スコア全部を書き換え(編曲ではなく、「工夫」です)、子どもたちは、その楽譜を使って練習しています。
皆、とても明るくにぎやかで、レッスン後も、おしゃべりしながら、私の周りを取り巻いて廊下を玄関まで歩いて行きます。
「先生、7月も絶対来てくださいねっ!お願い!」と、それはそれは積極的。
曲のスピード感を生かした演奏、息のスピードやタンギングの種類を変えること、打楽器の奏法など、曲の表現に迫る練習をし、課題もしっかりつかめました。
7月にまた会えたらうれしいなぁ!



*引き続き、その2をご覧ください。

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| | 2016-06-13(Mon)19:34 [編集]