田川伸一郎のブログ

茨城県の中学校バンド

昨日は、茨城県の中学校にお伺いさせていただきました。

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瓦屋根の風格ある立派な校舎の中学校です。


B部門に出場するこのバンドでは、30名を選ぶのにとても苦労するほど、皆が熱心、そして、小学校でバンドをやっていた経験者の1年生にもとても上手な部員がいます。

3年生全員と、2年生のほぼ全員、そして、2名の1年生をメンバーとして、コンクールに向かっています。

昨日は、メンバー以外の部員も見学しての練習でした。

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顧問の先生は、これまでにも数々の実績を残されているお力あるすばらしい先生ですが、とても謙虚でいらっしゃり、練習で困ったことが生じると、メールやお電話で相談をしてくださいます。

演奏のことだけでなく、生徒さんたちの「心」を大切にし、部員たちの心の様子も、私に細かく話してくださり、私はそれを受けて、生徒さんたちの気持ちを考えながらのレッスンが出来ます。

心優しい先生ですが、音楽に対する価値づけや求めるものは高く、安易なところで満足したり、可能性に線をひいたりすることはありません。

したがって、音楽的な要求はどこまでも高く、良い音楽づくりに妥協はありません。
私も、そんな先生のご指導を尊敬し、少しでも役に立つようにお手伝いさせていただきました。

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細かいピッチやアーティキュレーション、フレーズ内の重心の置き所、音の方向性...

中学生としては、とても上手な演奏をされていますが、作曲者が意図したであろう音響を再現するための方法、強弱に頼らず、音色感、サウンド感に変化を持たせること、打楽器の扱いなど、私なりの解釈をご提案させていただきました。

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先生と共に「良い音楽」を目指す生徒さんたちは、私の「訳のわからない要求」も、自分たちなりに理解し、音で返してくれようとしました。

先生も、「おぉ、変わりましたねぇ!」と驚かれるほど、演奏が変容した部分もありました。

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何よりうれしかったのは、「田川先生にご指導いただいて、子どもたちの顔や演奏が生き生きしました!」という先生のお言葉でした。

練習時間にも限りがあり、日頃なかなか十分なご指導を行き渡らせることが難しい学校現場ですが、本気の先生と本気の生徒たちが取り組む音楽の「気」に感動しながら、帰って来ました。

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「ザ・中学生」という言葉がぴったりな、大人ぶらず、また子どもっぽくなく、爽やかでひたむきな皆さんの大ファンです。
練習中の真剣な顔も、笑顔も、みんな素敵です。
より高いものを求める気持ちが音だけでなく、身体全体からオーラとなって出てくるような演奏が出来たらすごいですね。
曲中の「かけ声」も、まだまだいけます!
部長さんのあいさつにあったように、今回見つけた課題、そして、先生からご指導いただく課題を十分に乗り越えて、次にお会いする時には、びっくりするほどの演奏を聴かせてください。
コンクールメンバーとしてステージに立てない部員のことを思いやる気持ちも大切にしようね。
お隣の千葉県からいつも応援しています!


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| | 2016-06-24(Fri)20:48 [編集]