田川伸一郎のブログ

函館から~7月・その2~

続いて、函館でのレッスンの様子をご紹介します。

IMG_0030_convert_20160717213158.jpg
全校児童30人中17人が部員という椴法華(とどほっけ)小学校は、片道1時間半もバスに揺られてレッスン会場に来てくれました。
遠征も増えてきたせいか、子どもたちは低学年の子どももしっかりした動きと演奏をし、レッスン中の態度も立派でした。
先月からのあまりの成長に驚きです。さらに自信を増して、コンクールのステージに立ってください!



IMG_0036_convert_20160717213233.jpg
木古内小学校は、今の顧問の先生になってから、部員が急増し、「廃部の危機」を回避、今年はコンクール曲も、昨年よりグレードアップしました。
伸びのある音がずいぶんよく出るようになりましたね。
互いの音の欠けを補い合いながらの合奏づくりは、とても温かく、教育の原点を見るようです。



IMG_0039_convert_20160717213321.jpg
課題曲の『クローバー・グラウンド』のきっちりした仕上がりに感動のスタートでした。
部員全員が初心者とは思えないこの中学校の練習システムには敬服です。
「迫力」と「力み」との違いに気をつけて、最高の『トゥーランドット』でコンクールに臨んでください!



IMG_0070_convert_20160719092344.jpg
コンクール曲は、樽屋雅徳さんの「和物」作品ですが、とても良い香りが出てきました。
それ以前に、今までにない集中力、反応力、返事、一体感に感動しました。
どこかのパートが指導を受け始めると、すぐに全員がスコアを開いて一緒に勉強します...こんな小学校バンドは珍しいです!



IMG_0051_convert_20160719092135.jpg
人数は少なくても、ひとりひとりがソリストのように活躍し、人数以上のサウンドを響かせていることに驚きました。
大栗裕さんの往年の名曲の味をよく表現し、曲の魅力がホール一杯に広がりました。
木管の高音のピッチもどうしてこんなにきれいに合うんだろうと不思議に思うほど...このバンドに「不可能」の文字はありません。



IMG_0071_convert_20160719092401.jpg
5月からの大きな成長に感動する良い演奏を聴かせていただきました。
サウンドの良さや皆の主体性ある演奏は、先生の指揮を追い越すほどの推進力を見せていました。
自由曲では「声」を多用しますが、これがまたすごい! その声で、楽器のパートも歌って音楽を身体に染み込ませましょう。



IMG_0072_convert_20160719095043.jpg
IMG_0061_convert_20160719092229.jpg
基礎合奏を聴いて、「えっ!本当に25人?!」と驚いたほどダイナミックで広がりのあるサウンドを持っています。
曲の演奏も、さらにダイナミックで、アグレッシブな表現でした。
強弱の「弱」の幅を広げたり、曲全体の構成を考えた流れの変化を工夫することによって、迫力だけではない説得力のある演奏に変容しました。



IMG_0063_convert_20160719092249.jpg
浜松でのバンドクリニックに参加して、良い意味の自信をつけた上磯中学校は、さらに音に磨きがかかり、まさに大人のサウンドを響かせています。
今年の自由曲は、昨年の『ルイ・ブージョア』に引き続き、スミス作曲の『華麗なる舞曲』です。
まだ細部に吹き切れていない箇所はありますが、この難曲をすでに楽しんで演奏している様子に圧倒されました。 マジックのようでした。




16校ものレッスンを次々にこなすのは、頭と心の転換も大変でしたが、それぞれのバンドがしっかりした個性を持っているので、すぐにそのバンドの世界に入って行けました。

お昼休みが15分で、その間に昼食と休憩というようなすごいスケジュールの日もありましたが、私のレッスンを受けるために、ホールに移動したり、楽器を運搬したり、受け入れ準備をしてくださったりということを考えると、感謝以外の何ものでもありません。

もっともっと疲労困憊するかと覚悟して伺った今回のレッスンでしたが、いつもながら温かく接してくださる先生方、真剣にレッスンを受けようとする子どもたち、笑顔で歓待してくださる保護者のみなさまのおかげで、思ったほどの疲れではありませんでした。
(帰りの飛行機内では、案の定爆睡でしたが...)

2週間後に控えた函館地区コンクール、最後の最後まで変容し続け、それぞれの学校が最高の演奏でステージを楽しめますよう、心からお祈りしております。

お招き、本当にありがとうございました。



*その3は、「思い出写真館」です。こちらもご覧ください。

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2016-07-19(Tue)22:36 [編集]