田川伸一郎のブログ

コンクールをまとめる

9月に入り、新学期も始まり、私の生活には少し落ち着きが戻りました。
まだまだ東関東大会に向かう学校のレッスンは毎日続きますが、午前中は少しゆっくりすることができます。

全国のほんの一握りの学校以外の圧倒的多数の学校は、「全日本吹奏楽コンクール」の予選はすでに終えていらっしゃいます。

他のコンクールにも出る場合には、まだ「コンクール」に向かわれると思いますが、「吹奏楽コンクール」一本の学校は、今年度のコンクールは終わったということになります。

「結果」は、良くも悪くも、ずっしりとのしかかってくるものですが、コンクールのまとめをしっかりすることはスクールバンドとして、とても大切な指導・活動だと思います。

それは、生徒だけに求めるものではなく、顧問、指導者も同じです。

・コンクールでいただいた講評用紙を参考に、本番の演奏録音を聴いて、自分たちの演奏を客観的に検証すること。(映像があればなおよい)
・演奏曲の研究、分析、アナリーゼは十分であったか。また、それを顧問と生徒で共有できていたか。
・コンクールまでの練習を通して成長した面は何か。(個人として、チームとして、顧問として。また、演奏面・精神面の両方から)
・同様に、まだ成長し切れなかった面は何か。
・コンクールを顧みて、今後の活動に生かしたいことは、具体的にどういうことか。
・コンクール出場するにあたり、どんな人に、どのようにお世話になったか。どのように感謝の気持ちを伝えるか。



コンクールの後、何となく次の活動を始めてしまうのではなく、上記のようにしっかりとまとめをしてもらいたいと思います。
「結果に関係なく」です。

特に、結果が伴わなかった時、「コンクールのことは忘れて、次に進もう!」「ハイッ!」という「逃げのまとめ」は良くないと思います。
先生も生徒も多くの苦労を経て立ち向かったコンクールなのですから、「忘れて」はいけないと思うのです。

冷静に、客観的に...心を込めて。
 

私も、多くのバンドのコンクール練習をお手伝いさせていただいています。

コンクールのあと、上記のようなまとめをしっかりされ、講評用紙、先生のレポート、部活としてのレポート、生徒さんひとりひとり(または代表)からのお礼の手紙を送ってくださる先生もいらっしゃいます。

コンクールを通して、先生ご自身の教育活動を深めようとしていることがわかります。
コンクールを通して、子どもたちを豊かに育てたいという願いが伝わってきます。
そして、次の目標をもって、再前進されている様子が伝わって来ます。

きっと、お世話になった方々全員に、同じようなお便りをされていらっしゃるのでしょう。

逆に、結果報告のメールすらいただけない先生もいらっしゃいます。
ネットなどで調べてみると、上位大会に進んでいる学校もあり、落ち込んで連絡できないわけではなさそうです。
ちょっぴり寂しい気持ちです。

結果にかかわらず、それはそれで構わないのですが、生徒さんたちとだけは十分な「まとめ」をされたと信じたいと思います。


皆さんのチームでは、今年のコンクールのまとめをどのようにされましたか?



某中学校からの「まとめのお便り」には、こんな写真も同封されていました。
もちろん、講評用紙、先生のレポート、生徒さん方からのお礼のお手紙も...
お忙しい中、ありがとうございました。

IMG_20160901_0001_convert_20160901120442.jpg
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2016-09-04(Sun)22:43 [編集]