田川伸一郎のブログ

神聖なる気持ちで過ごした1日

昨日は、千葉ポートアリーナで開催された「東関東マーチングコンテスト」「東関東小学校バンドフェスティバル」に行って来ました。

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久しぶりの秋晴れ、参加団体にとっては恵みの1日でした。

現職の頃、「マーチング」には全くご縁がなかった私ですが、新浜小学校在職中に、卒業生が東京都のマーチング名門校である中央区立日本橋中学校に進学したご縁で、マーチングの練習を見学させていただく機会に恵まれ、それをきっかけにマーチングファンになってしまったのです。

吹奏楽連盟主催の大会とマーチング協会主催の大会では、趣旨も評価も少し違い、吹奏楽連盟の方は、現在は「コンサートバンドがそのまま演奏しながらパレードをしよう」というコンセプトのもと開催されており、過度な演出や服装を求めてはいません。
多くのバンドにコンサート活動とともにマーチング活動にも気軽に取り組んでもらえたらという願いがあります。

しかし、マーチングはそんなに気軽に出来るものではなく、基本動作の習得からフォーメーションづくり、その設計図でもある「コンテ」の作成など、専門知識や日々の訓練が必要で、当然ながら、30m×30m以上の広い場所も必要です。

音楽室で練習すれば何とかなる「座奏」とは訳が違います。

「完成品」を見ていると、感動の一言ですが、そこにたどりつくまでの道のりを想像すると、気が遠くなるほど...

「座奏」では、時には「吹き真似」や「交互奏」など目に見えない負担の軽減も出来ますが、「マーチング」ではひとりひとりの動きやポジションが皆違い、もちろん「動き真似」など存在しませんから、何が何でも、全員が正しく美しい動きを習得する必要があります。
人の後を着いていくような精神では完成することが出来ません。
自分自身の意思と記憶が必要です。

特に小学校では、体力的にも時間的にも身体運動的にも負担が大きく、それをこなしている学校には、ただただ脱帽です。
練習を休むと、自分の動きがたちまちわからなくなってしまうのですから、全てをバンド活動に注ぎ込まなければ成立しません。
「今日は、習い事なのでお休みします~」なんてことは出来るはずもありません。

昨日出場した44団体の演奏演技を全て鑑賞し、ここに至るまでの道のり、先生のたゆまない素晴らしいご指導、子どもたちの自立した意思と立派で美しい立ち姿や歩き姿、そしてもちろん奏でる音楽の質の高さに、感動を越えた「神聖さ」を感じました。

座奏のレッスンをさせていただいている学校も数校出場しましたが、音楽室で見せてくれるいつもの姿との違いに、とてもとてもたくましく、近寄りがたいほどの気高さも感じました。

ひとりひとりの子どもの「自立」と「自律」...マーチング活動は、まさにそんな教育の「大目標」に通じるものであるということを改めて感じました。


先生方のご指導力とご尽力、子どもたちの努力の結晶、保護者・地域の方々のご理解ご協力に敬意を表しながら、「神聖なる気持ちで過ごした1日」を終えました。

帰り道、私自身も背筋をシャキっと伸ばして歩いていることに気づきました。
・・・これも収穫です。


全国大会は、小学校が11月19日(土)、中学校、高校以上の部が11月20日(日)に、大阪城ホールで開催されます。

審査結果の詳細は、下記「東関東吹奏楽連盟」のHPをご覧ください。
http://www.hksuiren.gr.jp/


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| | 2016-10-03(Mon)21:03 [編集]