田川伸一郎のブログ

これが私たちの新しいスタートだから

今日は、千葉県外房にある高校バンドにお伺いしてきました。
以前にもご紹介したことがあるバンドです。


4月から部員全員14名で活動し、コンクールにもこの人数で参加しました。
今は、3年生が引退して10名になりました。

でも、昨年の今頃は5名しかいませんでしたから、今年は「倍」の人数です。

100名、200名いるバンドの人にはわからないと思いますが...
少人数の部活で、これからの「寒い冬」を乗り越えていくのは、本当に大変なのです。
1人2人欠けると、もう音楽まで「寒く」なり、練習の雰囲気も「寒く」なり、そのうちに部活よりもっと「ホットな」何かが楽しくなって、部活に足が向かなくなったりして...

このバンド、昨年度は、5人で立派に「冬」を乗り越え、卒業式でも、入学式でも演奏をしました。
たった5人で...

そして、そんな「ホットな」部活に、たくさんの1年生が入部したのです。


私は、昨年度からこのバンドにかかわらせていただき、秋の音楽会の曲も、卒業式や入学式、そしてコンクールの曲も、このバンドの編成と力に合った曲をアレンジして提供させていただいています。


今日も、私がピアノ曲からアレンジした曲のレッスンでした。

3年生が引退後、チューバがいなくなったのですが、その後、トロンボーンの男の子がチューバにコンバートしたそうです。
高校に入って初めて吹奏楽部に入り、初めてトロンボーンを吹いた彼が、半年後に、また新しい楽器に挑戦することになったのです。
でも、彼のおかげで、チューバゼロの危機は免れました。

今の編成は、フルート、クラリネット、バスクラリネット、アルトサックス、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバが各1人、そしてパーカッションが2人です。

管楽器はどのパートも1人。
1人も欠けることができません。
それを皆がよくわかっているので、練習をサボる部員が一人もいないそうなのです。

このバンドは、近々、高校の連合音楽会や地域の音楽会に参加します。
この10名にとって、初めての大舞台です。

今日のレッスンでは、頼りになった4名の3年生が引退した「不安」を皆で「勇気」に換えて前に進もうとしているような「空気」を感じました。

皆が、明るくふるまい、部の良い雰囲気をつくり出そうとしているようでした。

コンバートしたばかりのチューバも、とても頼もしい音で低音を支えていました。
そして、皆の音が以前にも増して明るくなっていました。

私も顧問の先生も、もちろん部員たちも、笑顔と真剣さが絶えないレッスンになりました。

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この10人で、このバンドは新しいスタートを切りました。
きっと山あり谷ありの毎日でしょう。

でも、この10名は知っています。
誰ひとりとして欠けてはならないということを...

これが私たちの新しいスタートなのです!

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ひとりも欠けてはならない私たち!10名と先生でがんばります!!


日本中の「小編成バンド」の皆さん...

ひとりひとりの「心」を寄せ合って、今年の寒い冬を「ホットに」乗り越えていきましょう!

温かい部の雰囲気をつくり出すのは、「誰か」じゃない。
「あなた」自身なのです。
大切な大切な「あなた」です...




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                            学校への道で...
   




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