田川伸一郎のブログ

東京都中野区の小学校

今日は、1月の東京都小学校音楽教育研究会~中央Aゾーン大会~で研究演奏をすることになっている東京都中野区の小学校にお伺いさせていただきました。

すでに、3回の授業研究を通して、中野区の先生方と共に良い演奏を作り上げる過程を研究してきていますが、今日は区の授業研究会ではなく、先生と子どもたちを直接サポートするためのお伺いでした。

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いつもは、体育館での授業研究ですが、今日は音楽室での授業でした。

早めに着いて、先生と楽器配置の相談。
前回の授業研の時に、提案させていただいたのですが、ちょっぴりニュアンスが伝わり切れておらず、机が並んでいました。
んんん...よし! 子どもたちが来る前に並び替えよう!
私と先生で、大急ぎで机を片付けて、リコーダーと鍵盤ハーモニカ担当の児童が座る椅子を配置。
打楽器の位置も直して、滑り込みセーフ!

子どもたちが入室すると、いつもと違う並びに一瞬、「おぉぉぉ!」と声が。
でも、先生の指示にしたがって、あっと言う間に皆が定位置に着くことが出来ました。

「あっ、先生の先生?」 子どもたちが私に気づいて話しかけてくれます。 
「そうだよ。今日はがんばろうね。」
「よろしくお願いします!」
とっても感じのいい6年生たち。

いつもは、中野区のたくさんの先生方に囲まれての「授業研究会」なので、ちょっぴり緊張気味のようですが、今日は、千葉から来た「先生の先生」がいるだけなので、子どもたちのいつもの伸び伸びした雰囲気がわかります。

少しだけおしゃべりしてから、早速、練習開始。
当日の演奏曲は、『スコットランド民謡ファンタジー』と『茶色のこびん』の2曲ですが、今日は『スコットランド民謡ファンタジー』を練習しました。

器楽合奏と管楽器のコラボレーションの合奏です。
毎回、授業研の時に、先生方から「バランス」や「音色」、「奏法」の話題が出ますので、今日は、私もどんどん切り込んで、子どもたちに直接伝えていきました。

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『アニーローリー』の美しい旋律を演奏するためには、「打つ」のではなく、楽器で歌うこと。
フォームも大切です。


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リコーダーの音色、息の流し方、フレーズの運び方も美しく。
「先生の真似をしてごらん! そう、いいぞ!」


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ビブラフォンは、主役になる場面では、もっとオーラを出して!
楽器をしっかり響かせよう!


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リコーダーや鍵盤ハーモニカと溶け合う音色と音量を工夫してごらん。
ブラスバンドで演奏する時と同じじゃダメなんだよ。
うんと気を使ってね。


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先生の指揮も、音楽を引き出す上で、とても大切。
先生も子どもたちと共に勉強です。



子どもたちは、今までなかった私からの要求に「えぇっ!」と驚いて必死にやろうとしたり、友達の演奏の変容に「すげ~」と声を出したり、皆で拍手したり...
私からもたくさん褒められてうれしそう!

とても素直で、受け入れ体制バッチリでした。
落ち着いて真剣な学習態度、しかも音楽を楽しんでいる姿に感心しました。

自分たちの演奏の変容に自分たちで感動している様子も見られ、演奏する顔もますます輝いていきました。

バンドのレッスンとは違って、45分という短い時間です。
ポイントを押さえて、ぐいぐいっと引き上げ、終了。

終わりのあいさつをした後も、なかなか教室に帰ろうとせず、練習する音が止みませんでした。
「もうやめて、早く教室に帰りなさい」と促す先生の言葉も気にせず、ずっと個人練習に燃える子どもたち。

新しい課題をもらい、それがもう少しで出来そうな自分に気づき、夢中になる子どもの姿...
子どもは、適切なハードル、そして素敵なハードルが見えた時に、「やりたい!」という気持ちになります。

担任の先生も、「子どもたちの顔がほんとに生き生きしていました! ありがとうございました」と喜んでいらっしゃいました。

こんな素直で良い子どもたちを音楽室に送り込んでくださる担任の先生方にも感謝です。

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1月にも、このようなサポートにお伺いすることになっています。

また、中野区の先生方との最後の授業研究もあります。

本番は、1月20日(金)です。

中央Aゾーン大会の研究主題「子供が音楽で輝くとき」に着実に迫りながら、日々のご指導を続けておられる先生、共に研究を続けていらっしゃる中野区の先生方に敬服です。

私も、このようなすばらしい研究をお手伝いさせていただく幸せを感じます。

当日まで、がんばって参りましょう!

「子供が音楽で輝くとき」のために...


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| | 2016-12-23(Fri)08:46 [編集]