田川伸一郎のブログ

茨城県小学校アンサンブルコンテスト

昨日は、「第51回茨城県アンサンブルコンテスト・小学校の部」を聴きに行って来ました。

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会場は、牛久市中央生涯学習センターでした。

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茨城県と言っても、牛久(うしく)は県南で、我が家からは車で40分位、近いものです。
千葉県の吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストが行われる千葉県文化会館に行く方が、倍以上遠いのです...ありゃ、田川はほとんど茨城県人?

「全日本アンサンブルコンテスト」が、今年度で40回なので、茨城県のアンサンブルコンテストは、全国大会が始まる11年前から始まっていたということになります。

吹奏楽王国・千葉県ですら、アンサンブルコンテストは今年度が42回ですから、茨城県の方が千葉県よりずっと早くに「アンサンブル」の大切さを認識し、コンテストを開催されていた訳です。

8月の茨城県吹奏楽コンクールの小学校の部は、何度も聴きに行ったことがありますが、アンサンブルコンテストは初めてでした。
レッスンでお手伝いさせていただいている学校が出場することもあり、応援を兼ねて出かけました。


中学校と高等学校の部は、千葉県と同じく、地区予選をおこなって、地区代表が県大会に進むことになっていますが、小学校の部は、いきなり県大会です。
千葉県は、小学校も地区大会を開催していますが、吹奏楽コンクールに比べてアンサンブルコンテストに出場する学校が少なく、県大会にも12グループ程度しか出ません。

茨城県の小学校の県大会は41グループも出場し、昨日は1日、小学校の部だけで日程が組まれていました。
1校から出場出来るグループは3グループまでのようです。


いきなり県大会ということで、レベルも色々かなと思っていたら...

もちろん差はありましたが、千葉県の小学校の地区大会で時折聴いて来た「かわいそうな演奏(失礼な言い方ですが、曲が途中で止まったり、メロディーが無くなったりというような演奏も珍しくありませんでした)」が無く、びっくりしてしまいました。

特に、「練習不足」という演奏がなく、技能には少々問題があっても、しっかり練習して来ているのがわかる演奏ばかりでした。

学校によっては、インフルエンザなどで練習が途切れたり、本番にも体調が悪い中出場したり、メンバー不足で出場したり(1グループありました)と、ご苦労も多かったと思いますが、本番での堂々とした演奏ぶりは、どのグループも本当に立派で、素晴らしかったです。

私も、新浜小時代に、「東関東アンサンブルコンテスト」に3グループが進んだ時、前日の段階で2グループが1名ずつインフルエンザで出場出来ないと分かり、前日に楽譜を書き換えて練習し、何とか曲になるようにしたウソのようなホントの思い出があります。
合奏でメンバーが欠けるのも大変な事態ですが、アンサンブルはもっともっと大変です。


茨城県の小学校は、どのグループもとても自然なアンサンブルをしており、わざとらしく向かい合って合わせているふり?のような不自然なスタイルはなく、自然なアイコンタクトをして演奏していました。

吹奏楽をやっている学校からの出場が少ないのか、木管楽器のアンサンブルが少なかったのは残念でした。
打楽器や金管を含まない純粋な木管楽器だけのアンサンブルは、41グループ中5グループしかありませんでした。


プログラムには、氏名も書かれていますが、学年は書かれていません。
もしかしたら、3年生かな? 4年生?と思うようなかわいらしいお子さんも出場していましたが、とても良い音を出していることに驚きました。
私がレッスンさせていただいている学校も4年生も立派なメンバーとしてしっかり演奏していました。
よく技術も、心臓も、鍛えられているなと感心するばかりです。


金管アンサンブルが多かったですが、金管バンドで鍛えられている子どもたちの金管アンサンブルは、吹奏楽部の金管より技能が高いということも感じました。
耐久力というか、吹き続けること、最後まで吹き切ることに慣れている感じがしました。
吹奏楽では、木管もあるので、曲中に金管パートの休みがある曲がほとんどですが、金管バンドではずっと吹き続けるのが当然ですから、その力がアンサンブルで生きないはずはありません。


先生の指揮に合わせて演奏する合奏の時よりも、アンサンブルをしている子どもたちは、たくましく大きく感じられます。
アンサンブル活動で育つ自立心、責任感、コミュニケーション力、協調性...それが子どもたちをたくましく大きくしているのだと思います。

41グループ全ての演奏を、とても楽しく感動を持って聴かせていただき、あっと言う間の1日でした。
茨城県の小学生たちのすばらしさ、熱心な取り組みに改めて感心しました。

千葉県の小学校も、吹奏楽コンクールなど合奏だけでなく、もっとアンサンブルに力を入れてほしいなと思いました。
昨日の感動を千葉県の小学校の先生方にも伝えていきたいと思います。


表彰式の後、壇上の各グループ代表者が退場する時、『ジングルベル』のBGMが流れました。
退場も、ただの「解散」ではなく、誘導の先生の元、一列に並び、ひな壇からステージの一番前を通って、胸を張って「行進」でした。
客席の拍手は、『ジングルベル』の音楽に合わせて、手拍子に変わりました。

コンテストですから「賞」は付きますが、何ともなごやかでおしゃれな終わり方でした。
このシーズンだからこそ出来る心憎い演出です。

茨城県吹奏楽連盟の先生方の「おしゃれ感」や子どもたちへの優しさを感じました。
中学校や高等学校の部でも『ジングルベル』が鳴ったのかなぁ。 

会場を後にする子どもたちひとりひとりの顔はみんなキラキラしていました。
「賞」には関係なく、大きなステージで、先生に頼らず、仲間と音楽を奏でられたことは、最高の「クリスマス・プレゼント」になったことだと思います。

私も、「41グループもの素敵な演奏」というプレゼントをいただき、とても幸せな気分で帰って来ました。
出かけて行って本当に良かったです。

ありがとうございました。

審査結果の詳細は、下記「茨城県吹奏楽連盟」のHPをご覧ください。
http://www.iba-sui.jp/

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| | 2016-12-26(Mon)19:47 [編集]