田川伸一郎のブログ

いよいよ明日

今日は、明日の「都小音研・中央Aゾーン大会」で研究演奏をする中野区立桃園小学校6年生の最後の指導日でした。

この研究演奏の「助言者」としてお声かけいただいたのが、ちょうど昨年の「青梅ゾーン大会」の直後でした。
そして、1学期からの具体的な助言が始まりました。

指導者の佐伯麻子先生はもちろん、中野区の先生方みんなで知恵と力を出して、「子供が音楽で輝くとき」を目指して、本当によくがんばって来られました。

そして、桃園小学校6年生の子どもたち、音楽が得意な子もちょっぴり苦手な子も、熱心に学習に取り組み、ひとりひとりも、学年全体も、大きく成長しました。

私はお伺いさせていただくたびに、どんどんこの子どもたちが好きになりました。

今日は、こうして一緒に勉強するのが最後かと思うと...校門をくぐる時からすでに寂しさが込み上げていました。

最後の練習...それぞれの曲の注意点を確認して少し練習してから、一度だけ入場退場を含めた通し演奏をして、終わりました。

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楽しく弾む音楽も、優しく語りかけるような音楽も、私の心に直接響いてくる演奏でした。

授業で作り上げている演奏ですから、完全無欠な演奏のはずはありません。
でも、先生と子どもたちの真心が込められたこの音の響きは、人の心に響く何かをもっています。

今日の練習は、3時間目の1時間だけでした。
「4時間目もやりたい!もっとやりたい!だって、演奏していると感動するんだ!」・・・こんな子どもたちの声が聞けたことが、すでにこの研究演奏が「子供が音楽で輝くとき」そのものであることを物語っています。

6年生のこの時期、中学受験をする児童も多いと思いますが、桃園小学校の6年生は、ちゃんと学校に通って受験しているようです。
いつもほぼ全員そろって授業を受けています。
インフルエンザも流行らず、今日は、ひとり残らず全員出席、きっと明日も6年生全員がステージに立てるでしょう。

今日は、最後に、子どもたちへの「お礼」として、私からも音楽のプレゼントをさせていただきました。

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リコーダーで、ヘンリー・パーセルの「ロンド」を演奏させていただきました。
皆、真剣な眼で聴いてくれました。

そして、子どもたちへの最後のお話を心を込めてしました。
「忘れるなこのひとこと...いつかきっと役に立つ日がくる」のプリントに、この子どもたちへのメッセージを書き加えて手渡しました。

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「君たちの姿、表情、音楽が大好きでした。
もう会えなくなる、聴けなくなると思うだけでさびしいです。
明日は、ステージで思い切り輝こう!
君たちと出会えて、本当に幸せです。 
心から"ありがとう"」

泣くのは明日だけにしようと思っていたのですが、このメッセージを読み上げていたら...ダメでした。
さきほどの演奏、子どもたちひとりひとりの顔、この一年間の歩み...全てに心が動き、涙が溢れて来ました。

佐伯先生も涙をこぼされながら、お話しされました。

見ると、何人もの子どもたちが一緒に涙を流していました。

そして、代表のふたりが、私に感謝のお手紙を読んで手渡してくれました。
心のこもった深い内容のお手紙でした。
一生の宝物です。 

IMG_0035_convert_20170119213133.jpg  IMG_0037_convert_20170119213150.jpg  

帰りには、皆が、もう一度、それぞれ自分から「先生、本当にありがとうございました。明日は頑張ります」と話しに来てくれたり、堅い握手をしに来てくれたり...うれしかったです。

明日で、全て終わりです。
客席で、じっくりと「子供が音楽で輝くとき」を味わいたいと思います。

桃園小学校6年生のみんな、がんばれ!

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豊かな音楽と心を育てていらっしゃる佐伯麻子先生です。
先生が私を助言者として選んでくださったことに感謝いたします。

私が伺える日に合わせて、音楽の授業を入れさせてくださった担任の先生方
体育館を譲ってくださった他学年の先生方
子どもたちの身体と心の健康を気づかい、守ってくださった養護教諭の先生
寒い体育館にいつもストーブを運んでくださっていた主事さん方
校長先生はじめ学校中の先生方、職員の方々の温かいご協力のおかげで明日を迎えられます。
本当にありがとうございました。



先日のブログをご覧になり、「年休を取って伺うことにしました」という他県の先生、「もう少し近ければ行きたかった」という遠方県の先生...様々なコメントをいただきました。

私も、午前の授業から最後の講演までしっかり見て聞いて、勉強したいと思います。
そして、桃園小学校の演奏の時だけは、勉強でなく「親心」で聴きたいと思います。

明日、お越しになる先生方、会場でお会いしましょう!


最後に...音楽とは全く関係ないのですが、桃園小学校の午前中の授業にお伺いした際、給食をごちそうになることもありました。

この学校の給食は、天下一品!

栄養士の先生のお力とこだわりと愛情を感じずにはいられない「すごい給食」でした。
食材も、地産地消にこだわり、都内で作られた良い食材を厳選されているそうです。
ちなみに、「だし」は八丈島のむろあじのけずり節といった具合です。
「身土不二(しんどふじ)」・・・自分の育った土地でとれたものを食べるのが一番体に良いと言われていますとのこと。

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学校で焼いた「桃園のねぎベーパン」
和風ポトフ
桃園金柑とかぶのサラダ
果物(スイートスプリング)


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東京アキニシキのごはん
大根バーグ
東京粕汁
東京サラダ
栗きんとん
東京牛乳
果物(いちご)


美味しい給食の味も、一生忘れません。
ありがとうございました。


さあ、明日は早起きして、新宿文化センターへ向かいます。

豊かな学びと大きな感動を楽しみにして...

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| | 2017-01-22(Sun)09:09 [編集]