田川伸一郎のブログ

3. 11~6年目の祈り

東日本大震災から6年となる今日3月11日。

東北の被災3県では東京電力福島第1原発事故の自主避難者を含めて3万3748世帯、7万1113人がいまだに仮設住宅での生活を余儀なくされています。

沿岸部の被災地では高台などで住まいの整備が進み、福島県では今春原発事故からの避難指示が一部を除き解除されます。
復興庁が2月28日に発表した全国の避難者は、約1カ月間で3775人減り、12万3168人となりました。

しかし、自宅に戻れたとしても震災前の幸せな生活が待っているとは限りません。

見えないところでとても大切な「復興」のために必要となっている「心のケア」のための一部の事業費が年々減っているそうです。


≪Yahooニュースより≫

福島県新地町の復興住宅が建ち並ぶ一角に車を止めると、迷うことなくチャイムを押した。「こんにちは。なごみです」。
訪問看護ステーションなごみの看護師、木島祐子さんがインターホンに呼びかける。

スタッフらが「突撃」と呼ぶアポイントを取らない訪問。
精神科の医療ケアから漏れる治療中断者や引きこもりの人たちが対象で、家から出てこないことも多い。
「見た目では復興していても、震災の影響からトラウマを引きずったり、うつ病を患ったりしている人は多い」と説明する。

別の家では、独り暮らしの認知症がある60代男性がごみや食べかけの食事が散らかる部屋で横になっていた。
「ここさ来るのは、ほかに誰もいねえ」

なごみを運営する福島県のNPO「相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会」による活動を含め、福島、宮城、岩手3県の「被災者の心のケア支援事業」には復興予算が投じられている。
だが2013年度に3県で年間計18億円あった事業費は段階的に削られ、今年度は計14億円。
同NPOの震災対応型アウトリーチ事業には13年度、約4900万円が補助されていた。
だが今年度は対象者の数がほとんど変わらないのに約2400万円に減額された。
このため県が別の自殺対策の基金から費用を工面し、その多くがスタッフの人件費に充てられる。



今の小学校1年生以下の子どもたちは、すでにあの日のことを知らない、あるいは、幼な過ぎて記憶にありません。
阪神淡路大震災の事を知らない成人の世代がどんどん増えていくように、東日本大震災のことを知らない世代は増え続けていきます。

「復興」は、まだまだ進んでいません。
見た目の復興が進んでいる地域にも、「心の復興」が進まず、苦しみ続けている方々はたくさんいらっしゃいます。

見た目の復興の進みを見ただけで、「心のケア」のための予算が削られるとは...
削れる予算はもっと別にあるはずなのに。

被災された方々の心の奥に寄り添った行政の支援を願いたいです。

明日は、我が身のこと...
いつ何が起きても不思議ではない、自然の怖さです。

改めて、まだまだ被災地の方々を思い続け、支え続けなければならないことを振り返り、あの日、犠牲になられた多くの方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

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| | 2017-03-11(Sat)09:43 [編集]


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| | 2017-03-11(Sat)19:54 [編集]