田川伸一郎のブログ

内示

年度末、あと10日となりました。

ご退職の先生はもちろん、転勤の先生々も、ほぼ結論が出そろっている時期です。
(ごくまれにひっくり返ることはありますが...)

転勤の先生は、校長室に呼ばれ、「内示」を申し渡されます。

願いどおりの学校に決まった場合はルンルンで、「ありがとうございました!」と校長室を出ますし、「何で?!」という学校を言い渡された場合には、無駄と承知でも、「何とか替えられませんか?!」と泣きついてみます。

校長先生は、「自分には人事権はないから。嫌なら退職しか道はないですよ。公務員なんですから、嫌とか言えないでしょ!」と放たれる場合もあれば、温かく励まし、その学校の良い所を話したり、「あなたは、こういう面で期待されているんだから」と少しでも元気をくださる場合もあります。
それは、校長先生のお人柄次第です。

異動希望を出している訳でもないのに、ある日突然、「明日までにこれを書いて来てください。明日の朝、必ず提出してください」と、「退職願」の用紙を渡されることもあります。
「行政(教育委員会など)」への転勤は、本当にいきなりの場合が多いのです。
「教職」を一時離れるので、「退職願」を書くことになります。
これも、「嫌です」は全く通用しません。 嫌なら、本当の「退職」の道しかありません。

正直なところ、「人脈の力」も相当働く世界なので、「強い人」の力が動いて、希望の学校や部署にスパっと行ける先生もいらっしゃいます。
あり得ない異動もあり得てしまうのです。

現実に、わずか1~2年で、居心地の良い元の学校を希望して戻れてしまう先生もいらっしゃいます。
あるいは、決まった年数を何年も越えて在職出来ている先生もいらっしゃいます。


最近、異動先が決まった先生方から、あるいは退職される先生方から、次々に「まだご内密に...」と添えて、ご報告をいただいています。

決まった在職年数が経たないのに転勤される先生、早期退職される先生の場合は、子どもたちは、来年度も当然、先生がいてくれるものと思っています。

先生は、気づかれないように、何事もないように、子どもたちに向き合い、私も当然同じように子どもたちに接します。
でも、胸の内は、とても苦しいです。

転勤は「別れ」ではなく、「新しい出会いとリスタートの時」と思いたいですが、先生を慕う子どもたちの顔を見ていると、とても複雑な気持ちになります。

新聞発表を見た時、どんな思いになるんだろう...と。

担任だけでなく、部活動を指導されている先生と子どもたちの関係は特別です。

部活動の顧問の先生(特に音楽の部活動)が代わるというのは「大事件」なのです。

「転勤しなくてよい永久顧問の先生」も、私立はもちろん、全国の公立学校にも数名いらっしゃいます。
でも、それは「特別扱いされた特別な先生」だけです。

「普通の先生」には、数年に一度、必ず「お別れの日」が来ます。

そして、それは、「新しいスタートの日」「良い出会いの日」と思いたいものです。
先生にとっても、子どもたちにとっても。

            ・・・心からそう願います。

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| | 2017-03-20(Mon)22:17 [編集]