田川伸一郎のブログ

コンビニで買える気軽な「クラシック音楽辞典」

zqdM9tftyj9wglj1492730568_1492730617_convert_20170421230912.jpg

「クラシック音楽」の本というと、何か難しい感じがしますが、この本は、どなたにもわかりやすく、興味を持てるような書き方でまとめられた楽しい本です。

クラシック音楽基本講座では...
・クラシック音楽の歴史を知ろう!
・曲の種類を知ろう!
・知っておくと楽しい音楽知識
・クラシック音楽用語辞典
・オーケストラの楽器名鑑


が、とてもわかりやすい言葉で説明されています。

見出しには...「学ばなければならない知識やうんちくが山のようにそびえていて、入門者を寄せ付けない印象があるのがクラシック音楽。『音楽を楽しみたいだけなのに、なぜあれこれ知らなければならないの?』と誰もが感じているに違いない。でも、ほんの少しの知識さえあれば、クラシック音楽の世界はそこから広がっていく。まずは、クラシック音楽の基本をこのコーナーで解説します。」と書かれています。

そして、とても楽しいのが、「愛で読み解く作曲家37人の生涯と名曲」のコーナーです。

「作曲家たちは、誰を愛し、どんな人生を送ったのか、自然への愛、宗教への愛を含めて、名曲の陰には様々な愛の物語がある。そんなドラマの数々。」という見出しで、有名な作曲家たちの生涯と名曲が紹介されています。

たとえば、バッハについては...

『エピソード』として、
まじめで堅いと思われがちなバッハだが、意外と世俗的で柔軟な面も。雇われていたライプツィヒ市の参事会と対立した時には、事を有利に運ぼうと、もっと位の高いザクセン侯国のお殿様に請願し、作品を献呈してちゃっかり「宮廷音楽家」の称号をもらった。また、コーヒーハウスで開催される演奏会を指揮した時は、店主に頼まれてコーヒーのCMソング(コーヒーカンタータ)を書いている。

『人生の四大要素』として、
・お金・・・音楽家としてはかなり上。中産階級クラス。
・恋愛・・・結婚2回。家庭生活は円満だったらしい。子供は20人いたが成人したのは半分。
・病・・・晩年の失明は糖尿病の副作用とか。目の手術の失敗がもとで、65歳で亡くなったが、これは当時としては相当な長命だった。
・名声・・・まずまず。ただし、後世の名声の方がはるかに上。

『愛の名曲ベスト5』として、
・≪アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳≫・・・妻をはじめ一家で演奏するための曲を集めたバッハ家のホームミュージック集。
・≪チェンバロ協奏曲集≫・・・自分が指揮していたコーヒーハウスのコンサートで子供たちに場数を踏ませるために作曲した。
・≪カプリッチョ変ロ長調≫・・・スウェーデン宮廷に仕えることになった最愛の兄の旅立ちに際して作曲されたとされる。
・≪音楽の捧げ物≫は音楽への、≪マタイ受難曲≫は神への愛の表明。

このように、37名の作曲家について同様につづられています。

他にも、「コンサートホールへようこそ!」(基本的なルール&マナー編)(コンサートホールの歩き方編)、「全国コンサートホールガイド」

そして、クラシックソムリエが選ぶ「名曲名盤セレクション」として様々なジャンルの曲が紹介され、その中からの12曲が入ったCDも付いています。


肩の凝らない「クラシックぴあ」です。
税別880円。

ティータイムにいかがでしょうか。


スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2017-04-21(Fri)21:07 [編集]