田川伸一郎のブログ

我が街・我孫子市の「あったかバンド」

「けやきウィンドアンサンブル」...我が街・我孫子市で活動している市民バンドです。

このバンドを立ち上げ、まとめて来ているひとりは、私と大学の同期で、我孫子市の中学校で長く吹奏楽部顧問を務めてきた先生です。
我孫子に引っ越して来て間もなく、たまたま見かけたポスターで演奏会の開催を知り、出かけてみました。

とてもあったかくて、団員の皆さんが、ご家族やお友達に見守られながら、大好きな吹奏楽を続けていらっしゃる気持ちが伝わってくる演奏会でした。
地元にこんなすてきなバンドがあるんだということを知り、同期生の生き生きとした指揮姿もうれしかったです。

一般バンドが、スクールバンドとは違う様々な活動上の困難を抱えていることを身を持って知っている私は、この「けやきウィンドアンサンブル」の皆様も、きっとお仕事やご家庭、様々なご事情と折り合いをつけながら活動されているのだろうなと思いながら帰って来たことを覚えています。

このバンドは、現在は、年に2回の定期演奏会をされています。
昨年の秋の演奏会には、ちょうど都合が合い、聴きに行きました。
前回聴きに行った時よりも、お客さんがずいぶん増え、小さなお子さんからご高齢の方まで、ホールいっぱいのお客さんに驚きました。

一貫して「地域に根ざした活動」を目指して歩んで来られたこと。
我孫子市の小学校や中学校の吹奏楽部と積極的に関わりを持ち、「少しでもお役に立てないだろうか」と歩み寄って来られたこと。
演奏会では、どんな年代のお客さん(音楽や吹奏楽に詳しくない方でも)にも楽しんでもらえる選曲や雰囲気づくりをされていること。
・・・そんな団の歩みが、確実にファンを増やしているのだと思いました。

我孫子市の小学校や中学校で吹奏楽をやっていたという団員も多いということで、年代の離れた「後輩たち」を思う気持ちにも深いものがあるようです。

現在の指揮者のひとり、和久井瞬さんは、私と同じ湖北にお住いの方です。
数年前のある日、湖北駅から自宅へ向かう同じ道を、チューバを背負って歩いていた青年に、「失礼ですが、チューバを演奏されているんですか?」と声をかけてみたところ、感じ良い丁寧な返答で、地元の中学校で吹奏楽部に属していたこと、高校は吹奏楽の強豪校で頑張っていたこと、そして、現在の活動についてもお話しくださいました。
そして、私と共通の知り合いもいるという驚きのつながりも分かり、ご縁を感じました。
現在は、チューバの演奏はもちろん、学校のチューバレッスン、合奏レッスン、指揮など主に吹奏楽に関わるお仕事をされていらっしゃいます。
地元湖北の居酒屋で「ふたり飲み」をしたこともあります。
謙虚で誠実なお人柄の和久井さんは、「田川先生からバンド指導について色々とご教示いただきたいのです」と言ってくださいますが、若く情熱的なバンド指導者、しかもチューバプレイヤーである和久井さんからは、私の方が学ばせていただくこともあるほどです。


土曜日に山梨に出かけた朝、湖北駅でばったり彼に会い、その日は、私がレッスンに入っている県内の学校のチューバレッスンに行かれるというお話にびっくり!
近所に貼ってあったポスターを見て知った、今度の日曜日の「第18回定期演奏会」には仕事でお伺い出来ないことを詫び、途中駅でお別れしました。
その学校には初めてのレッスンということでしたので、すぐ、顧問の先生に、「和久井さんはとても良い方ですから、安心して、しっかり勉強してくださいね」とメールしました。

山梨からの帰り、先生からの「和久井さん、すばらしいチューバの音でした!とても良いレッスンをしていただきました!」との感激メールをうれしく読みながら、ふと、「けやきウィンドアンサンブル」のことを思い出して、スマホで団のHPを検索。

・・・今夜は21時まで練習。しかも、練習会場は地元の湖北地区公民館。湖北駅に着いて、大急ぎで向かえば、ほんの少しでも練習を聴かせていただけるかも。
団員の皆さんに、ひとりの我孫子市民として、いつも良い音楽を届けてくださっていることへの感謝の気持ちを伝えられるかも。
「第18回定期演奏会」への激励の言葉を伝えられるかも。

思いはふくらみ、大急ぎで、見学の許可を得ようと和久井さんにLINEしたのですが、練習中なのでしょう。返信はなく。
やむを得ず、失礼を承知の上で、練習会場へと向かいました。

練習場に入ると、団員のみなさんは、「誰・・・?」というお顔。 当たり前です。
和久井さんひとりが、「田川先生~!」と、指揮台でびっくりされ...「先生、山梨からのお帰りの後、お越しくださったんですか?!」と。

ちょうど練習が終わった挨拶のタイミングでした。
私は、手身近に自己紹介させていただき、このバンドへの一市民としての感謝の気持ちや応援の気持ちをお伝えしました。
皆さんは拍手と共に「ありがとうございます」と返してくださいました。

すると、団長さんが、「和久井さん、練習が終わったタイミングで悪いんですが、『シンフォニア・ノビリシマ』をもう一度やっていただけませんか?少し心配なので...」と。
皆さんも「ウンウン」と同意。

本当は、演奏が心配だったからではなく、せっかく来て激励してくれた私のために、せめて1曲だけでもお聴かせしようというお気遣いであることに、私はすぐ気づきました。
団員の皆さんも、その団長さんのお気持ちを察知して、「ウンウン」とうなずいてくださったのです。
長時間の練習の後で、ほっとした時だったにもかかわらず、突然現れた私のために『シンフォニア・ノビリシマ』を演奏してくださいました。

演奏後、心を込めて拍手を贈りながら、このバンドの温かさに改めて感じ入りました。

打楽器パートの皆さんに、「私も金管バンドで打楽器をやっているんですよ。楽器の調達やら運搬やら、学校のバンドと違って大変ですよねぇ?」と話すと、「そうなんです~。」「打楽器パート、猛烈に応援しちゃいますから!」「ありがとうございます!またいらしてください!」と楽しいおしゃべりも出来ました。
シロフォンやグロッケンは、教育用の「卓上楽器」でとりあえず間に合わせて練習されていました。
うんうんわかる!無いよりマシ!です。 もちろん、本番は立派な楽器が並びます。

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私ひとりのために『シンフォニア・ノビリシマ』を演奏してくださった「けやきウィンドアンサンブル」のみなさまです。

というわけで!

「けやきウィンドアンサンブル・第18回定期演奏会」が下記のとおり開催されます。
我が街・我孫子市の「あったかバンド」です。
よろしければぜひお出かけください!
ほっこりした気持ちで帰って来られる演奏会です。

ブログを読んでくれている我孫子市の小中学校の吹奏楽部の皆さん、先生方、保護者の皆さん、是非!


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「けやきウィンドアンサンブル」のHPはこちらです。
http://keyaki.music.coocan.jp/

ご盛会を心からお祈り申し上げます。
そして、これからも我孫子市民のひとりとして応援し続けて参ります!

秋の演奏会には行きたいなぁ。

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| | 2017-05-31(Wed)20:49 [編集]