田川伸一郎のブログ

旭川から~2017・7月・その1~

先週の金曜日から昨日まで、北海道の旭川にお伺いして来ました。
2週連続の北海道です。


飛行機は満席、飛び交う言葉は日本語以外がたくさん。
学校はまだ夏休みではありませんが、北海道はまさに観光シーズン。
旭川は、「美瑛」「富良野」など、この時期にはラベンダーをはじめとする美しい花々が丘陵地帯にパッチワークのごとく咲くので、そちら方面への観光客もたくさんいました。

空港到着後、レッスン開始までの少しの時間、年休を取ってお迎えに来てくださった先生が、美瑛方面にドライブに連れて行ってくださいました。
美しいお花畑を想像していたのですが、今年は気候のせいか、お花があまり美しく咲いておらず残念でした。
有名なラベンダーも、例年に比べると、いまいち美しくないそうです。
でも、ソフトクリームはやはり美味しかったです。
プチ観光気分でした。


旭川には、5月から毎月お招きいただいております。

今回のレッスン希望校は、3日間で小学校4校、中学校6校、高校1校の計11校でした。
先週の函館での4日間で18校とどちらが大変?
どちらも大変でしたが、旭川も先生方のチームワークがとても良く、互いに協力し合って、スケジューリングしていただけたので、とてもスムーズに日程をこなせたことがありがたかったです。
どの日も終了は、20時になってしまいましたが...

それにしても、北海道とは思えない暑さには驚きました。
夕方になると涼しい風が吹いて来て救われましたが...

今回のレッスンが今年度初となった学校は4校で、他の7校は5月、6月に受講された学校でした。
また、先生ともバンドとも初対面のありがたい出会いもさせていただきました。

旭川地区の吹奏楽コンクールは、最初のステージが8月5日で、たぶん日本一遅い開催なのではないかと思います。
夏休みに入ってからも、じっくり練習してからステージに上がれることをうらやましく思います。

今回のレッスンからもまだ2週間も伸びていけることを想定し、遠慮なく「宿題のお土産」を置いて来ました。

今回が今年度の初レッスンの学校を中心に、他のバントは函館同様ワンショットでご紹介します。


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こちらの中学校は、初めてお招きいただいた学校です。
顧問の先生とも、お電話で話しただけで、全く初対面です。物腰の柔らかい、とても謙虚で丁寧な対応をしてくださる男性の先生でした。
レッスンの前には、合宿もおこなって十分に力を付け、曲をきちんと作り上げてからレッスンを受けてくださいました。
曲の隅々にまで指導が行き届いた演奏で、部員たちも自信を持って演奏出来ている姿が見られて感動しました。
一度聴かせていただいた後、「今日だけの表現」を前提に、私なりの解釈で曲の味付けをさせていただきました。
生徒さんたちは、やる気いっぱいで、とても素直に反応し、いつもと違う表現にも抵抗なくついて来てくれました。
先生は、真剣な表情で私の指導を見つめ、うなずきながら細かく記録されていらっしゃいました。
「皆さんの『シェフ』は、顧問の先生です。今日変えた味付けをどうするかは、先生のご指示のとおりにしてください。元に戻しても全く構いませんので、先生と一緒に最高の演奏を作り上げてくださいね」とお話ししてレッスンを終えました。
こんな素敵な先生とやる気ある生徒さんたちと出会え、とてもうれしかったです。
これからもお付き合いさせていただけたらうれしいです。


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お力のあるベテランの先生のご指導を受け、素直で一生懸命な子どもたちが、生き生きと活動しています。
基礎練習が正しくおこなわれているようで、奏法や音色がとても良く、下学年の子どもたちも、まだテクニックは未完ながらも、とても良い音で吹いていることが印象的でした。
コンクール曲は、とても有名なブラスバンドの名曲で、私も大好きな曲です。
聴く側はとても楽しい気分になる曲ですが、小学生が演奏する時にはかなりの体力やテクニックも必要です。
また、オーケストレーションの関係で、主旋律が埋もれやすいように書かれているため、少々音の置き換えも必要になります。
今回は、そんな手当ての方法、曲の構成やフレーズを生かした演奏の仕方をたくさん勉強しました。
顧問の先生から、その日のうちに、勉強した内容や考察をまとめた詳しい長いメールを頂戴いたしました。
一回のレッスンを宝物のように受け止め、子どもたちのために生かしてくださる先生のご誠意に敬服いたします。


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この小学校は、人数は多くないのですが、皆が、とても自然体で遠慮のない態度で接してくれるかわいい子どもたちです。
今の顧問の先生は、前任校からのお付き合いですが、先生がご指導されると、いつも自然体のバンドになり、会話も弾む楽しい時を過ごさせていただけます。
今年のコンクール曲は、このバンドにはやや難しいと思われる曲ですが、想像以上に良く演奏出来ていることに感心しました。
3曲からなる組曲ですが、それぞれの曲に魅力もハードルもあります。
今回は、特に、ゆっくりの2楽章にこだわって練習しました。
ゆっくりの曲を小学生が演奏する時、どうしても停滞した感じになってしまうので、それを防ぎ、まったりではなくゆったりと流れる美しい表現にする方法を取り入れ、とても良い流れが生まれました。
子どもたち自身が自発的に音楽の流れを感じて演奏出来るようになったことがすばらしかったです。


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昨年度からお招きいただいている小学校バンドです。
昨年度は、6年生がとても少なく、苦労されている感じもありましたが、その苦労を乗り越えた今年は、みんなどっしりと落ち着き、まるで中学校バンドのような真剣さで練習に向かっていました。
今年度は、3年生はコンクールには出場しないとのことで、メンバーの中の一番小さい4年生たちも1年間練習して来ているので、とても立派に演奏出来ていることがうらやましいほどでした。
体育館は、千葉県人である私でも「暑い~」と思うほどでしたが、だるそうな顔ひとつ見せず練習に集中し、どこかのパートが指導を受けている間も、黙ってそれを見つめていられる共有力や忍耐力もありました。
当然、演奏はアドバイスするごとに、見事なほど変容していきます。
演奏の力だけでなく、ここまで心を鍛えられた小学生たちとのレッスンは、なかなか経験出来るものではありません。
小学生には難しいと思われる吹奏楽のオリジナル曲ですが、集中力と学習力の高さのおかげで、かなり深い表現を学ぶことが出来ました。



次に、今年度2~3回目のお伺いとなる学校をワンショットでご紹介します。

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前回からの飛躍的な伸びに驚きました。テクニックも表現も大きく成長していました。
今回は、時間制限も考えた上で、望ましいテンポ設定とバランス、フレーズのまとめ方、強弱の付け方、タンギングの種類の替え方を勉強しました。
コンクールまでの練習で、さらにテクニックを身につけて、より生き生きした演奏に仕上げていってください。



*その2に続きます。
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| | 2017-07-25(Tue)16:25 [編集]