田川伸一郎のブログ

千葉県吹奏楽コンクール本選大会~中学校・高等学校B部門

今日は、千葉県文化会館で開催された「千葉県吹奏楽コンクール本選大会・中学校、高等学校B部門」を聴きに行って来ました。

いつも千葉県文化会館まで車で行くと、家からは2時間見ておいた方がというほど道が混むのですが、今日8月11日は「山の日」ということで、世の中は休日なのでした。
仕事関係の車が少ないだけで、いつもの半分位の時間で着いてしまい、驚きました。

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この本選大会に出場するためには、中学校は4日間(156団体)、高校は2日間(78団体)にわたる予選を通過しなければなりません。

今日出場したのは、予選を勝ち抜いた中学校20校、高校14校でした。

千葉県では、このB部門に出場出来る部員数が、「前年度の1、2年生(つまり今の2、3年生)で、中学校40人以内、高校45人以内」と決まっており、それ以上の部員数がいる学校はA部門にしか出場出来ません。

B部門の人数制限は、東日本学校吹奏楽大会の規定と同じ「30名以内」となっていますが、中には、10名台の学校、そして、最少は7名というアンサンブルコンテスト並の人数で予選を抜けて来たバンドもありました。

自由曲1曲だけの演奏なので進行も早く、また、予選を抜けて来たレベルの高い演奏ばかりでしたので、鑑賞も楽しく、あっと言う間に1日が過ぎました。

毎回、コンクールの「あるある」なのですが、同じ学校の演奏に、「満点」を付ける審査員と「最低点並の点」を付ける審査員がいるのは何故?と思います。
音楽ですから、客観性だけで評価出来ないことは重々承知ですが、主観的な評価の差は「表現」の項で出るべきものであり、「技術」においてはある程度客観的に分かるのでは?と思います。

「技術」まであまりに主観的に付けられ、しかも、満点と最低点近いジャッジペーパーが渡された先生と生徒さんの気持ちは、どうも納得いかないものにはならないでしょうか。

結果が良ければ、「?」で終わると思いますが、その低い点数のせいで、あと1点、2点の差で県代表を逃した学校は、本当に気の毒ですし、いつまでも審査表を見て、「この審査員の点数が...」と苦しい思いをすると思います。

本選になれば、「上下カット」がありますが、予選や小学校の部では上下カットがありませんから、本当にひとりの「おかしな点数」だけで結果が覆されてしまいます。

でも、「それがコンクールなんだから、嫌なら出なきゃいいんです」と言われて終わりですし、審査員に問い合わせをすると、翌年のコンクールには出られないなどのペナルティがあるので、結局、そのままです。


今日は、中学校20校、高校14校の演奏をほとんど全部聴きましたが、本当に上手ですし、それぞれの団体の良さや苦心の様子も手に取るように分かりました。

小編成バンドならではの工夫が見られた演奏もたくさんありましたが、違和感あるカットをしている演奏は「あれれ?」という気持ちが印象づけられ、上手であっても感動的に聴こえないものだと痛感しました。

また、相変わらず、音程や音色を破壊して鳴らす「爆音」を「迫力」だと勘違いしている演奏、全く音楽的とは言い難い不自然で不必要な身体の動きをバンド全体で盛大にしている演奏など、「顧問の先生が育てたように育ってしまった残念な演奏」もありました。


レッスン校の中学校、高校の皆さんも、それぞれに良い演奏を披露され、学校での顧問の先生と部員たちの日々を思い浮かべながら聴かせていただきました。
練習どおり、またはそれ以上に演奏出来たのに結果が出なかった学校、こんなはずではなかったのにと後悔の演奏になってしまったのに結果が出た学校...コンクールというものはそういうものですが、良い演奏だったにもかかわらず、僅差で代表を逃した学校は無念以外の何ものでもありません。


決して「結果」だけにこだわらないで欲しいと思うのです。

時々、レッスンの時にお話しします。
「審査員の先生がくださる賞も大切だけれど、それ以上に大切にしてほしいのは、顧問の先生がくださる賞です。日々、皆さんの練習を見て来られた顧問の先生が、本番の演奏や当日の行動に対してどんな賞を付けてくださるか...。皆さん、ぜひ顧問の先生から『ゴールド金賞』をいただけるような行動と演奏が出来るように頑張ってください。」と...

皆さんは、顧問の先生からどんな賞をいただけたのでしょうか?


東関東大会は、中学校B部門が9月16日(土)に茨城県ひたちなか市文化会館、高等学校B部門が9月9日(土)に栃木県宇都宮市文化会館で開催されます。

めでたく県代表に選ばれた学校の皆さんは、東日本大会出場を夢見て、さらに頑張ってください。


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鎌ヶ谷高校吹奏楽部(指揮:川口智子先生)の皆さんも、県代表・ヤマハ賞(二位)を受賞されました。
おめでとうございました!
演奏曲 キリストの復活~ゲツセマネの祈り~(樽屋雅徳)



審査結果の詳細は、下記、千葉県吹奏楽連盟のHPをご覧ください。
http://www.chibasuiren.gr.jp/news/

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| | 2017-08-12(Sat)11:40 [編集]