田川伸一郎のブログ

冬の北海道で ~その2・釧路の中学校で~

札幌でのレッスンを終え、雪で渋滞ぎみの道を走り、ダイヤが乱れているJRで空港へ向かい、またまた遅れている飛行機に乗り込み、ヒヤヒヤしながら何とか釧路にたどり着きました。

釧路の中学校では、とても心温まる素敵な出会いをさせていただきました。

3年生が引退し、今は1、2年生で活動する30名弱のバンドです。

このバンドは、あいさつ・返事など、バンドの基本的な礼儀はもちろんのこと、とても明るい笑顔、相手を受け入れる態度や表情、互いが気持ちよく関われる雰囲気をもっているところがすばらしかったです。

玄関まで迎えに出てくれた部長さんや副部長さんたちの本当にさわやかな笑顔で、私はもうこのバンドの雰囲気がわかったような気がしたほどです。
特に、部長の男の子の笑顔には心洗われるような気持ちになり、「君は、大人になっても、ずっとずっとその笑顔を大切にして生きていきなさい。」と言ってあげたほどでした。

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顧問の先生は、活気あるお二人の女性の先生でした。
生徒さんたちは、すばらしい顧問の先生方を信頼し、ゆったりと落ち着いて活動しているようでした。

先生からは、「基礎合奏のやり方について」というご相談をいただいておりましたので、平常どおりの練習を見せていただき、その練習をより効果的にする方法をアドバイスさせていただきました。

・1つ1つの「練習パターン」の「目的」の確認
・1つ1つの「練習パターン」の「目的」を最大限に生かす「進め方のポイント」
・1つ1つの「練習パターン」の「目的」を最大限に生かす「隊形の工夫」
・1つ1つの「練習パターン」の「目的」を最大限に生かす「評価の方法」
・基礎合奏の中の「コラール」の扱い方
・基礎合奏を通した「心の交流」の仕方
・「ハーモニートレーニング」の効果的な進め方
・・・・



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しっかり手を挙げて意見を発表します。 ひとつひとつの練習の「意味」を確認しながら進めます。

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このバンドは、とてもきちんとした練習パターンが確立されていましたので、修正の必要はなく、「深化」という点からのアドバイスが中心となりました。

そして、「基礎合奏」をこんなに温かい雰囲気で、かつ真剣に進められることがすばらしいことだと思いました。


そして、曲の合奏です。

まだ譜読み段階の曲でしたが、このドラマチックな曲を作り上げていく中で、

・強弱を中心とした「記号」の意味を深く読み取ること。(強い・弱いという単純な言葉ではない解釈)
・常にイメージをもって練習し、先生から指導を受ける前に、場面場面の「表現」への自分なりの「思い」をもつこと。


を大切にしてほしいと、曲の部分的な合奏を例にして、「楽譜、記号の深い読み取り方」をアドバイスしました。

この曲に取り組む姿勢がわかり、ますます練習意欲高まったようでした。



音楽室から玄関までの見送りの群れは、外にまで移動し、車が走り出してからも、見えなくなるまで、大きく大きく手を振り続けてくれていた本当に優しい生徒さんたちでした。

寒い釧路で、温かい温かい時間を過ごさせていただきました。


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先生方、生徒の皆さん、本当にありがとう!
またいつか、君たちに会いたいです!
絶対に!!








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