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田川伸一郎のブログ

学びの証

夏休みにレッスンに行った某小学校の子どもたちの楽譜です。

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7月の段階で、皆の楽譜がこのように書き込みで一杯になり、すでに新しいパート譜をもう一度貰って、リセットした状態から書き込みが始まっています。

この小学校の子どもたちは、注意をすると、「はいっ!」の返事と共に、すぐに手が鉛筆に行き、楽譜に書き込みます。

注意されたことを書くだけでなく、自分の思いや願い、イメージ...様々な自主的な学びをどんどん書いています。

「学びの証」です。

書くことと演奏することは、必ずしも一致しない場合もあるけれど、曲を自分のものにしようと意欲的に向かっている気持ちは、最後には必ず「演奏できること」につながると思います。

そして、生涯にわたり、一生懸命練習した夏の思い出の楽譜となるのです。

注意書きだけでなく、仲間たちからの励ましの言葉も書いたりして...
私も、「名前だけでいいので、ここにサインしてください。本番の時、お守りになります」とリクエストされ、書いてあげることもあります。

全てが、ひと夏の学び、人の温もり...


時々、楽譜を楽譜ファイルに入れたまま合奏練習に参加している生徒(そういう学校は何故かみんなそうなのです)を注意することがあります。

書く必要が生じると、いちいち楽譜ファイルから楽譜を出して書き、また、元に戻す。

「楽譜ファイルは、楽譜を保存するための物であって、練習の時にははじめから出しておきなさい。風でペラペラしていやなら、厚紙に貼るか、クリップや洗濯バサミで押さえなさい。」
当然のことながら、楽譜には、たいした書き込みもないまま、あっけなく夏を終えます。


以前、全国大会に出場する中学校の先生が、「県大会までに1枚。県大会が終わると新しい1枚。全国大会までにまた新しい1枚。生徒たちは、書き込みでぃっぱいになった楽譜を3枚持っています。一番新しい情報や注意を書くわけです。こちらの指示も時間と共に変わる場合もありますから、書き込んだ注意を消して、新しい注意を書き、またさらに変わり...訂正された注意書きでいっぱいになるので、期間を待つことなく、新しいパート譜を貰いに来る生徒もいます」と教えてくださいました。

今日の3校をもって、お盆前のレッスンは全て終了です。
壮絶なるスケジュールで走りました。

先生方も児童・生徒の皆さんも、よく頑張りました。

結果はそれぞれ。

でも、確かに育ちました。

技も心も...

明日から3日間は、千葉県の中学校・高校の本選大会を聴きに行きます。

本選に進むような学校の楽譜は、みんな上記の小学生のような書き込みだらけの楽譜を持ってステージに上がるんだろうな。

そうです。 きっと...

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| | 2018-08-10(Fri)16:59 [編集]