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田川伸一郎のブログ

第18回東日本学校吹奏楽大会

この土日は、杜の都・仙台市で開催された「第18回東日本学校吹奏楽大会」を聴いて来ました。

会場は、第2回の時に、新浜小学校の子どもたちと「吹奏楽のための音詩『輝きの海へ』」を演奏した懐かしい「イズミティ21」でした。

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出場したのは、北海道・東北・北陸・西関東・東関東・東京の各支部代表の小学校12校、中学校30校、高校18校でした。

どの団体も、各地の代表だけあって、それぞれのバンドの個性や強みを生かした素晴らしい演奏を繰り広げていました。

選曲も多彩で、圧倒的にオリジナル作品が多かったです。
アレンジ物は、小学校が3校、中学校が4校、高校が3校ととても少なく、東日本に進むにはオリジナル作品の方が有利なのかな?、小編成の良い作品が増えたからオリジナル作品が多いのかな?とか、色々と想像をめぐらしていました。

今、上磯中学校で活躍されている中條淳也先生が、前任校の木古内中学校におられた頃、30名弱で喜歌劇『スペードの女王』序曲(スッペ作曲・私のアレンジです)を演奏して金賞(しかも一位でした)を受賞しましたが、そういうクラシカルな名曲が無く、インパクトに頼る感じの曲が多かったのは少し残念でした。

また、最近の傾向で、不協和音を多用したオリジナル作品で勝ち抜く学校が増え、旋律やハーモニーの美しさで訴えかける演奏が少なくなっているのも気になります。
コンクールで勝つには、そういう曲が有利?
「ドミソ」のハーモニーをきれいに合わせるより楽?
・・・
小編成で一曲勝負だからこそ、音楽の基本をしっかり学べる曲で半年を過ごさせてあげてほしいものです。

感心はするけれど、心震えるような感動の演奏が少なかったのも、選曲のせいかもしれません。

一番感動が大きかったのは、なぜか小学生たちの演奏でした。
技術的にも驚きの演奏ばかりでしたが、それ以上に、何かとても自然でピュアなものを感じました。
ここまで演奏するには大変な苦労も乗り越えて来たに違いありませんが、「苦痛感」は皆無で、音楽する喜びや子どもらしい輝きに溢れた演奏ばかりだったことが、とてもうれしかったです。


また、コンクールでは常に「あるある」ですが、下位の学校にひとりだけ満点が付いていたり、一位の学校にひとりだけ最下位の点数が付いていたりと、審査の「謎」が今回もありました。
同じ演奏に、「10・10」と「6・7」が付いていたりと、割れ方もすごかったです。
どちらの評価を信じたらいいのか...

「それがコンクールだ。いやなら出なければいい」と、言われることは分かっていますが。


しかし、評価には関係なく、ステージに立つ児童・生徒たちひとりひとりの誇りに満ちた姿、輝いた顔、指揮者の先生との絆...それそのものが「ゴールド金賞」だと思いました。
どの学校にも、どの児童・生徒たちにも、心から拍手です。
ここまでご指導された先生方、サポートされた保護者の方々、関係者の方々のご努力に敬意を表したいと思います。

主管された東北吹奏楽連盟の皆様のご尽力に感謝いたします。

演奏曲目・審査結果の詳細は、下記のHPをご覧ください。
  ↓
第18回東日本学校吹奏楽大会

来年度の「第19回東日本学校吹奏楽大会」は、10月12、13日に、石川県・金沢歌劇座で開催されます。


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金曜日の練習にサプライズ訪問して、夕食もご一緒した北海道・東川中学校の皆さんです。
僅差で惜しくも目標だった「ゴールド金賞」には届きませんでしたが、3年生が少ない中、最高の演奏ができた『朝鮮民謡』、そして、皆で美味しくいただいた「牛たん」の味を一生の宝物にしてくださいね。
新チームでも頑張っていきましょう!


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| | 2018-10-15(Mon)21:47 [編集]