田川伸一郎のブログ

なびく日本

たとえば、桜の咲く季節に、とても大切な人を亡くされた方がいらっしゃいます。
その方は、毎年、桜の季節になると、桜を積極的に見て、亡き大切な人を偲ぶようにされていらっしゃいます。

たとえば、美しい紅葉の季節に、とても大切な人を亡くされた方がいらっしゃいます。
その方は、毎年、紅葉の季節になると悲しさが増すので、できるだけ紅葉は見ないようにされていらっしゃいます。

どちらの方の感じ方の方が「正しい」と思いますか?


そう、どちらの方の感じ方も「正しい」のです。




自分の感じ方や考え方は「こうだ」とわかっていても、
世間の流れに、とりあえず「なびいて」しまう...

その「なびき」が強烈になると、「パニック」になる。

思いのない「自粛」
根拠のない、形だけの「自粛」
指示された「自粛」
大きな犠牲を伴う「自粛」...

被災地の方々は、日本中の人々に、そんなことを望んでいらっしゃるのでしょうか。




『日本中の自粛』は、「いつ」をもって、「何」をきっかけに、終わるのだろう。
「いつ」からだったら、自粛をしなくてもいいのだろう。
誰が、どのように、その「時」を決めるのだろう。

もし、マスコミが「震災」「被災地」の話題をさほど取り上げなくなった時をもって、自粛が終わりになるのだとしたら、それは一番悲しい。

被災地の「町」の完全な復興には、最低3年はかかると言われている。
被災された方々の「人生」の復興には、それ以上の年数がかかるかもしれない。
「原発」の復興には...全く見込みすらない。

そして、震災で大切な人を失った方々の心の傷、大切な「ふるさと」を失った方々の心の傷は、
簡単に癒えるはずなどない。


きっと、いつの間にか「日本中の自粛」は終わっている。
たぶん、「なびいて」終わっている。

たとえ、被災地の「苦しみ」や「悲しみ」がまだまだ続いていても...

「なびいて」自粛が始まり、「なびいて」自粛が終わっていく...




私は私の「感じ方」で決める。
そして、他人には強要しない。



「なびく」人間であってほしくない。
「なびく」日本であってほしくない。


自分の頭と心で判断してほしい。
「日本」の復興を進めるために...











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