田川伸一郎のブログ

成田での祈り

私が我孫子で母のそばに住むようになってから、母は「成田山にお参りに行ってみたい。」と言うようになりました。

時々思い出し、時々忘れ...

でも、母の人生の中で、「成田山にお参りに行く」ということは、「やり残してはいけないこと」の1つのようでした。

今日は、私のオフ日で、桜ももう終わりに近づいているので、思い切って連れて行ってあげることにしました。

家から成田山新勝寺までは、車で1時間かかりません。

そして、駐車場からは、車椅子から一度も降りずに、お参りが出来、また参道の店並みを散歩することもできます。
身障者用トイレも多く、「バリアフリー」がよく考えられています。

今日は平日ということもあって、とても空いていました。

堂々とした本堂に初めて向かい合い、母は感激していました。

早速、本堂でお参りです。
しばらく、合わせた手を下ろしませんでした。

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「何をお祈りしてたの?」
「もちろん、被災地の皆さんが少しでも楽になりますようにって。それから、私ができるだけまわりの人に迷惑をかけないようにしながら長生きができますようにって。あっ、それと、あんたが元気に仕事ができますようにって。」

自分や私のことよりも、被災地の方々のことをお祈りしていました。

クリスチャンである私も、成田山に行けば、きちんとお祈りします。
もちろん、被災地の方々のことです。


参道の道をあちこち覗き込みながらのんびり進み、お昼はやはり「うなぎ」です。
「特上うな重」を注文してしまいました。
今日は、母に「年金」が振り込まれたので、ごちそうしてもらいました!


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母も、うれしそうに、普段食べることのない肉厚のうなぎを一生懸命食べていました。
とてもおいしかったです。



母は、時々、ふと「~してみたい」とか「~に行ってみたい」とつぶやきます。
そんなつぶやきに耳を澄まし、できることは叶えてあげたいと思っています。

少しずつ身体の不自由が進んでいます。
だから、できるうちに、できることをさせてあげたいのです。

必死に耐えることばかりが多すぎた母の人生でしたから...

そのためもあって、私は教師を辞めたのですから...


これも、「今、私にできること」のひとつです。
「被災地支援」や「音楽」と同じ位、私にとっては「大切なこと」です。


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