田川伸一郎のブログ

そういうことなのですね!

今日は、埼玉県の小学校へお伺いしてきました。
昨年度からお伺いさせていただいている金管バンド編成の学校です。


顧問の先生の私のレッスンへの臨み方は、「自分なりに、『出来上がった』と思えるところまで仕上げる。そして、その演奏に何が足りないのか、どうすればもっと良くなるのか、自分ではどうにもならないことをアドバイスしてもらう。自分でできることまで、レッスンで見てもらわないようにする。」と、とてもはっきりしています。

その結果、「課題」も明確になっています。

なので、逆に言うと、レッスン日のご予約を先にいただくと、その日を目標に、「自分でできること」を徹底してご指導されます。

私のレッスンに「依存」するのではなく、とても「うまく使って」くださっています。

それが、本来、外部講師に指導を依頼する最も意味のある方法だと思います。

「講師に丸投げ」「講師に何とかしてもらおう」「譜読みを手伝ってもらおう」...
ではなく、
自分の力でできることは、自分でやる。
それができなければ、講師はお願いしない。
という、ご自分に厳しい考え方をされている顧問の先生です。
ベテランの先生だからこそのお考えです。



今は、1月におこなわれる埼玉県の管楽器演奏会で発表する2曲を仕上げる段階の練習をされています。

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今日は、基礎合奏と発表曲を聴かせていただいた後、まず、本番を意識してセッティングの変更をしました。

日頃の練習では、打楽器の移動をできるだけ少なくすることや椅子の並べ安さなどを優先してセッティングして練習してしまうことが多いですが、本番を前に、きちんとした「ブラスバンド」の隊形にセッティングし直しました。

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セッティングを替えるだけで、見え方も聴こえ方も全く変わります。


曲の練習では、2曲の曲想を生かし、「拍の流れを特に感じ取って演奏する曲」と「フレーズの流れやまとまりを特に感じ取って演奏する曲」の表現を使い分ける勉強をしました。

また、「曲名」からイメージできることと、現在の演奏との「ギャップ」を皆で話し合い、それを埋めるために「何をどうすればよいのか」を、音楽室の黒板に張ってある『共通事項』(音楽を形づくる要素)の言葉を元に、話し合いました。


楽譜どおりに音を並べることはきちんと指導されている子どもたちですので、その先の「表現」については、こちらからの「押し付け」ではなく、子どもたちと話し合いながら、子どもたちから引き出し、子どもたちが納得して表現できるように導きました。
音楽授業のようなレッスンでした。

また、表現の基をつくるために、楽器を置いて身体を使って拍の流れを感じ取ったり、フレーズの流れやまとまりを線で表現して理解させたりしました。



2曲の表現が、「それらしく」変容してきました。

自分たちの演奏が「変容」していくことを実感できた子どもたちの顔は、生き生きキラキラ輝いてきました。

「ほめられたから」ではなく、「自分たちが変容したから」です。
それが、本当の「学びの喜び」です。


まだまだもっと変容できそうな感じです。

顧問の先生が、「そういうことなのですね!とってもよくわかりました! 子どもたちも、これから身につけなければならない課題をしっかりつかんだと思います!」と、とてもワクワクした「収穫感」でいっぱいのご様子でした。

「自分でできること」をきちんと指導されていらっしゃるので、「気づいていなかったこと」「自分ではよくわからなかったこと」を明確にし、それを解決する練習方法を知ることができたのです。


今日は、年内最後の練習ということで、練習の後は、「ケーキパーティー」でした!
さっきまでの真剣な顔が、一気にニコニコでした!
私も、一緒にいただきました! ごちそうさまでした!

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「練習の後にケーキなんて最高に幸せ!」


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1月の発表会に向けて、今日得た課題をクリアしていきましょう!
そして、今日皆にお話しした「心の学び」も大切にしてくださいね!

みんな、がんばれ!!! 
   

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| | 2011-12-27(Tue)07:42 [編集]