田川伸一郎のブログ

第36回東京都小学校管楽器演奏会

この土曜と日曜の2日間は、先週に引き続き、『第36回東京都小学校管楽器演奏会』に、講師としてお招きいただきました。

今回の会場は、三鷹にある武蔵野市民文化会館でした。

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土曜日は、あいにくの雨で、子どもたちの移動だけでなく、楽器の搬入・搬出にもご苦労があったと思います。
また、インフルエンザとの闘いも相変わらずでしたが、幸いにも「出場辞退」の学校はありませんでした。
良かったです...


今回の講師の先生方です。

25日(土)
・雲井 雅人 先生 (雲井雅人サックス四重奏団)
・南  浩之 先生 (東京芸大フィルハーモニア・ホルン)
・後藤  洋 先生 (作・編曲家)
・田川伸一郎

26日(日)
・波多江史朗 先生 (カルテット・スビリタス サクソフォン奏者)
・山本  孝 先生 (東京音楽大学・ユーフォニアム)
・後藤  洋 先生 (作・編曲家)
・田川伸一郎


講師の先生方のお話は、とても勉強になることばかりで、昼食時間や演奏会前後の時間も、私にとっては大切な研修の時間になりました。
特に、後藤洋先生とは、久しぶりにゆっくりお話しすることができ、小学校バンドの話から、今の日本の吹奏楽について、教育について、そしてスクールバンドに関わる私たちの「使命」について...深いお話を伺うことができました。


この『管楽器演奏会』には、東京都のどの小学校でも出られるわけではありません。
出場できるための「条件」があります。


顧問の先生が、「東京都小学校管楽器教育研究会」主催の年間8回の研修会のうち、5回以上参加しなければならないという「厳しい条件」です。

つまり、顧問の先生方が、「学び合い」「助け合い」...
その学びの成果を子どもたちに還元した「証」としての「演奏会」なのです。

この研修会に参加しなくても、個人で学んでいる先生方はたくさんいらっしゃると思います。
東京都小学校管楽器教育研究会で大切にしているのは、「皆で共に学び合う」ということなので、このような条件があるのです。

バンド指導1年目の先生から大ベテランの先生まで...
皆が手を取り合いながら、子どもたちのために「学んで」いらっしゃるのです。

全部で4日間行なわれる演奏会に、「出場の日」「役員の日」と、先生方は最低2日間は活動されます。
中には、毎回のように運営に汗を流していらっしゃる先生もいらっしゃいます。

比較的ご自分の時間を割ける先生、様々な事情でなかなか時間を割けない先生...
長い教師人生の中には様々な「時」が訪れます。
それぞれの先生の今という「時」に合わせ、助け合って、支え合って、この演奏会を運営されていらっしゃるのです。

4日間、実にスムーズに演奏会が流れる裏には、このような先生方の温かいチームワークと「学ぶ心」があるのです。


そんな情熱と優しさに裏づけされた演奏会の後半2日間には、計34校が出場しました。

25日(土)
♪足立区立千寿第八小学校(金管バンド)
♪立川市立第八小学校(金管バンド)
♪杉並区立沓掛小学校(吹奏楽)
♪昭島市立中神小学校(吹奏楽)
♪武蔵野市立本宿小学校(吹奏楽)
♪青梅市立第四小学校(金管バンド)
♪千代田区立番町小学校(金管バンド)
♪文京区立明化小学校(吹奏楽)
♪練馬区立大泉小学校(金管バンド)
♪江東区立明治小学校(金管バンド+サックス)
♪中野区立平和の森小学校(吹奏楽)
♪文京区立林町小学校(吹奏楽)
♪立川市立第二小学校(吹奏楽)
♪足立区立伊興小学校(吹奏楽)
♪羽村市立羽村東小学校(弦楽合奏+リコーダー)
♪渋谷区立神南小学校(吹奏楽)

26日(日)
♪新宿区立市谷小学校(金管バンド)
♪星美学園小学校(吹奏楽)
♪文京区立窪町小学校(吹奏楽)
♪品川区立大間窪小学校(金管バンド)
♪青梅市立今井小学校(金管バンド)
♪中央区立豊海小学校(吹奏楽)
♪豊島区立高南小学校(吹奏楽)
♪目黒区立東山小学校(管弦楽)
♪狛江市立緑野小学校(6年生全員による金管バンド)
♪足立区立弘道小学校(吹奏楽)
♪杉並区立荻窪小学校(吹奏楽)
♪板橋区立板橋第四小学校(金管バンド)
♪江東区立香取小学校(吹奏楽)
♪台東区立金竜小学校(金管バンド)
♪武蔵野市立第一小学校(吹奏楽)
♪武蔵野市立大野田小学校(金管バンド)
♪台東区立富士小学校(ステージドリル)



東京都の小学校のバンド活動のすばらしい点は、学校の規模には関係なく、とても部員が多いということです。

活動の仕方(練習時間など)に無理がなく、その上、しっかりとした「音楽」をしているために、受験や他のスポーツや習い事との両立ができるということもあるのでしょう。
高学年のほとんどが部員という驚異的なバンドもありました。

朝30分の練習しかしていないというバンドも多いですが、それでもしっかりとした音で「音楽」をしていました。
形だけのバンド活動ではなく、しっかりとした実績(コンクールということではなく、しっかりとした演奏や子どもたちの姿、地域への貢献など)を見せているから、子どもたちも保護者もあこがれて入部するのだと思います。

男子も比較的多く、学校によっては、半数あるいは半数以上が男子というバンドもありました。
「男の子が胸を張って音楽できる高学年、そして学校に...」という「最終目標」に向かって、私も男子を積極的に吹奏楽部に参加させていましたので、とても嬉しく思いました。


4日間の演奏会に出場した70校の演奏を真剣に聴き、心を込めて講評を書かせていただきました。
各学校の「学び」と「課題」をとらえ、文章にしてお返しすることは、私にとっても大変な勉強になりました。
ありがたいです...

たくさんの先生方、そして、この2日間もたくさんの大学生に助けられての開催でした。
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3月9日には、最終のまとめとして、4日間の演奏会を振り返っての勉強会がおこなわれます。
時期の問題で、出席できる先生は少ないようですが、講師の先生方を代表して私が出席させていただき、先生方とご一緒に「演奏」を振り返り、今後の課題について話し合っていくことになっています。




レッスン校の小学校も、「学び」の跡が見える演奏を聴かせてくれました。
朝、偶然に会えて、みんなで大喜び!  緊張がほぐれましたね!

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東京都小学校音楽教育研究会・東京都小学校管楽器教育研究会の先生方、4日間通してお招きいただき、ありがとうございました。
両研究会のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。



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| | 2012-02-28(Tue)18:59 [編集]


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| | 2012-02-29(Wed)18:35 [編集]


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| | 2012-03-10(Sat)17:11 [編集]