田川伸一郎のブログ

釧路の大学バンド

釧路では、大学バンドにもお伺いしました。

昨年度、コンクールに向けてのレッスン、そして12月の定期演奏会で「客演指揮」をさせていただいた北海道教育大学釧路校交響吹奏楽部です。


この大学では、主に「小学校教員」を目指す学生さんが学んでいます。

昨年度、一緒に練習した学生さんのうち何人かは、この4月から小学校の教壇に立ち、「先生」としての道を歩み始めています。
勤務した学校で、バンド指導にかかわっている「先生」もおり、私の方にも意欲的なメールや電話をくれたり、時には、悩みを相談してくれたりしています。

今年は、1年生が20数名入部し、昨年度よりも10名以上も多い64名の部員で活動していました。

練習場は、熱い学生さんたちでびっしりでした。

お伺いしたのは、金曜日の夜。
レッスンは、19時から22時までの3時間でした。

定期演奏会の時に、部員全員の名前を覚えたので、1年生以外は全員名前がわかります。

私にとってレッスンにお伺いしている唯一の大学バンドですし、遠い北海道のバンドではありますが、名前を知っているというだけで、とても親しい「仲間」という感じがします。

レッスンでは、6月におこなわれる『サマーコンサート』で演奏する予定の大曲をみっちり練習しました。

昨年度からの流れもあり、私のレッスンの仕方にとてもよく慣れてくれており、「音楽を手で表す」のような活動は、少しのきっかけを与えれば、自分たちでどんどん「変容」できるようになっていました。
昨年は、皆、「きょとん?」としていましたが...

これは大きい成長です。


そして、「さすが教育系大学」の学生さんたちだけあって、声を出すとか身体で表現するといったことそのものには、何の抵抗もありません。
だから、私のやりたいこと、付けたい力が、すうっと入っていきます。
すばらしいです。


まだ、技術的に未完成な点はあちこちに見受けられましたが、「今日は、『音楽』しましょう!」という私の声かけに乗って、この曲の「命」に迫っていくことができました。

「全くの初心者」と聞いていたホルンの1年生も、すばらしく「音楽」していました。

「あれ、君は初心者ですよねぇ。ずいぶんよく吹けますね。」
「・・・あの、全部吹き真似です...すみません。」
「すばらしい!吹き真似が上手い人は、技術の伸びも早いんですよ。身体や表情は、しっかり音楽していますから、きっとすぐ上手になりますよ。」
「ありがとうございます。」

これは、本当のことです。

3時間、わずかな休憩も無しにレッスンを続けました。
せっかく千葉から釧路まで来たので、1分の休憩時間も「もったいない」と思ったのです。
学生さんたちも、同じ思いだったのでしょう。
全くゆるむこともなく、最後までものすごい集中力で練習していました。

入部に迷い、初めて見学に来てみたというフルートの1年生も、合奏に入って私のレッスンを受ける「ハメ」となり、私の指示にしっかり「ハイ!」と返事をして「音楽」していました。
「君、返事がすばらしいね。それに、君の音もすばらしいし、これだけハマッて演奏しているんだから、迷うことないね。さっそく入部して、しっかりがんばってくれたまえ。」
「あ、ハイ。」
「またレッスンに来るかもしれないから、そのときはよろしく!」
「あ、よろしくお願いします。」
「みんな、彼は入部決定です!」
「おお、やったぁ。」と、皆で拍手。

本当に、入部したそうです...

「部員確保」にも役立ってしまいました!


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君たちの純粋さと真面目さが大好きです!
今年も、心に残る良い活動をしていってくださいね。
「サマーコンサート」の成功をお祈りいたしております。
またきっとお会いしましょう!



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大学バンドは、「親睦会」も楽しいです!
このバンドの「親睦会」には、市内のバンド指導をしていらっしゃる先生方も出席し、
学生さんたちは、現場の様々な話をうかがうことができます。
こんな関係から、学生さんたちは、先生方の学校に、ボランティアで楽器のレッスンに
伺うこともあり、とても喜ばれています。


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私を、この大学バンドをはじめ釧路の先生方に紹介して、レッスン計画を
取りまとめてくださっているこのバンドの常任指揮者・笹本裕一先生(市内の小学校の先生)と、
このバンドの顧問である中西紗織先生です。
すばらしいご縁に感謝いたします。



釧路でのたくさんの出会い、感動...

こんなすばらしい機会を作ってくださった先生方、本当にありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします。




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最後の最後までお見送りくださった笹本先生と教育大学の学生さんです。
私は、ガラスの向こうです...
一緒にお見送りくださった高校の先生が写して、メールで送ってくださいました。
皆さん、本当にありがとうございました。
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| | 2012-05-29(Tue)07:09 [編集]