田川伸一郎のブログ

札幌市の中学校・高校バンド

この金曜日から北海道・札幌市にお伺いしています。

この記事は、札幌のホテルからアップさせていただいています。

金曜日には、高等学校バンド、土曜日には、中学校バンド2校にお伺いさせていただきました。


どのバンドも、コンクールに向けての課題曲や自由曲のレッスンでした。

・「基礎合奏」の確認と修正、効果が上がる進め方
・今、できている状態から、一歩二歩進むには、何をどうすればいいか。
・今、取り組んでいる曲を「演じ切る」ためには、何をどうすればいいか。
・今、取り組んでいる曲を、どう解釈すればいいか。
・このバンドの「良さ」は何で、「課題」は何か。
・バンド活動、音楽を通して、「生きること」を考える。
・・・



それぞれのバンドの実情、顧問の先生のお考え、お悩みを汲んで、私なりの手立てや方法で、生徒さんたちに向き合わせていただきました。

この3校のバンドに共通していたすばらしさは、とても「柔軟性」があるということでした。

私の話をとても興味深げに聞き、様々な問いかけには楽しそうに考え、反応し、いつもと違う練習方法にも抵抗なく取り組め、いつもと違う表現にもすんなり塗り替えられました。

顧問の先生の日頃からのご指導の良さ、そして、生徒さんたちに私のことをとても丁寧にご紹介くださったことで、生徒さんたちの気持ちが私にしっかり向いたのだと思います。

レッスンを進めやすくするための温かいご配慮がとてもありがたかったです。


お伺いした3つのバンドのレッスンの様子をご紹介します。





金曜日の夕方~夜は、初めてお伺いした高校バンドでした。

このバンドは、部員の約四分の三が、高校に入ってからの初心者だそうです。
そうとは思えないほどの演奏レベル、そして、「音楽大好きオーラ」に驚きました。
部長さんは、大人以上にしっかりしたあいさつや会話ができる男の子でした。
彼も、高校からの初心者と聞き、びっくり。 何でこんなに上手いのでしょう。
顧問の先生は、「魔法使い」のようです。


2406291.jpg  2406292.jpg

2406293.jpg  2406294.jpg

コンクールでは、私のアレンジ曲を演奏してくださることになっています。
レッスンでは、一気に「音楽」を伝えましたが、顧問の先生も感動されるほどの大きな変容を見せました。
それだけ「感性」の優れた生徒さんたちでした。

練習が終わったのは、夜になってからでしたが、次々に質問に来たり、満足感でいっぱいの顔でおしゃべりに興じたり、なかなか帰ろうとしませんでした。
そんな彼らのナチュラルな姿にも、ますます親しみを持てました。


2406296.jpg
玄関まで追いかけて見送ってくれた皆さん、ありがとう!


2406295.jpg
もっともっとずっと一緒にいたい位、君たちとの時間は楽しかった! 
君たちひとりひとりが、そんな「いい空気」を作っているのです。
またお会いできたら、うれしいです!
お招きいただき、ありがとうございました。








土曜日の午前中は、初めてお伺いする中学校バンドでした。

こちらのバンドの顧問の先生は、「超」が付くほどのベテランで、実力も実績もあり、私は先生の指揮される前任校の演奏を「普門館」で聴かせていただいたこともあるほどです。
そのようなすごい先生にお招きいただいてしまい、申し訳ないやらうれしいやら...

でも、先生は、私に対して「上から目線」になることもなく、とても奥ゆかしい態度で、「演奏はまだまだでして、申し訳ありません...」と。

本当の「一流」の人は、どこまでも「謙虚」です。
まず生徒さんたちに、そのことを話しました


2406301.jpg  2406302.jpg

2406303.jpg  2406304.jpg

レッスンは、課題曲のマーチでした。
スケール大きく、ざっくりとつかんで練習されていたマーチに、私はあえて「繊細な色」を加える指導をさせていただきました。

部分部分のハーモニーの味わいを表現に生かしたり、フレーズの中のポイントをつかんだり、「拍子感」を感じながらも「拍節的」にならない表現の仕方を試みたり...

先生は、私に全てを任せて、大切な生徒さんたちをお預けくださいました。
生徒さんたちも、私の指導に、本当に素直に楽しく真剣についてきてくれました。

どれだけお役に立ったかどうかはわかりませんが、私はこの学校の生徒さんたちと練習させていただいた時間が、とても勉強になるひとときとなりました。


2406306.jpg
部の中心となって活躍している3年生の皆さんです。

2406305.jpg
私の話を、「返事」だけでなく、うなずきや笑顔など、様々な形で反応しながら聞いてくれた皆さん。
そして、全員の目線が、いつもこちらに向けられていました。
そして、「学ぶことの楽しさ」を感じて練習していることが、何よりすがすがしいです。
何から何まで、私の方が勉強させていただきました。
ありがとうございました。







午後に伺ったのは、今年の1月に一度お伺いした中学校でした。

今回は、2回目のお伺いとなります。
あいさつの後、部長さんに「で、その後、バンドの様子、練習の様子は、いかがですか?」と聞いてみました。
「みんな、しっかりがんばっています。ええと...ちょっとうまくいっていないこともありますが...」
「それはどういうことですか?」
「人間関係とか部活の雰囲気とか...」

少しだけ話してくれました。

これだけの人数が集まって活動していれば、何もない方が不思議です。
まして、身体も心も、とても不安定になる中学校時代です。

そこで、レッスンの前後や途中に、「心」のお話を散りばめてあげました。


2406307.jpg  2406309.jpg

24063010.jpg  24063012.jpg


1月にレッスンさせていただいた「基礎合奏」を確認しましたが、とても良く継続し、1年生にもきちんと伝えられて、正しい練習が行われていることがうれしかったです。


「課題曲」は、午前中の中学校と同じマーチでした。
先生のお人柄どおり、とても丁寧に、几帳面に練習してあるマーチでした。

このバンドの「今」とマーチの「場面」を当てはめて解釈し、曲を練習しながら、このバンドの「今」にリンクさせていきました。

演奏の変容と共に、皆の表情もどんどん変わっていきました。
納得の「うなずき」もたくさん見られました。

きっときっと、このチームは「良い方向」に向かいます。
大丈夫! 大丈夫!


24063011.jpg
「前回も感動しましたが、今回も、もう、本当に感動しました。今、うちの生徒たちに必要なことを、演奏面でも精神面でも、しっかりと伝えていただきました。そして、課題曲と生徒たちの生活をリンクさせていただいたおかげで、部長のあいさつのように、皆、この曲の意味を深く理解し、この曲をもっと好きになったと思います。」
顧問の先生のもったいないくらいのお言葉が、うれしかったです。
7月末にもう一度お伺いさせていただくことになっています。
一歩前に進んだ君たちとの再会を楽しみにしています。

がんばれ、みんな!





今日の日曜日は、今から、小学校2校にお伺いします。

レッスンの様子は、帰宅後、明日アップさせていただきます。


札幌は、なぜか、とても暑いです...
今日も、大汗かいてがんばります。



スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2012-07-01(Sun)09:50 [編集]


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2012-07-03(Tue)22:00 [編集]