田川伸一郎のブログ

北海道木古内町からの真心の贈り物

昨日は、低気圧の影響で、日本海側の地域、そして北日本は大変な荒天でした。

お住まいの地域は、いかがでしたでしょうか?
大きな被害を受けた地域もあるようです。
心からお見舞い申し上げます。

私は、午前の飛行機で函館に向かう予定でした。

天気予報が気になりながらも、「絶対に行く!」の覚悟で、羽田に向かったのですが...
「強風のため欠航」...最悪の事態になってしまいました。

JRでとも思ったのですが、JRも荒天に勝てるとは限らないし...
仕方なく、暗い気分で帰宅しました。


今回の函館へのお伺いは、「特別な理由」がありました。
学校からのレッスン依頼ではなく、「表彰式」に出席させていただくためだったのです。

私が、「木古内町」の町長さんから「感謝状」をいただけることになり、その授賞式を準備してくださったのです。



私が、初めて「きこない」という町を知ったのは、今から20年前、平成5年のことでした。
当時、上磯町立(現在は北斗市立)上磯小学校で吹奏楽を指導されていた高橋徹先生からのお招きで、上磯小学校吹奏楽部に初めてお伺いした折に、同時にお伺いしたのが、木古内小学校でした。

木古内町には、小学校と中学校が1校ずつしかありません。
そして、どちらも小さな学校です。

それから、約20年間、顧問の先生が代わっても、木古内小学校にはほぼ毎年レッスンにお伺いさせていただき、私がフリーになってからは、この木古内小学校の卒業生が進む木古内中学校吹奏楽部のお手伝いもさせていただくようになりました。

そんな中、木古内小学校吹奏楽部は、こども音楽コンクールでの全国一位・文部科学大臣奨励賞、日本管楽合奏コンテストでの最優秀賞など、コンクールでもすばらしい実績を残すほどのバンドに成長しました。

木古内中学校吹奏楽部は、私が関わらせていただいたこの3年間、部員数が20数名という状況でがんばっており、顧問の中條淳也先生からの委嘱で、私がコンクール曲のアレンジを実態に合わせてさせていただき、一昨年度は、バレエ音楽『青銅の騎士』(グリエール)、昨年度は、『リシルド序曲』(パレ)、今年度は、喜歌劇『スペードの女王』序曲(スッペ)を演奏されました。

昨年度と今年度は、『東日本学校吹奏楽大会』で2年連続の金賞、特に今年度は、出場団体中最高点での金賞受賞となりました。


今年度、木古内町は町制施行70周年を迎え、11月10日に記念式典を開催されましたが、その折に、様々な「功労者」に感謝状が贈られました。

その「功労者」のひとりに、私が選んでいただけたのです。

私は、ただ先生方と子どもたち、保護者の皆様のご努力に、ほんの少しお手伝いさせていただいただけなのですが...

20年間、たくさんの勉強をさせていただき、たくさんの出会いと真心、そして、たくさんの感動をいただいたのは私の方ですのに...

現職の時には、子どもたちは、14回も全国一位の表彰を受けましたが、私個人が表彰されたことなど一度もありません。

そんな私のような者がここまでしていただけるなんて...ありがた過ぎます。


今日は、私がお伺いできない代わりに、木古内中学校吹奏楽部顧問の中條淳也先生が、私に代わって授賞式に出席してくださり、先ほどメールでメッセージと写真を送ってくださいました。


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田川先生、こんにちは。

本日、12月7日(金)午前10時より 木古内町役場・町長室で感謝状授賞式が行われました。

ご出席は、
木古内町町長 大森伊佐緒様
木古内町教育長 野村広章様
木古内町役場総務課主幹 名須賀六男様
のお三方。
そして、田川伸一郎先生の代理として中條が出席させていただきました。

大森町長様は,前日まで札幌へ出張にいらしていましたが、JRが運休となっていたため、長距離バスで帰町されたそうです。
昨日からの悪天候のため,交通機関は大混乱。
幸い、木古内町には大きな被害はありませんでした、道内はあちらこちらで被害が出ています。
田川先生の飛行機も運休になってしまい,お会いできないことを非常に残念がっておられました。

授賞式は、野村教育長様、名須賀主幹様の立会いのもと行われました。


大森町長様、野村教育長様から、次のようなコメントをいただきました。


大森町長様より

普通、吹奏楽の講師の先生と言えば、楽器の吹き方とか、演奏の方法などを教えてくれる方だと思っていましたが、田川先生は少し違うと聞いています。
まず教育者として子どもたちの成長を一番に考えてくれている人である。
また、子どもたちだけでなく、顧問の先生方に対しても一生懸命ご指導してくださっている。
田川先生は、長年にわたって、木古内町の小学校と中学校の吹奏楽を素晴らしいバンドに育てるお手伝いを親身になってやってくださった。
その蓄積が、木古内中学校吹奏楽部の今回の東日本大会における最高点での金賞受賞につながったのだと思います。
本当にありがたいことです。
木古内町の町制施行70周年の記念の年に際し、感謝状という形で町として感謝の気持ちを伝えたいと思います。
残念ながら今回は悪天候のためお会いすることができませんでしたが、また機会がありましたら、ぜひ直接お会いしてお礼を申し上げたいと思います。


野村教育長様より

木古内中学校吹奏楽部のモットーである『真心の音楽』の通りの指導をされているのが田川先生だと思います。
以前、木古内小学校吹奏楽部を指導されている姿を見て、そう感じました。
どういう風に聴いて欲しいのか、どういう気持ちを伝えたいのか、
そういう『心』を大事にしながら、熱心に指導されていた姿が今でも目に焼き付いています。
木古内中学校吹奏楽部の子どもたちも、小学校の頃から田川先生に指導していただき、その経験が今の中学校での活躍につながっていると思います。
子どもたち一人一人のことを考えてくださる本当に素晴らしい方です。



感謝状の方は、私のほうで責任を持って送らせて頂きます。
とりあえずメールでご報告いたします。

2012.12.7
木古内町立木古内中学校
中條淳也



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向かって右の方が大森伊佐緒町長様、向かって左の方が野村広章教育長様です。

24120702.jpg
私に代わって感謝状を受け取ってくださった中條淳也先生
ありがとうございました。


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大森町長様、野村教育長様、名須賀六男主幹様、お忙しいところ、私のためにこのような晴れがましい場を設けてくださり、本当にありがとうございました。

交通事情のため、お伺いできず、大変残念に思います。
しかし、それにもかかわらず、予定どおり授賞式をおこなってくださり、中條先生を通じて、温かいコメントや身に余る感謝状を賜りましたこと、心から感謝いたします。

町長様はじめ木古内町の皆様の「真心」を精一杯の誠意で受け止め、今後も、要請のある限り、木古内町の宝である木古内小学校、木古内中学校の先生方と子どもたちのために、できる限りの力を注いで参ります。

海と山、美しい自然と人情味溢れる優しい人々...

2015年には、北海道新幹線の始発駅ともなる木古内の町が、ますますご発展されますよう、そして、町長様はじめ皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本当に本当にありがとうございました。


                                田川伸一郎


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| | 2012-12-07(Fri)20:55 [編集]


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| | 2012-12-08(Sat)17:31 [編集]