田川伸一郎のブログ

あと2週間

昨日は、東京ブラスコンコードの1日練習に行ってきました。

3月の第2週から、私は、TBCに完全復帰し、毎週の1日練習に参加しています。

4月28日の演奏会まで、あと2週間...

2週間と言っても、練習は、前日の土曜日以外は日曜日だけですから、昨日の練習を含め3回だけしか練習日は残されていません。
学校の2週間とは全く違います。

私は、第一部は打楽器の演奏、第二部とアンコール曲の7曲は指揮をさせていただきます。

学校で指導するのとは訳が違い、アマチュアを言えども、それぞれに音楽経験があり、ご自分の「音楽観」もある「大人」の演奏団体ですから、団員ひとりひとりの音楽性を生かしながら、私自身の思いとの接点を探していくという、とても難しい練習になります。
私にとっても、深い勉強の場になります。


昨年とは、明らかに変わったことがあります。

昨年は、指揮者の井上謹次先生が急に亡くなられた後だったため、そのこと自体の悲しさや不安定さを皆が隠し切れず、音楽がうまく流れない時に、「井上先生だったら...」と、心のどこかで井上先生を追ってしまっていた面がありました。

私自身もです。

できるはずもないのに、「井上先生の代わり」にならなければと、もがき、苦しみ、落ち込み...
団員の皆の「眼」が、「井上先生のように指揮してくださいよ」と言っているように見えて...

昨年度、プログラムの半分の指揮をしてくださった緒形まゆみ先生は、私のそんな苦しみをよくわかってくださり、「田川先生らしくやれば、大丈夫ですよ」と、たくさんたくさん励ましてくださいました。
本当にありがたく、うれしかったです。

今年は、団員も、私も、少し自立できた気持ちです。

「井上先生だったら...」ではなく、井上先生から教えていただいた「音楽の心」を大切にしながら、自分たちの音楽をつくろうとしています。

また、この1年間に入団された方は、井上謹次先生のことをご存じでない方もいらっしゃいます。

そういう方々のこれまでのご経験も、私たちにとっては大切な力です。

井上謹次先生を失って一番辛かった時を皆で乗り越え、未熟ながらも自立して進むTBCを実感しながらの練習は、ひとりひとりの声や思いが、以前に増して前に出るようになっている気がします。

謹次先生の奥様の井上文子先生は、4月に入ってからは毎週アドバイスにいらしてくださり、私たちだけの練習では足りないことろを、細かく丁寧に教えてくださいます。

本当にありがたいです。



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3月までは、音程とかハーモニーとかリズムとか...学校のバンドの練習と、さほど変わらないようなヨチヨチ練習が続いていましたが、4月に入ってからは、技術的な練習もしながら、徹底的に「音楽」を深める練習に移っています。

ここまで来ると、練習もとても楽しくなってきます。

しかし、まだまだやらなければならないことはたくさんあります。
でも、楽しく真剣に取り組んでいけそうです。

おかげさまで、前売りチケットも、多くの方々にお求めいただいています。
私たちの演奏会を楽しみにしてくださっている方々のお心も、私たちの大きな支えです。

ありがとうございます。


あと2週間...

団員一同、精一杯がんばります。


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| | 2013-04-15(Mon)20:46 [編集]


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| | 2013-04-17(Wed)06:41 [編集]