田川伸一郎のブログ

函館の中学校バンド

函館では、4校の中学校にお伺いさせていただきました。

どのバンドも、1、2年生での新チームの活動真っ最中です。

新しいチームの「空気」や「サウンド」を感じながら、それぞれの学校からのご依頼の内容に応えたレッスンをさせていただきました。


1校目の中学校です。

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4年間お付き合いさせていただいている中学校バンドです。

このバンドは、いつも真剣モードで大人っぽい雰囲気なのですが、今のチームは、とても開放的で伸びやかで、よく反応し、よく笑います。
「返事」だけでなく、自然なうなずきや笑顔での反応が多くなり、とても良い「空気」をつくっていました。

2年生よりも1年生が多いのですが、その1年生たちが、先輩に臆することなく積極的にふるまっているのもいいことです。パートによっては、2年生ひとりに1年生3人というパートもあり、手を焼くこともあると思いますが、2年生の「心の広さ」が1年生をすくすく育てているようにも思えました。

3月末におこなわれる「定期演奏会」に向けて、そして、来年度のコンクール自由曲の候補曲として、バレエ音楽に取り組んでいました。
難しい曲なのですが、このレッスンをひとつの目標として、皆で必死に練習してきたそうです。
指揮に合わせて、インテンポで通せるまでになっていました。
初心者の1年生も多いのに、最大級の努力の跡が見られました。
基礎的なことも含め、今後、伸ばしてほしい力、練習の課題としてほしいことを具体的に提案させていただきました。

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ほんとに中学2年生?というほどしっかりした、そして爽やかな部長君です。  

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新チームでとても良い活動を展開していますね。
とっても明るい! 元気がある! 笑顔がある! 思い切りがいい! 失敗を恐れていない!
これから大きく伸びていくために不可欠な「良い環境」を、君たち自身が作り上げていますね。
ゆったりと大らかな2年生と、勢いいっぱいの1年生が、良いバランスでお互いの良さを認め合い、高め合っていることも微笑ましいことです。
技術的にはまだまだ課題は多いけれど、皆で前に進む「心のエネルギー」が満ち溢れているから大丈夫!
次に会えた時には、皆で一歩、二歩、三歩...と成長してきた姿を見せてくださいね。
がんばれ!


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ダイエット中の田川のために、顧問の先生が用意してくださったドリンクです。
3本もいただいてしまいました。ありがとうございました!




2校目の中学校です。

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4年間お付き合いさせていただいている木古内町立木古内中学校です。

「日本管楽合奏コンテスト全国大会」でも最優秀賞を受賞した皆さんですが、たくさんいた3年生が引退して、今は17名という少ない人数で活動しています。
活発で力のある3年生たちでしたので、今はどんより暗いのでは...と少し心配しながらお伺いしたのですが、それは全く取り越し苦労でした。
今まであまり口を開かなかったおとなしい生徒さんが、どんどん口を開き、話し、皆でぐんぐん前に進んでいたのです。
3年生の良いところを「真似」するごとく、指示の仕方、私からの働きかけに対するリアクションの仕方もはきはきしていました。

新チームをこのような良い雰囲気にもっていった顧問の欠先生のご指導に敬服しました。
雰囲気と共に、皆の演奏技術もずいぶん上がっていました。
特に1年生の音色や音量が向上し、表現も積極的になっていてびっくりしました。

今は、小編成向きの易しい邦人作品を教材にして、基礎力を上げています。
アンコンも地区代表に選ばれ、全道大会に向けて練習中です。

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3年生が抜けて、人数も力も不安な状態を、君たち自身が乗り越えようと、皆で明るく積極的に変容し、前だけを見て進んでいる姿に心打たれました。
ひとりひとりが、欠けることができない大切な大切な「宝」です。
そして、君たちひとりひとりは、このチームの宝であると共に、「この町の宝」です。
「木古内」という町の名前を全国に発信し、町の方々の誇りになってきた木古内町立木古内中学校吹奏楽部。
これからは、君たちの力で、「真心の音楽」を奏で続けていきましょう。
僕はずっと君たちを支えていきます。 
君たちが大好きだから。


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広い校庭は、一面の雪。
海と山と豊かな自然と人の温もりに囲まれた木古内中学校です。
新年度の新入生は、全部で20数名の予定の予定です。




3校目の中学校です。

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昨年の5月からお招きいただいている北斗市立上磯中学校です。

転勤したての顧問である中條先生を温かく受け入れ、先生の深い愛情と高い音楽性を受けてすくすくと育ち、吹奏楽コンクールでは、「全国大会初出場」、加えて「初ゴールド金賞」を果たしました。
生徒さんたちの「素直さ」があったからこその成果でした。

今では、もうすっかり先生と生徒さんの信頼関係ができ、互いに安心して向かい合っているようでした。
3年生が引退しても、チームの勢いは衰えることなく、ますますパワーアップしています。

1、2年生でも70名近いメンバーがおり、全員でとても難しい邦人作品を練習していました。

顧問の中條先生は、3学年の担任です。
ご多忙を極める中、アンコンや他の発表会にもどんどん参加され、生徒さんたちと一緒に努力されている姿には頭が下がります。
いつ時間があるのだろうと思うほどスコアもよく勉強され、生徒さんたちに「音楽」をさせていらっしゃいました。
レッスンでは「♯系の調から♭系の調に転調するときは、どんなサウンド変化が必要か。」「ハーモニーの色を感じ取って、それを伝えるにはどうすればよいか...」など意味の深い勉強をしました。

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会いに来てくれた3年生と打楽器パートのみんなです。 ギャハハハと、みんなよく笑います!          
  
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「全国大会金賞受賞」の中心なった3年生が引退し、「重すぎる実績」を背に、歩き始めていることでしょう。
でも、「今、音楽を楽しめる」というのは、コンクール以上に大切なことだと思います。

明るい雰囲気づくり、「ハイッ!」以外の様々な反応の仕方、曲の味わいをどこまでも追求すること、そのために必要な技術を習得すること...皆、本当によく頑張っていると思います。
3年生が受験を終えて、定期演奏会前に戻って来た時、皆の伸びにきっと驚くと思いますよ。

新チームの合言葉は「全員力」でしたね。
部員全員が、ひとり残らず本気になり、その思いを「束」にしていくような音楽活動を期待しています。

がんばれ!


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3年生の元部長さんが、受験期にもかかわらず、改めて、全国大会出場のお礼の気持ちを伝えに来てくれました。
ありがとう! 受験を成功させて、3月の定期演奏会では、またキラキラと輝いてくださいね。




4校目の中学校です。

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今年度からお招きいただいている中学校です。
顧問の先生は、「人間的な成長」を第一に考え、生徒さんたちを包み込む温かさをもって、音楽面では厳しく、レベルの高いご指導をされていらっしゃいます。

夏のコンクール後、先生は部活だよりに私のことを書いてくださいました。
まだ出会って間もなく、たいしたお手伝いもできずに申し訳ない気持ちだったのに、最大級の言葉で、私への感謝や信頼の思いを、生徒さんたちや保護者の方々に伝えてくださったのです。
その先生の温かい思いの詰まった部活だよりに、私はボロボロ涙をこぼして泣きました。
生徒さんたちひとりひとりからの手紙に、さらに涙...
先生が送ってくださった部活だよりは、今も私の宝物で、レッスンに持ち歩くファイルの中にそっと挟んであります。

今回のレッスンでは、「現状をそのまま見ていただき、演奏技術だけではなく、部員たちの活動自体の面からも、課題をご指摘ください」という謙虚なお言葉を頂戴いたしました。
これだけすばらしい部活運営をされていても、なおかつ「客観的な眼」からの指摘を望まれる志の高い先生に導かれた新チームの生徒さんたちは、予想どおり、いや予想以上の濃さで活動していました。
「課題をご指摘」だなんて...ただただ敬服の気持ちをお伝えしました。

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「田川先生、おかえりなさい」...まるで皆の家族のように、仲間のように、言葉だけでなく態度でも、温かく本気で迎えてくれました。
限られた時間の中で、「お話」「基礎」「曲の合奏」「初見合唱」「君たちからのお別れセレモニー」とすごい勢いで進めましたが、どの場面でも「前に進む」「一歩でも進む」「変容する」という姿勢に、感動しっぱなしでした。
君たちのように「学ぶ意思」の高さを持つには、どのように指導すればよいのか、私が顧問の先生に教えていただきたい気持ちでした。
真剣なだけでなく、良い意味で子どもらしく、お茶目なかわいらしさを見せてくれたり、思い切り笑い転げたり、大胆なサプライズセレモニーを企画してくれたり...
風邪で熱を出して休んでいたテナーサックス君が、私の帰り際にお母さんに連れられて会いに来てくれ、さらに感激でした。(お母さん、彼の思いに協力してくれて、ありがとうございました。会えてとってもうれしかっです。)

そんな君たちの「思いっきりの青春」を優しい笑顔で見守る先生の大きな心と愛情に、君たちの幸せを思いました。
これからも、人を包み込める愛に満ち溢れた音楽を奏でていってくださいね。




寒く雪も多いこの冬場の時期にも、毎年、私のレッスンをご依頼くださり、それを良い目標にして、きちんと課題をもって練習に取り組んでいらっしゃる函館の先生方と子どもたち。

レッスンを受けられないバンドの先生方も、夜の勉強会には多数ご参加くださり、近況報告や来年度の活動への夢を話してくださいます。

みんなみんな、子どもたちが大好き、音楽が大好き、そして、仲間が大好きなんだなぁ。
こんなすばらしい先生方に育ててもらえる子どもたちは幸せです。



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「先生仲良し、子どもが育つ」 
寒い冬ですが、こんなにあったかい仲間がたくさんいるから乗り越えていけますね。
次にお会いするのは5月。
新緑の中の先生方と子どもたちの「息吹」を楽しみにしています!

お招きいただき、ありがとうございました。

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| | 2014-02-05(Wed)15:24 [編集]


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| | 2014-02-07(Fri)23:40 [編集]